『2018年大河ドラマ「西郷どん」の原作が、単行本として発売されました!』

西郷隆盛

 

この林真理子さんの原作を元に、中園ミホさんの脚本にて、ドラマが進行していくのですが、

よりドラマを楽しむために、まずは原作を知っておくことをオススメします!

 

メリットとして

何と言っても西郷どんを2度も楽しめるってこと!

 

ということでまとめてみました!

 

途中、私の主観も入っていますが、さらーと流していただければ!

是非、大河ドラマを見る際のサブツール的な存在として本記事を扱っていただければと思います!

 

2018年大河ドラマ「西郷どん」をひとまとめにした記事はこちらをご覧ください⬇⬇⬇

大河ドラマ・西郷どん(せごどん)のネタバレまとめ!西郷隆盛は~

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今回は「中巻の十二」のあらすじ全体まとめ

全体のテーマは何でしょう?

全体テーマ「冲永良部からいざ薩摩へ!」

冲永良部島に流された西郷どん。

しかし、またしても島の人々たちの助けにより体力回復。

そして薩摩に再度戻れることになるのです。

島で起こっていることを薩摩藩の上層部へ訴え続ける西郷どん。

その意見書は届くのか?

起「冲永良部島との別れと弟信吾(従道)の迎え」

島では西郷どんが若者にどんどん教育するので、日に日に評判が高まっていきます。

一方、本土の方では、薩摩藩の国父、久光がイギリス人を斬ってしまう「生麦事件」が起き、

その行く末を「あのらっきょう野郎が!(久光のこと)」と西郷どんは嘆きます。

そして、英国から報復を受け、薩英戦争に発展します。

最悪な状況ですが、若い家老小松帯刀の交渉術により講話を結びます。

薩摩に帰らねばならぬと世話になっている土持の家人を売り、舟を用意してもらったが

結局それは使わずじまいでした。

その後、薩摩ではさらに京都や江戸に影響力を強めるため、西郷どんを呼び戻そうという動きが活発になり

弟の従道と吉井友実により迎えが来るのです。

(国父の久光は、煙管に歯形がつくぐらい西郷どんを帰郷させることに反対でしたが、息子の茂久が決定したのでした)

承「島の現状を必死に訴える!」

奄美大島へ寄って妻と子供と会い、さらに無断で喜界島にいる村田新八を連れて汽船胡蝶丸は鹿児島へ帰ってきました。

島で行われたのは、島でとれた黒糖を役人が安く買い上げた後、余った黒糖を没取してしまうひどい現状。島の民たちのモチベーションはだだ下がりでした。

それを西郷どんは上申書で訴え続けます。

 

転「京都での新撰組の台頭!」

京都では、京都守護職の会津藩預かりになっている浪士組、新撰組による反幕府勢力に対する殺戮が繰り返されていました。

 

国父久光は、孝明天皇の覚えが良くなり、従四位下、左近衛権少将の位を貰い、堂々と宮中へ参内出来るような地位を手に入れました。ますます尊王攘夷派の大将と担ぎ上げられていくようになっていきます。

 

一方、幕府の力はどんどん弱くなり、朝廷の立場は強くなっていきました。幕府の御家人や旗本はすっかり衰退し、新撰組のような浪士組に京都を守らせなければならないようになっていきました。

 

ここで、頑固な2つの藩があります。

薩摩藩と長州藩です。

 

薩摩は関が原の戦いで負けて以来、ずうっと戦国の気構えを持ち鍛錬を続けてきました。

そして、長州も、関が原の戦いで、藩を一気に縮小されてから幕府への恨みは持ち続けていました。

 

しかし、薩摩はイギリスと戦争して講和してから外国の勢力を認めて強くなろうと変わりました。

長州は、フランスなど四カ国連合艦隊に叩きのめされても、今なお自分たちが強いと信じ込んでいます。

 

公武合体最後の砦の参与会議(土佐、越前、宇和島、薩摩、一橋)が空中分解してしまった今(久光と一橋慶喜の仲違いのため)、日本の行く末はさらにわからなくなってきました。

結「長州との因縁の始まり」

西郷どんは、帰郷してから破格の出世をしました。

軍賦役(軍司令官)、小納戸頭取(領主の側近たちの長)と昇進して行きます。

世話になった大久保利通の母が病になったことを聞き、見舞いの手紙を送ったり、楠木正成を祀る神社の建立場所を探したりしていると、京都で池田屋事件が起こったという知らせが入ります。

 

池田屋事件とは、長州、土佐の尊王攘夷志士たちが、新撰組近藤勇、沖田総司たちに斬られる事件です。

原因は(祗園祭の前の強風の日を狙い、京都御所に火をつけ皇族を捕まえ一橋慶喜、会津藩主を殺し天皇長州へ連れ去る計画を長州、土佐の志士が話し合っていたため、それを新撰組が取締に来たというわけです)

 

長州は、狂おしいほどに天皇をまつりあげているのですが、その当本人の天皇が長州のラブコールを完全に嫌っています。

 

そして、2週間後、長州は、朝廷に無罪を訴えますが無視されます。

 

もう行き場のなくなった長州は、兵をあげます。

 

西郷どん率いる薩摩藩は、中立を保ちたかったけれど、主家である近衛家から説得され、長州と戦うことを余儀なくされたのでした。

まとめ

本土に帰ってきた西郷どんを待っていたのは、殺戮の場と化した京都でした。

薩摩藩の軍司令官を任された西郷どんは、やがて天皇への片思いに狂気化していく長州との戦いに巻き込まれていくのです。

有名な「池田屋事件」もこのころ起こりました。

いずれは手を結ぶ薩摩と長州ですが、それはまだ先の話です。

原作「西郷どん!」まとめについて

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