井伊直虎公が井伊家の財政立て直しの為に目をつけた
木綿栽培。
果たして、その判断は正しかったのか?
その当時、木綿の需要はあったのでしょうか?
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木綿事情を観ていきましょう!
木綿といえば綿。衣服に使用するものですよね。
戦国時代は今まで主流だったのは「麻」でした。
通気性があってメリットも有るのですが、
保温性がないため、冬の時期など体温調整が
できずに苦労されていたのだと思います。
そこで、現れたのが「綿」です。
(もちろん以前から存在はしていたが、
超々高級品でした)
保温性があり、吸水性あり、丈夫で、軽く、肌触り良い等
様々な機能を持った綿は一躍需要が広がっていきます。
衣服の他、旗、火縄などにも使われるようになります。
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綿と木綿のメリット・デメリット
素材 | 綿 | 麻 |
保温性 | ◯ | ✗ |
通気性 | △ | ◯ |
吸水性 | ◯ | ✗ |
耐久性 | ◯ | △ |
重量 | ◯ | △ |
肌触り | ◯ | △ |
衣服以外の用途 | ◯ | ◯ |
値段 | 高額 | 安価 |
正に時代にあった材質といえるでしょう。
木綿の値段は?
戦国時代以前は超々高級品だったので、
価格としての価値も依然として高かった思います。
例として、江戸時代初期には、綿ふとんが30両した
と言われています。
(1両=20万円くらいなので、布団一枚、600万円!!)
詳しい貨幣の価値をご紹介した記事はこちら⇓⇓
これは売れればがっぽりいけますね!
本当に良いところに目を付けられたと思います!