大河ドラマ「西郷どん」第６話のあらすじ【ネタバレ注意】「謎の漂流者」

大河ドラマ「西郷どん」第６話のあらすじ【ネタバレ注意】「謎の漂流者」

さあ「西郷どん」第６話目をお伝えしたいと思います！

この記事をご覧になったあとさらにドラマを観ていただければ、かなり理解が深まること間違いないです！

他に色々と西郷どん関連の情報も随時更新していきますので良かったらこちらもご覧ください。

より西郷どんの事が詳しくなること請け合いですよ。

大河ドラマ・西郷どん（せごどん）のネタバレまとめ！西郷隆盛は～

前回の振り返り

御前相撲が開かれ、吉之助は糸の結婚相手、海老原を破って優勝します。

すると、斉彬が相撲を取るように吉之助に挑発します。

吉之助はその誘いになってしまい、そしてあろうことか殿様を投げてしまうのでした、、、。

牢屋に入れられた吉之助が見た人は？異国の服を着た謎の漂流者でした、。

さあ、その人間は誰で、何のために日本にきたのか？

謎は深まるばかりです。

見逃した方や、もっと何度もみたいなって思う方にはこちら

第５話を見逃してしまった方はこちら

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大河ドラマ「西郷どん」第６話のあらすじ

（簡単なあらすじのみを載せております。更に詳しい内容は更に下の【ネタバレ】をご覧ください）

吉之助が牢屋に入るとそこには、謎の異国風の姿をした男がいました。

吉之助はその男がなぜこの国に来たのかを探ります。

その後西郷家に場所を移し、家族で話をしていると、徐々に話し始める男。

男の正体は？

日本に来た目的とは？

男が熱く語る内容とは？

一方、糸は正助と話をし、吉之助への恋心を伝える決心をします！

意気込んで吉之助に伝えに行きますが、そこで伝えられた衝撃の事実とは？

そして吉之助の気持ちは？

ドキドキしますね！

今回も見逃せない内容となっております。

より詳しくお知りになりたい方は⬇をご覧くださいね

大河ドラマ「西郷どん」第６話のあらすじ【ネタバレ】

薩摩ことばでわからないところがあればこちらの記事をご参照くださいね⬇

薩摩言葉を標準語に変換！西郷どんをより分りやすく

※ネタバレを書いていきますので、「そこは見せないで！」って方は飛ばしてくださいね。

御前相撲で優勝した吉之助ですが、斉彬に無礼を働き、西田下会所の牢屋に放り込まれます。

切腹を申しつけられても文句を言えない立場に陥っていましたが、斉彬側近の山田為久から

「殿の特別のお目こぼしにより、そなたに汚名返上の機会を与える」と言われ、吉之助は神妙に話を聞いていました。

山田

「今、当家の座敷牢に一人の罪人を閉じ込めておる。が、その者、何を聞いても、何も話さぬ。名も名乗らぬ。琉球からの報せにより、分かっておることは、その者がメリケンの船でこの薩摩に密航してきたということ。西郷、どのような手を使っても構わぬ。その者が我が国にやってきた狙いを探り、何を企んでおるのか、口を割らせるのじゃ」

牢屋にて取調べ

牢屋の隅には見慣れぬ服を着た男（劇団ひとり）が異国の歌を悲しく歌っていました。吉之助の問いかけにも何も答えようとはしませんでした。

吉之助が切腹を申し付けられたと聞いて、糸（黒木華）は大慌てで西田下会所に駆けつけました。番卒と押し問答していますと、大山（北村有起哉）や有馬（増田修一朗）、有村（高橋光臣）

たちがようやく追いついてきました。糸はふと、後先考えず、必死に走ってきた自分自身に驚きます。

糸

「！？私、、ないごて、、」

有村

「もしかして、自分でもわけが分からんうちに、矢も盾もたまらんで、ここへ？」

大山

「そげん吉之助のことを思って、、」

牢屋では、夜になっても男は何も話さないでいました。

吉之助が水を飲もうとすると、男が喉を鳴らしました。

そこで、水を差し出すのですが、毒が入っていると疑っているのか手を出しません。

吉之助が先に飲んで、水を渡すとものすごい勢いでごくごくと飲みはじめました。

吉之助に「そげん喉が渇いちょったか？」と言われ、男は思わず頷くのでした。

そこへ、賄い役の下男が飯を運んできました。男が恐る恐る握り飯を口にすると、突然下男が男に襲いかかりました。吉之助があわてて下男を投げ飛ばすと「こやつは琉球で、我が藩の秘密をみた。殺さねば、藩が取潰しになりかねん」と言って、下男は短刀を抜きます。

吉之助はその腕を押さえ、下男を殴り倒します。そして、下男が気を失っている隙きに男を担いで西郷家まで逃げ帰りました。

西郷家で取り調べ

朝になり、西郷家の面々が男を遠巻きに見守ります。服は見たこともない物を着ていますが、顔はどう見ても日本人に見えます。

男が目を覚まし、異国の言葉で何かを言いました。誰もその言葉を理解出来はしませんでしたが、満佐が優しく「私は満佐と申しもす」と話しかけると、男は「マザ？・・・」と聞き返してくるのです。

満佐（松坂慶子）

「？　そう、満佐。お客さぁはなんちゅうお名前ですか？」

男

「・・ジョン、・・ジョン・マン」

男はこちらの言うことが分かることに吉之助は気づいていました。

どうやら男は先程名前を名乗ってようでした。

「ジョン・マン（劇団ひとり）」という名前のようです。

吉之助は正助に力を借りようととを開けるとそこに正助（瑛太）がいました。朝から騒がしい西郷家が気になり、すぐそこにいたのでした。

吉之助にメリケンの言葉が分かるか？と聞かれますが、「琉球館におった父は少し話せっが、おいはほとんどやっせん」と首を横に振ります。すると福が次右衛門の作った英日辞典を持ってきました。

西郷家では

ジョンが満佐の用意した朝食をかき込むように食べていました。正助が次右衛門の辞書を片手に「アナザー？（おかわりは？）」と尋ねますと、「・・イエス」と茶碗を差し出しました。

正助はきちんと正座して箸を上手に使うジョンがメリケン人にはどうしても思えませんでした。

正助は、「テルミーバッド、ココピープル　グッド」（嘘は良くない、ココの人達はいい）と。そして日本語で「世話になっとなら、本当の事を言った方がよか」とジョンの耳元でささやくのでした。

吉之助も正助もジョンがメリケンの密偵とは思えませんでした。ジョンは海外渡航の禁を犯した日本人なのか？

ならば、死罪になると分かっていて、何故日本に戻ってきたのか？

母親への愛

そのとき、裏庭の方で物音がしました。二人が見ると着物に着替えたジョンが逃げ出そうとしているところでした。ジョンの口から「トサ」という言葉が飛び出しました。「トサ・・土佐」。

吉之助はジョンが日本人と確信し、「本当の事を話してくいやんせ。我らの殿は異国のことをよう学んでおらるっお方。ここで本当の事を話しても死罪にはならん」と説得します。

それでもそっぽを向くジョンの目に幼い子供を優しく寝かしつける満佐の姿が目に入りました。

その姿が母親の姿に重なったのでしょう。ジョンは思わず「オカァ」とつぶやきました。吉之助はジョンがトサにいる母親に会うために日本に帰ってきたことを知ります。

母親は土佐の中の濱村にいるようです。

吉之助から報告を受けた斉彬はジョンの母親の安否を確認するように山田に命じます。

しばらくして吉之助に城から書状と荷物が届きました。書状にはジョンの母親汐が元気に暮らしていると書かれており、荷物は汐が愛用していたドンザ（ボロや古綿で出来た綿入れの着物）でした。ジョンはドンザを抱きしめながら「オッカア・・オッカア」と涙を流して喜ぶのでした。

ようやく気持ちの落ちついたジョンが自分の事を話し始めました。土佐・中の濱の万次郎という名の漁師で、ある日嵐で潮に流されてアメリカの捕鯨船に助けられ、それからその船に乗って世界中を回っていろいろなことを学んできたが、土佐に残してきた母親の事が心残りで、死罪覚悟で日本に戻ってきたと言います。

みんなが母親に逢いたい一心で命がけで海を渡ったジョンに感心すると、「オカアへのラブぜよ」とうなづきます。

正助が辞書を引くと「ラブ・・・好きと思う心」と書いてあります。

ジョン

「アメリカでは、ラブが一番大事ながよ。好いた者同士が結ばれるがぜ」

正助

「親が縁談を決めっとじゃなかとな？」

ジョン

「ノー。親も家も関わらん。好いた者同士で決めるんが、ラブじゃき」

斉彬の仕掛け

後日、吉之助とジョンは城に上がり、斉彬に謁見しました。

斉彬はジョンにメリケンが日本に軍艦を差し向ける目的を尋ねました。

ジョンはアメリカの望みは商売で、もし開国を拒否すれば戦になり、日本に勝ち目はないと言います。

斉彬はジョンが実に様々なことを知っていることに驚き、蒸気船作りの協力を依頼するのです。

吉之助が再び城に呼ばれると、斉彬が男を従えて現れました。その男は牢屋で襲いかかってきた賄い役の下男でした。すべてはジョンの正体を探るために斉彬が仕組んだことで、見事に解決した吉之助に褒美を与えると言いました。そこで吉之助は正助の謹慎とその父親・次右衛門の島流しの処分を解いて欲しいと願い出ます。

糸は驚愕事実を知り、気持ちをぶつける

吉之助の妹の琴（桜庭ななみ）と使用人の熊吉（塚地武雄）が糸の実家の岩山家を訪れ、糸を赤山靱負の墓に誘いました。

そこへ謹慎中の正助が笠で顔を隠してやってきました。正助は糸に、ジョンから教えられたラブの大事さを説き、自分の想いを吉之助に伝えるべきだと言います。思い悩んでいた糸も意を決し、「あいがとございもすっ」と西郷家へ向かうのでした。

西郷家に着くと酒に酔った吉之助の父吉兵衛が「実はのう、うちの吉之助も嫁をもらうことになったんじゃ」

と嬉しそうに話します。相手は伊集院直五郎のところの須賀（橋本愛）と聞かされ、糸は愕然とします。

家に帰る途中で、糸は城勤めから戻ってきた吉之助と出会います。吉之助は糸が作ってくれた小物入れのお礼を言い、海老原は正々堂々とした良い男だけど、正助の方がもっと良い男だなどと話を続けます。

糸の事が好きな正助の気持ちを思って口にしたのでした。

だが、糸は「もうよかです。私は海老原様に嫁ぐとたった今決めもした」と吉之助の言葉を遮ります。

糸の気持ちを知る由もない吉之助は呆気に取られます。

糸はアメリカのように好きな者同士が夫婦になれる日が早く日本にやってくるよう頑張って欲しいと吉之助に懇願します。

糸

「私は間に合いもはんじゃした。岩山糸は、西郷吉之助さあのことを好いちょいもした。子供の頃から、ずっと大好きでございもした」

「えっ」と驚き固まる吉之助にお辞儀をして、糸は去っていきました。

程なくして、糸は海老原家に嫁いで行くのでした。

第６話見どころ

何と言っても劇団ひとりさん演じるジョン万次郎の演技が見ものですね。特に「ラブ」を力説する所なんか楽しみです。

そして、もう一つの見どころといえば、糸の心の揺れ動き具合を黒木華さんがどう演じてくれるか？期待できます！

大河ドラマ「西郷どん」第６話の感想！

２月１１日の放映を見終わったら書きたいと思います！

今回は、糸の気持ちの動きがとてもみずみずしくて好感がもてました！

青春時代の胸キュンスカっとですね。

必死の形相で吉之助を追い求める糸の顔、告白する気持ちを固める糸の顔、いつまでたっても気持ちに気づかない吉之助にムスッとする糸の顔、告白した後の吉之助の驚きに笑っちゃう糸の顔、様々な表情を見ることが出来て、とても良かったです。

黒木華さんの演技力は見事だなって思います。

また、鈴木亮平さんの、糸が告白した後の表情は、今日一の表情と声だったと思います。

真っ直ぐで、周りが見えん、吉之助ならではの表情を、鈴木亮平さんは、すごく魅力的に演じてくれました。ありがとうございます！

吉之助といえば、とっても熱い友情を見せつけてくれました。

殿様の褒美に対して、自分の事ではなく、親友、大久保正助の謹慎を解いてくれるように、熱い

願いを斉彬にぶつけます！

かなり気迫ある演技、斉彬にもどストレートで伝わっていました！

それを受けた斉彬、最後「精進せよ！」って言った後の、クルッと踵を返す所、最高です。

斉彬の西洋風な城の内装や、部屋、服装、等もおしゃれでいい感じです。

思い立ったらすぐ行動で、ジョンマンに蒸気船の事をあぐら崩れの姿勢でご飯を喰らいながら話を聞いたりしたりしている姿は、行動的な斉彬を象徴しています。

かっこいい！

最後、糸の白無垢の姿は、女として一皮むけた姿をそこに見ることが出来ました。

一方、西郷どんは、、、。

最後の西田敏行の「気張れ！」が今までは、語尾が若干下がっていたのが、今回は、力強く終わっていました。

本当に吉之助を励ますが如くの「チェスト！気張れ！」だったのでしょう。

来週は少し悲しい物語になりそうですが、ハンカチを片手に心して見ます！

大河ドラマ「西郷どん」第６話の視聴率は？

リアルタイム視聴率は水曜か木曜に更新致します。

全話の視聴率をご覧になりたい方はこちらを！⬇

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終わりに

ジョン万次郎は、自由な愛を吉之助たちに伝えます。

しかし、吉之助も正助も糸も、それぞれの想い人と結びつかず、スレ違いながらそれぞれの人生を歩んでいく。

この片思いの連鎖。

中園さん、やってくれましたね。

胸が痛いです！

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