戦国時代をこよなく愛する激務ファミレス店長南昌幸がお届けする戦国ブログです!

 

最近、気温も暑いですが、戦国時代の映画界も熱いですね!

 

戦国武将たちが映画の中で活躍するのを見るのはとても楽しく感じている今日このごろです!

 

その映画たちを点ではなく線で観ていくと更に深みが増していくのですが、、、

そうです!この4つの映画には実は深いつながりがあったのです!!!

そのつながりとは?

1.伊賀忍者

2.関ケ原西軍メンバー

3.作者

4.城

と、時代や人、考え方が繋がっているのです!

 

この記事を読んでからこの夏に公開する「関ケ原」をみると、より面白く見れますので、楽しみにしていてくださいね!

「忍びの国」和田竜さん

日本100名城 城 城郭 上野城 伊賀上野城 白鳳城 三重県 伊賀市 伊賀文化産業城

まずトップバッターは「忍びの国」、

時代は、戦国時代の初期の頃です。

 

織田信長公が、天下統一に向けて躍起になっている頃です。

その頃伊賀の忍者が絶頂期を迎えていました。

 

既に役者は揃っています。

伊賀忍者

「文吾(石川五右衛門)(五平)」

「重蔵」(梟の城の主人公)

「初芽」(関ケ原に出てくる伊賀のくのいち、このときは子供?)

(下の2人はどこかにいただろうと思いながら見て下さい)

これらの忍者が伊賀国が滅んでから生き残り、

大いに映画を楽しませてくれます!

まずは、伊賀の忍者達をよーく見ておいて下さいね!

 

「のぼうの城」和田竜さん

時代は進んで、信長公は既に他界し、その後を継いだ

豊臣秀吉公が天下統一の最後の詰めの時代です。

 

現代の埼玉県行田市にある忍城は北条氏の支城の一つです。

(忍城という名前は成田氏の前任が忍氏だったため)

(行田の由来は成田から来ている)

(行田市持田という所に小学生の頃住んでいいたことがあります。)

成田氏がこの地を治めていました。

 

が、そこに攻め込んできたのが、石田三成公でした!

(攻め込んできて間もなく成田氏の殿様が死去、

息子に家督がわたるのですが、その息子が「のぼう様」(でくのぼう)

と呼ばれていました。こののぼう様が奇跡を起こすのです)

 

攻め込んだメンバーは、関ケ原の西軍のメインメンバーが揃っています!

「石田三成公」

「島左近公」

「大谷吉継公」

しかし、この北条軍最後の支城は関ケ原西軍メンバーの猛攻を

耐え忍びます!

 

関ケ原を予感させるような戦になってしまいました、、、。

 

でも、見ながら、もし自分が三成だったら、こうやっていたろうな?

という部分が大いにあります。

 

歴史にたらればはないですが、もっと冷静になって考えてーと

三成公に対して言いたくなってしまう映画です。

 

結果的に本城の小田原が陥落し、戦う意味が無くなり

忍城は開城となりました。

 

伊賀忍者、西軍メンバーと出てきました。

その後、秀吉公は天下統一し、その後建てた伏見城で起こる出来ことを

メインに描かれた次の物語は、

「梟の城」司馬遼太郎さん

お城 落城 復建 再建 城 伏見城 桃山城 伏見桃山城 京都伏見 秀吉 豊臣秀吉 お屋敷

時代は、天下統一した秀吉公の最晩年の頃です。

場所は関東から京都へ一気に移動します。

 

そして作者もバトンタッチです!

和田竜さんがお好きな作家の一人、司馬遼太郎さんです!

 

この主人公は伊賀忍者の生き残りたちです。

後の石川五右衛門、風間五平と葛籠重蔵が

秀吉公暗殺をめぐり争います。

 

伊賀国を追われた忍者たちは、生きる道を模索していました。

その中で、伊賀の忍者として(信長公への)復讐を遂げようとするものと、

忍者稼業に見切りをつけ武士等違う道を目指すものとに分かれます。

 

伊賀の忍者達も生きるため、生きがいを見つけるために必死に生きていることを

実感します!

自分が伊賀忍者だったら、多分重蔵の生き方を(伊賀忍者としての)選ぶと思います!

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皆さんだったらどちらを選びますか?

そう考えながらみるとまたさらに楽しめますね!

 

さあ、そしてクライマックス!

天下分け目の戦い、「関ケ原」司馬遼太郎さん

関ヶ原 関ケ原 関ヶ原の戦い 笹尾山 石田三成 三成 石田三成陣地跡

今までの伊賀忍者の生き残りくノ一、そして西軍のメンバーが再び登場!

戦国時代最後の大合戦を繰り広げていきます!

 

くノ一初芽は、東軍家康公から西軍三成公への刺客です。

服部半蔵公(上忍)は家康公側に仕えておりますから、そこからの出でしょう。

このくノ一初芽は三成公と恋に落ちるストーリーになっています。

 

伊賀の忍者もだいぶ変わりましたね。

忍びの国の頃の伊賀忍者はとにかくお金のために生きていました。

人を人と思わない風土がありました。

 

時代を重ね、この時代になると、忍者にも愛を中心に生きる者も

現れてくるということです。

時代背景って恐ろしいです。人の考えをまるっきり変えちゃう力を持っています!

 

そして、西軍メンバーたち。三成公が大将です。

人間的に純粋すぎるほど純粋。

忍者の心を変えさせてしまい、

名だたる武将(島左近、舞兵庫、渡辺勘兵衛)を配下に付けてしまう男。

それは、平和なときにはとても素晴らしい個性になります!

 

しかし、戦国の時代のように、生きるか死ぬか、駆け引きが超重要な

時代にはどうか?実際乗り切るのは難しかったです!

 

歴史は残酷です。

敢えて、三成公のような純粋な男を大将にしてしまった。

 

しかし、この三成公の純粋さはとにかくドラマティックであったと思います。

三成公なくしてこの戦国時代後半の人間ドラマは

こんなに輝きを放たなかったとは思いませんか?

 

関ケ原の戦い、新暦1600年10月21日(私の誕生日)に終わり、

急速に徳川家の時代へと突き進んでいきます。

 

まとめ

伊賀忍者と西軍メンバーの推移を見ていくと

変わるもの、変わらないものの2パターンみることが出来ます。

 

その辺を意識しながら映画を見ていただくと尚面白いかと

思います!!

最後に4つの作品をご紹介させて下さい!

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