『2018年大河ドラマ「西郷どん」の原作が、単行本として発売されました!』

 

この林真理子さんの原作を元に、中園ミホさんの脚本にて、ドラマが進行していくのですが、

よりドラマを楽しむために、まずは原作を知っておくことをオススメします!

 

メリットとしては、

何と言っても2度も西郷どんを楽しめちゃう!っていうのがもう最高!

 

ということでまとめてみました!!!

途中、私の主観も入っていますが、さらーと流していただければと思います!

是非、大河ドラマを見る際のサブツール的な存在として本記事を扱っていただければ!

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2018年大河ドラマ「西郷どん」をひとまとめにした記事はこちらをご覧ください⬇⬇⬇

大河ドラマ・西郷どん(せごどん)のネタバレまとめ!西郷隆盛は~

今回は「上巻の一」のあらすじまとめです!

それでは行って見ましょう!

 

西郷隆盛の息子菊次郎、京都市長に就任する!

明治37年10月12日、上本能寺町にある京都市役所にて西郷隆盛息子、菊次郎が京都市長に就任します。

 

菊次郎の父西郷隆盛は、明治維新を立ち上げた重要なメンバーの一人です。

その後、死の直前、西郷隆盛は、西南戦争で政府に対抗したため、朝敵と言われた時期もありました。

でもでも、西郷隆盛が西南戦争を起こした本当の理由は、腐敗した政府高官を。

正すためでした。

今回の息子菊次郎の京都市長就任は、そんな父西郷隆盛の汚名をさらに晴らすべき思惑が働き実現したのでした!

 

西郷隆盛の息子としての就任挨拶

西郷隆盛属する薩摩藩の武士たちは、京都を戦場にしたり、粗野で下品でしたので、上品な京都人からは、芋侍と陰口を叩かれていたほど評判が悪かったのです。

そんな中、西郷隆盛だけは京都の人達から崇め好かれていました。

偉大な西郷隆盛の凄さです!

なので、菊次郎の就任も概ね歓迎されたものになりました。

そして台湾で高官の座にあった菊次郎の挨拶は、声も大きく、明瞭で、言葉もわかりやすく、わずかに南国の訛りはあるが、流石な挨拶でした。

しかし最後、菊次郎が挨拶の結びの発言「京都の発展に全力を尽くしますのでご協力して欲しい」という言葉は、下級職員の微妙な感情を不愉快なものにするところなってしまいます。

それは、近代化に対応できていない京都市は、完全に時代の先頭からは脱落してましたが、(上水道がまったく敷かれていないなどが原因で伝染病を大流行したり)それをよそ者によって京都の発展のことを語られ、プライドを傷つけられた事によるものでしょう。

 

京都ホテルでの宴会

下級職員の感情とは違い、お偉方は歓迎モード!

芸子さんを囲んでの飲み会のなか、西郷隆盛の手毬唄を芸姑が唄い始めます。

その唄の中に出てくる主人公は、まさに西郷隆盛の娘、つまりは菊次郎の妹でした。

菊次郎は、奄美大島出身ですが、唄を聞いて故郷の事を思い出し涙を堪えるのです。

 

菊次郎の自宅での宅飲み

菊次郎の右腕的存在の川村と菊次郎の自宅で飲み直します。

そこで、西郷隆盛の話題になるのですが、

川村は、西郷隆盛の事を息子菊次郎に、なぜ薩摩からあのような偉大な人がでたのか聴きたがります。

菊次郎は父と一緒に戦い、西南戦争で失った自身の右脚を思いながら、父西郷隆盛の事を思い出そうとするのです。

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ここから西郷隆盛の少年時代へ物語の場面が変わります!

薩摩とはどんな所?

薩摩は桜島を中心とした火山地帯!火山灰が積り、米を育てるのが難しい土地です。

よって米中心の日本経済の中にあって、薩摩藩は厳しい環境を強いられてきました。

77万石などといわれているのは完全に見栄でしたあああ。

米など食べれず、さつまいもが主食!

薩摩藩士たちは?

そんな貧乏藩ではありましたが、上下関係の厳しさはあったものの、貧乏人は貧乏人同志、固まりあって暮らしていくどちらかと言えば明るい気風がありました!

西郷隆盛の生まれた家も下級藩士でとても貧しいですが、家族一同仲良く暮らしていました。

郷中教育

郷中教育とは、簡単に言えば自主的に作られた青少年教育の仕組みです。

本来は藩校といった武士の学校を作り教育機関とするのですが、薩摩藩は財政的にも厳しく、また武士の数も多いので、自分たちでやってくれ!と出来た仕組みです。

 

内容的には、8歳からスタートし、その年齢によって学問や剣術などを学んでいくというもの。年長になると下のものを教えていくというシンプルな仕組みです。

8歳から15歳までは稚児組。15歳以上は二才組という組みに分かれます。

(二才組が稚児組を教えるという感じ。他に教師もいます)

12歳の稚児組の小吉(西郷隆盛)は、二才組の有馬一郎に教えを請うておりました。

世界地図を見せられながら、世界の大きさ、中国、アメリカ、ロシアの説明、そして朝鮮との戦いのエピソードなどを交えて講義は進んでいきます。

 

その講義の中で、「男は国のために働き、女はその男のために尽くさなければならない。男は女たちを守らなければならない。」という、薩摩藩士としての生き方の指針も同時に色濃く学んでいくっていうわけです!

 

下加治屋町の郷中の評判

小吉(西郷隆盛)が属した郷中は下加治屋町といって、よく学び、行儀もよく大人たちの間でも評判でした。

同僚に大久保利通、伊地知正治、吉井幸輔らがいます。他に日清日露戦争で活躍した東郷平八郎、内閣総理大臣になる山本権兵衛なども同じ時期に下加治屋町に育っていました。

そう考えるとすごいパワースポットといいますか、集まっていましたね!

長州、山口でいうところの、萩と一緒ですね!(萩の城下にも、初代総理大臣伊藤博文、木戸孝允(桂小五郎)、奇兵隊の高杉晋作、久坂玄瑞、山県有朋、など、そうそうたるメンバーがでましたが、それに負けていませんね!)

酒色について

「薩摩武士ならまず志を持ち、文武両道を目指すべし!酒に溺れてはならぬ!女にも溺れてはならぬ!」と有馬一郎は説くのです。

そして、「女ではなく、本気になって男に惚れろ!男として将来命をかける主君に本気で惚れろ!」と説くのですが、少年たちには男に惚れろって?とほんとうの意味を把握しないまま、頷くのでした!

まとめ

序章ですね。

西郷隆盛の息子菊次郎が京都市長に就任するところから物語は始まります。

そして、菊次郎が部下と語り合っている最中、頼まれて父親西郷隆盛をを回顧するところからスタートです。

貧しいが仲の良い家庭で育っていく幼き西郷隆盛、幼名を小吉といいます。

小吉の少年時代の暮らし、そして御中教育を受ける過程で思想を強く植え付けられ、それが西郷隆盛の軸を作り上げていったというところを描いていきます!

 

この小さき西郷隆盛が、今後どのような成長をとげ、行動を起こしていくのか?

楽しみですね!

 

それではまた続きをお楽しみください!

原作「西郷どん!」まとめ

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