『2018年大河ドラマ「西郷どん」の原作が、単行本として発売されました!』
この林真理子さんの原作を元に、中園ミホさんの脚本にて、ドラマが進行していくのですが、
よりドラマを楽しむために、まずは原作を知っておくことをオススメします!
メリットとして
何と言っても西郷どんを2度も楽しめるってこと!
ということでまとめてみました!
途中、私の主観も入っていますが、さらーと流していただければ!
是非、大河ドラマを見る際のサブツール的な存在として本記事を扱っていただければと思います!
2018年大河ドラマ「西郷どん」をひとまとめにした記事はこちらをご覧ください⬇⬇⬇
大河ドラマ・西郷どん(せごどん)のネタバレまとめ!西郷隆盛は~
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今回は「下巻の十五」のあらすじ全体まとめ
全体のテーマは何でしょう?
全体テーマ「薩長同盟!」
坂本龍馬と初めて出会った西郷どん。
ここから紆余曲折ありますが、薩摩と長州は坂本龍馬の仲介の元、同盟を結ぶに至ります。
起「スレ違いの末」
坂本龍馬はもともと勝海舟が任されていた海軍塾の塾頭をしていましたが、勝海舟が失脚したために、残された塾生たちを束ねて受け入れ先を薩摩藩に頼っていたところでした。
西郷どんと会った坂本龍馬は、薩摩と長州が手を結ぶことが外国へ対抗できる唯一の道だと西郷どんに説きます。
そして坂本龍馬は、長州藩の重要人物として桂小五郎(木戸孝允)を紹介します。
木戸孝允は、外国を排除する攘夷運動が盛んな長州藩の中で、長州藩主にイギリスへ留学生を送り込むこと取り付けた人物です。
一方、西郷どんは、関が原以来、排他的、秘密主義だった薩摩藩を自由に他国の人が行き来出来るように変え、九州に行くのを拒んでいた三条実美らの心も変えさせるなど、薩摩藩の重要人物となっていました。
その後、土佐藩を脱藩し、やはり坂本龍馬と同じように、薩摩と長州を結びつけるために奔走している人物、中岡慎太郎と会い、西郷どんは木戸と会うことを決めるのでした。
一回目の会合は下関を予定してい、西郷どんは中岡慎太郎と舟で向かったのですが、大久保利通からの手紙(内容は、長州と手を組むのは時期尚早)を読み、迷った挙句下関をスルーしてしまいます。いわゆるすっぽかしです。
これには、当然ですが木戸孝允も激怒します。
この仲違いをどうするか?坂本龍馬の案はこうです。
幕府に貿易を禁じられている長州に代わり、薩摩藩の名前で武器を購入し、それを長州に納品する。
幕府との戦いに武器が不足している長州にとって、助け舟。
この案を実現させ、仲違いが解け、今度は確実に西郷どんと木戸孝允を中心とする会合が成立します。
承「薩長同盟締結」
折に、幕府軍は孝明天皇から長州征伐の許しを得て、再度攻撃を開始することを決定していました。
そんな中、薩長同盟のために会合を開いたのですが、お互いのプライド、思惑が邪魔し先へ進めません。
幕府から攻められる長州を薩摩が助ける形を取るべきなのですが、、。
10日程経過した頃坂本龍馬が現れ、この状況を怒ります。
結果、西郷どんは、薩摩が折れるべきだと木戸に対して謝ります。
ようやく話がまとまり、場所を薩摩藩家老の小松帯刀邸に移し、薩長同盟締結します。
薩摩は長州を助け、長州の冤罪がはれた日には、力を合わせ皇国のために働くことを誓うのでした。
転「坂本龍馬のはにーむーんに同行」
同盟の翌日、坂本龍馬は幕府の役人に寺田屋で襲われ、なんとか切り抜け、命からがら薩摩藩を頼り命を救われたのでした。
その後、西郷どん、小松帯刀、桂久武、坂本龍馬、その妻お龍、中岡慎太郎ら船に乗って鹿児島へ向かうのでした。すごいメンバーが乗り合わせていたものですね。
鹿児島では、西郷どんが坂本龍馬に温泉で湯治することをおすすめし、はじめは、坂本龍馬と妻お龍とのはにーむーんだったのですが、温泉への懐かしさから、西郷どんもそのはにーむーんに同行することになったのでした。
栄之尾温泉で旅の疲れを癒やす一行。坂本龍馬夫妻の夫婦喧嘩があったり、西郷どんのふぐりが鞠のようになっていたりと何かと話題に事欠かない旅でした。
その宿にて、大久保利通から手紙で、以前薩英戦争をし、その後講和していたえげれすから公使パークスが友好と親善のために鹿児島を訪れると知らせがあります。
国父久光は上手く対応して、新聞(ジャパンタイムズ)に賞賛の記事が載ります。
仙巌園でのおもてなし大宴会は、45品の日本料理と、お酒、えげれすの楽隊で盛り上がります。
今回のえげれす公使パークスの鹿児島訪問は、薩摩藩の立場を理解してもらい、今後の武器調達の約束を取り付けることが出来たのでした。
結「14代将軍家茂亡くなり、孝明天皇崩御する」
長州征伐の火蓋が切られたが、そんな中幕府大将の将軍家茂が21歳の若さで亡くなります。
次期将軍として一橋慶喜が指名され、愚図った上、孝明天皇の強い希望で徳川慶喜として15代将軍に就任します。
この頃、宮中では、この国で一番尊いお方として仰ぎ見られていた、天皇の本当の姿(好き嫌いが激しく、異国嫌いで、意見の聞く耳を持たない)を皆が知ってしまい、冷ややかな目で見るようになっていきました。
そんな最中、今度は天皇が崩御されます。
しかし、このことは、次期天皇になられる陸仁(明治天皇)が英邁だったことは救いでした。
西郷どんは、将軍が亡くなっても天皇が崩御されても泣かなかった。
ということは?
自分のやるべきこと(斉彬の理想)がはっきりした西郷どんでした。
まとめ
薩長同盟から長州征伐の中止、将軍交代、孝明天皇の崩御と大きな時代の主役交代と流れが加速しそうな勢いです。
これから、一気に倒幕へと進んでいくのでした!
原作「西郷どん!」まとめについて
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