『2018年大河ドラマ「西郷どん」の原作が、単行本として発売されました!』

西郷隆盛

 

この林真理子さんの原作を元に、中園ミホさんの脚本にて、ドラマが進行していくのですが、

よりドラマを楽しむために、まずは原作を知っておくことをオススメします!

 

メリットとして

何と言っても西郷どんを2度も楽しめるってこと!

 

ということでまとめてみました!

 

途中、私の主観も入っていますが、さらーと流していただければ!

是非、大河ドラマを見る際のサブツール的な存在として本記事を扱っていただければと思います!

 

2018年大河ドラマ「西郷どん」をひとまとめにした記事はこちらをご覧ください⬇⬇⬇

大河ドラマ・西郷どん(せごどん)のネタバレまとめ!西郷隆盛は~

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今回は「下巻の十七」のあらすじ全体まとめ

全体のテーマは何でしょう?

全体テーマ「江戸城無血開城」

薩長軍と幕府軍との雌雄を決する戦いが切って落とされます。

勝ったほうが将来の日本を担う。

流れは明らかに薩長軍でしたが、まだまだ徳川幕府も力は強く、支持も多かったのです。

さあ、どのような結末になって行くのでしょうか?楽しみです!

起「鳥羽伏見の戦い」

西郷どんが仕掛けた京都の商家への焼き討ち。

しかし、想像を超えあまりにも大きな暴動になってしまいます。

 

そんな中、明治2年の元旦に幕府側の庄内藩による薩摩藩への反撃。

さらに翌日には徳川慶喜が一万五千の大軍を率いて薩摩藩を討つために京都に進軍します。

 

徳川慶喜が挙兵したことで、西郷どんの読み通りになり、筋書き通りに進み始めました。

 

3日には薩摩藩の大砲により、「鳥羽伏見の戦い」が勃発します。

さらに水戸黄門の印籠のような効果がある「錦の御旗」が薩長軍から掲げられました。

この効果は絶大。幕府最後の老中稲葉までも幕府軍にさじを投げました。

 

結果、薩長軍は勝利を収めますが、弟西郷従道と従兄弟大山巌が負傷したことは、西郷どんに深い徒労感を与える結果となりました。

 

最後は大阪城に居た徳川慶喜が江戸に逃亡し、この戦いは幕を閉じます。

 

その後、西郷どんは、諸外国に対して、将軍に替わって新政府が樹立したことを宣言します。これで、一時外国の属国となるリスクは回避されました。

しかし徳川慶喜も粘ります。寺に入り謝罪をしたのです。これで世論上、徳川慶喜を亡き者にすることが難しくなりました。

まだまだ火種は続きます。

承「お虎との別れ」

西郷どんの京都に居た愛人「お虎」と別れの日が近づきます。

徳川勢との最後の戦いの前に、最も俗な「愛人」という関係は断っておかなければなりませんでした。

西郷どん京都旅立ちの日、桜色の絹をまとい肥えた体のお虎が見送りに来ます。

泣きじゃくるお虎。それを優しさで応対する西郷どん。

二人の別れに心を打たれた見送る他の見物人の「ご無事で!お達者で!」の声が大きな渦となって西郷どんの背中をおしていくのでした。

転「江戸城総攻撃前夜」

「薩長嫌いで会津びいき」の江戸へ向けて西郷どんをはじめ、薩長軍は軍隊を進めるのでした。

まずは、交渉が持たれます。幕府側は勝海舟。まずは勝海舟からの手紙を西郷どんは山岡鉄太郎から受け取ります。

趣旨は「薩長軍は既に勝利しているのだから、江戸の街を戦火に巻き込むのは避けて欲しい。」との要望でした。

 

さらに篤姫(いまや江戸城の大奥を取りまとめる存在。かつての島津斉彬の養女)からの書状を教育係幾島から受け取ります。

趣旨は「徳川家を救うことが、島津家のご先祖への孝行の道が立つ。西郷どんだけが頼りです」と。

 

結「江戸城無血開城」

その後、勝海舟と西郷どんの会談は行われます。

西郷どんは江戸城総攻撃を回避する条件として「江戸城を明け渡す」「武器、軍艦全て明け渡す」「徳川慶喜を岡山藩にお預けになる」を提示。

勝海舟は、徳川慶喜の命だけは救ってほしいと願い出ます。

徳川家の象徴の慶喜を敬意を払った処遇にしてほしいというのです。

この条件を最終的に西郷どんはのみ、江戸が戦火に巻き込まれることはなくなるのです。

まとめ

徳川幕府と薩長との戦いは、薩長軍が京都の戦い「鳥羽伏見の戦い」を制します。

その後お虎との関係を清算した西郷どんは、幕府側の勝海舟との交渉の末、江戸城を明け渡させることを約束させます。

ここで、西郷どんは、山岡鉄太郎が発した言葉、「勝者と敗者はあっけなっく入れ替わるもの」をしみじみと感じるわけです。

さあ、この後、どのような日本と西郷どんは付き合っていくのでしょうか?

乞うご期待です!

原作「西郷どん!」まとめについて

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