『2018年大河ドラマ「西郷どん」の原作が、単行本として発売されました!』
この林真理子さんの原作を元に、中園ミホさんの脚本にて、ドラマが進行していくのですが、
よりドラマを楽しむために、まずは原作を知っておくことをオススメします!
メリットとして
何と言っても西郷どんを2度も楽しめるってこと!
ということでまとめてみました!
途中、私の主観も入っていますが、さらーと流していただければ!
是非、大河ドラマを見る際のサブツール的な存在として本記事を扱っていただければと思います!
2018年大河ドラマ「西郷どん」をひとまとめにした記事はこちらをご覧ください⬇⬇⬇
大河ドラマ・西郷どん(せごどん)のネタバレまとめ!西郷隆盛は~
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今回は「中巻の十一」のあらすじ全体まとめ
全体のテーマは何でしょう?
全体テーマ「徳之島から沖永良部へ」
鹿児島に戻った西郷どんは、今度は徳之島に流されます。
それを知った愛加那はいてもたってもいられなくなり、舟で愛する夫に愛に行くのです。
そこでは、夢のような5日間が流れます。
その後、一転して西郷どんは、冲永良部島に流されるのです。
起「徳之島で家族との再会を果たす!」
前回、愛加那が身ごもっていた子が無事生まれます。
眉太く、二重の目がぱっちりの女の子でした。
名前を「菊草」と名付けられました。
徳之島に西郷どんがいることを知った愛加那は、生後50日の菊草と、2歳の菊次郎を連れて、
舟で30里(約180キロ)離れた徳之島へと向かいます。
再会は、涙涙の嬉しい再会になりました。
承「久光公との確執」
せっかく戻った鹿児島なのに、なぜ徳之島に西郷どんがいるのか?
それは、薩摩藩の事実上最高権力者であり、斉彬の腹違いの弟であり、藩主の父親である島津久光と西郷どん間に確執があることが原因でした。
確執のきっかけを一言で言うと、「西郷どんが久光を田舎者呼ばわりしたので久光が激怒した」というところです。
実際は、天皇の力を借り、幕政を改革しようと上洛を試みる久光へ、まだ時期尚早と諌める西郷どんからのアドバイスでした。
薩摩しか知らない久光では言葉使いに苦労をしますし、江戸での人脈もなく、最新の武器もなく、今は上洛の時期ではない、と伝えたかったのですが、久光は耳を貸しません。
その後、西郷どんは指宿で湯治したりして過ごすのですが、薩摩藩は上洛する!という動きに対して
他藩も同調して大きな渦となっていきます。
久光の西郷どんへの「腹を切らせろ」とまで言った激怒は、若者から英雄視されている西郷どんの必要性を、
親友で久光の右腕的存在になった大久保一蔵(利通)が説き伏せて、なんとか西郷どんは許されました。
が、それもつかの間。久光からの下関で待つように、という命令を聞かず、京都伏見の薩摩藩藩邸の若者に、「まだ動いてはならぬ」と説いたことに久光の堪忍袋の緒が切れて、そして徳之島へ流されることに至るのでした。
転「冲永良部島へ」
家族との再会もすぐに終わりがやってきて、西郷どんは次の流刑地、「冲永良部島」へ流されることが決まり、
今度こそ、愛加那と最後の別れとなります。
島にやってきてから一ヶ月半、愛加那と再会してから5日の出来事でした。
冲永良部島は、奄美、徳之島とも違う、本当の牢獄でした。
吹きさらし、蚊の大群、牢内の壺の便器からの悪臭、南国の強い日差し、台風で砂が肌にあたる、など、最悪な環境。
そんな中で座禅を組む西郷どん。
思い浮かぶのは、赤ちゃんの手。甘くて柔らかいその手。生命の証。
「何としてでも生きる!」
「そして生きたいと思うもののために働くこと!」
「天が生きろと教えてくれてる!」
西郷どんは、自ら死を選ぶことの傲慢さを恥じ、天に生かされている事を痛切に感じるのでした。
結「土持の母に助けられる」
衰弱した西郷どんを見かねた間切横目(警察官)の土持政照が新築の部屋を用意します。
さらに、土持の母、鶴に看病され、一命をとりとめるのでした!
さあ、復活です!
まとめ
久光との確執により徳之島へ流された西郷どんは愛加那と再会します。
徳之島での生活は島の人達と祭りをしたりするくらい普通の暮らしを出来ていました。
しかし、愛加那と別れて向かった冲永良部島は、本当の牢獄(しかも修繕されていない)でした。
日ごとに衰弱する西郷どんでしたが、そんな中、自分の生きる道を見出すことが出来ます。
体力的に限界を迎えた時、島の警察官、土持母子に助けられます。
やはり西郷どん、持っていますね!
原作「西郷どん!」まとめについて
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