西郷隆盛=明治維新を成し遂げた日本のリーダーです。

大河ドラマの主人公にもたびたび選ばれています。

2018年大河ドラマはその名も「西郷どん」ですよね!

それほど日本の歴史に多大な影響を残された人物と言って良いでしょう!

 

その西郷隆盛が残した名言をまとめた本が

南洲翁遺訓」という本です!

自分の考えや思想を人に語ることは少なかったといいます。

が、その中庄内藩主酒井忠篤(さかいただあつ)は西郷隆盛に自ら教えを請い、そして一つの本にまとめることに成功します。

(酒井氏は上野の銅像を建てた発起人の一人でもあります)

 

今回は、西郷隆盛というフィルターから生み出された数々の名言の中から、特に私が感銘をうけたものを中心にご紹介していきたいなと思います!

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更に興味が湧いた方は、意訳のおすすめの本がありますので、そちらもご参照くださいね

南洲翁遺訓おすすめ本

話し言葉で読める「西郷南洲翁遺訓」

著者 長尾剛
題名 話し言葉で読める「西郷南洲翁遺訓」
概要 西郷隆盛51年の生涯で得た考えや思想を分りやすく意訳して書かれた本です。波乱万丈の人生を送ってきた西郷隆盛だからこそ語れる名言がたくさん散りばめられています。サブタイトル、無事は有事のごとく、有事は無事のごとくとはそんな生き方の処方箋であるでしょう!
参照

初心者の方が入り口で読まれるには最適な一冊です!

 

それでは、名言の中から私が特に感銘を受けた言葉をご紹介して行きます。

これは、現代のビジネスマン、ビジネスウーマンにも使える価値ある名言だと思いますので

よろしければ御覧くださいね。

私が感銘した西郷南洲翁遺訓の名言3つ

42あるうち、2つご紹介させて頂きたいと思います!

「過ちを改むるに、自ら過ったとさえ思いつかば、それにて善し」

意訳

失敗に対処しようとする時、自分で失敗したと状況を認識さえすれば、自体は好転するもの。後悔するだけでなく、失敗を取り戻そうとすれば、傷口を広げるだろう

この真意は征韓論で負けて鹿児島へ下野する際の西郷隆盛の心境がこのようなものだったと思われます。

 

深い言葉ですね。

コレを読み、私は魂を揺さぶられました!

失敗をした時の行動こそが、次へつながる大事な一歩になるのだと思います。

大事なポイントを3つ私なりにまとめました。

1,失敗をした時はその失敗と思われる事態をまずは認識すること。

これがとても大事!失敗から目を背けるのが最悪だと思います。

失敗と向き合ってこそその先へ進めると思うからです。

2,失敗をした時は、その失敗と思われる自体に対して冷静に観るように務めるべき。

ジタバタする前にまずは俯瞰した目で周りを見てみることが大事だと思います。

そうすれば、次への一手が見えてくるはず。そしたら行動をしましょう

3,事態が好転する事を願いつつ、今自分が出来ることをやるのみ。

やるべきことが定まったら前の失敗のことを踏まえながらも前を向き

しっかりと歩んでいく事が大事!

 

人生に失敗はつきもの。それをどう乗り越えるのかがその人の勝負です。

この考え方は、実に理にかなったいて私はとても気に入っています。

 

次は、志して行動している時の気をつける点です。継続するポイントとも言えます。

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「道に志すものは、偉業を貴ばぬものなり」

 

意訳

目標を抱き達成をしようとするのであれば、道を大事にしなければならない。

目標を達成するために近道や意表をついた事は慎むべき。本当に大事な道を進むべし。

 

私はこれを読んで、イチロー選手の言葉、

小さなことを重ねていくことがとんでもないところに行くただ1つの道なんだなと感じています。」

という言葉を思い出しました。

ローマは一日にしてならず」ともいいますよね。

きちんとした「」をしっかりと日々歩んでいくことが、その目標へたどり着く唯一の方法だということですよね。

 

この言葉を知って、自分がいかにワタワタしていて、ビビって、そしてせっかくはじめたことを辞めてしまった事の理由がわかった気がして、心の中のモヤモヤがすーーーーーっと溶けていく感覚を得ました。

この言葉をしっかり持ってすれば、きっとかなわない夢なんて無いでしょう。

そのためにはこの言葉を信じる、その言葉を信じている自分を信じるしかありません!

 

その道のことについて、西郷隆盛が愛読した「言志四録」という書から1つの名言を出しておきたいと思います。

「一燈を提げて晴夜を行く、晴夜を憂うことなかれ」

意訳

夜道に灯火が1つしかないと不安に思えるでしょう。しかし、灯火さえあれば、進むべき一筋の道が示され、かえって迷うことなく、自分の進むべき道に邁進することが出来る。」

という言葉があります。

というのは様々な道があります。

しかし、自分にとっての存在意義を輝かせるためのは1つなのではないかと最近思うようになりました。

自分の「」というものでしょうか。

これがないと、あっちにふらふらこっちにふらふら、何をやっても身が入らない状態。

その堂々巡りから抜け出せない悪循環。

私はこんな経験を嫌というほどしてきました。

 

なので、やはり、それを脱するためには、なにか一つのを突き詰めてその悪い循環を突破すること以外に方法は無いのでは?と思う次第です。

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西郷どんと敬天愛人

まとめ

西郷隆盛の言葉をまとめた「南洲翁遺訓」と西郷隆盛が愛読した「言志四録」の中から少ないですが

私が大事にしている言葉をご紹介させて頂きました。

 

西郷隆盛の思想は基本的には、中国の政治家、哲学者、孔子の「論語」、儒教が土台にあったと思います。

秩序を大事にする考えかただと思います。

とても日本人に合っている考えかたではないでしょうか?

 

もちろん西洋的な成功哲学も大事だとは思いますけどね。

 

あなたなら、どんな考えを持って人生、仕事に臨みますか?

そんな事を考えながら、大河ドラマ「西郷どん」を見たりするとまた面白いかもしれませんよ。

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