戦国時代をこよなく愛する激務ファミレス店長南昌幸のブログへ
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8月28日、待望の映画「関ケ原」を観に行ってきました!
期待満々、ドキドキで観に行ってきました!
興奮状態!いきなり岡田准一さん演じる石田三成公と
平岳大さん演じる島左近公が馬に乗っている映像からスタートです!
いよいよ始まるぞ!!!!
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と最後まで観ました!
自分なりに、色々色々色々と思う所がありました。
これは、何を軸に観ていけば良かったのだろうか?
どこの視点で観ていけば良かったのだろうか?
說明が不足していてわからないよー!
きィーーーーーー!(福士正則公風)
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自分が期待したことと違った点が多く厳しかったです!!
個人的な意見で至らなかった点を2つ挙げてみますと、
1,展開が早すぎ、早口、かつ、ナレーション無いので知識ないと場面の理解に苦しみます!
2,原作と違う点が多く、戸惑いました!
映画館から去る時の、あの頭の困惑具合はしばらく続きました!!!
改めて思い起こし、自分なりにもう一度観るならば、こういう点に気をつけて見よう!
また、初めて見る時には、こういう解説をみてから行けばもっと理解出来たのではないでしょうか?
というところを、自分なりにまとめてみました。
これから観られる方の、少しでも参考になればと思います!
1,展開が早すぎ、早口、かつ、ナレーション無いので場面の理解に苦しみます!
これが映画最大の至らなかった点ではないでしょうか?
冒頭と最後の方には、著者?のナレーションがあるにはありますが、
「物語の說明」という部分においては、少なかったですね!もちろん字幕もありません。
なので、観ていても、今何が起こっているのか?誰が何をしているのか?
なかなかつかめない部分が多かったです。
私はこれでも原作も読み、ドラマもさっと見た上で臨みました。
なので、全く分からなかったわけでは無いのですが、かなり集中して観ていないと
情報が映像のみなのでかなり厳しかったです!
誰が誰だかを判断する材料として、兜や旗などで判断するのでしょうが、
歴史を知らない人にとってはかなりハードルが高いと感じます。
女の人も衣装が変わり映えしないので、更に判断しにくかったです。
また、演者の方が早口で、映画館の大音量の中でも聞き取りにくかったです。
このように、耳からの情報も入りづらい、目からは、映像からのみ情報をいれなければならない、
それに加えてもし知識が無かったとしたら、物語としては完敗です!!!!ノックアウト!
逆に言えば感じることは出来ました!!
私が冒頭に感じたように、ドキドキ感はあります!
合戦の激しさや恐ろしさなども感じることが出来ます!
映像の美しさもありますし役者さんの「表情」、「叫び」、「動き」
この辺は、さすが目をみはるものがあります!!!
細かい描写など、なかなかの演出はあったのかな、と思います!
なので、感じることは出来ても頭で理解し難いので、映画本来の良さを堪能出来ない
もったいなさがあります!
これは日本語字幕でみるしかない!
(◯これ以降に解説を書いていきたいですが、あやふやなので書けない、、、)
参考資料について
●時間が許せるならば、予習をしてから観られるとイイです!
予習するのに最適な4つ参考に挙げておきましたのでご紹介します。
1、原作 小説「関ケ原」司馬遼太郎
原作にない部分や、原作と違う部分も出てくるので、そこをきちんと把握しておく必要があります。
2,関ケ原を舞台にしたTVドラマ「葵徳川三代」(說明が多く分かりやすいです)
(細かいエピソードなど内容は映画とは違う部分もあります)
2,関ケ原を舞台にしたTVドラマ「葵徳川三代」(說明が多く分かりやすいです)
(細かいエピソードなど内容は映画とは違う部分もあります)
3, 映画「関ケ原」公式サイト
誰が誰の役なのか?とにかく登場人物が多いので、しっかり役柄と演者の顔を
頭に入れる必要があります。衣装や兜なども含めて覚えておくと尚良いでしょう。
公式サイトのURLでhttp://wwwsp.sekigahara-movie.com/
4,私の関ケ原前をご説明した記事
実際、この4つを観てから映画を観ることをお薦め致します。
映画「関ケ原」最大の弱点、「何が起きているのかわかりにくい!」
は、結構解消されると思います!!
2,原作と違う点が多く戸惑いました!
最初から、原作は司馬遼太郎の関ケ原だが、映画はオリジナリティを出していく!
みたいなことでしたらすんなり見れたのかもしれませんが、
原作を心の何処かで求めながら観てしまったので違和感を感じたのでしょう。
これは、私の個人的見解なのであまり気になされなくて良いのですが、
ちょっとだけ、特に違和感を感じた場面をご紹介しておきます。
初芽について
原作→完全に三成公の女であり、もっと積極的でした。
そばにいたいと意思表示もし、三成公が奉行の職を辞し佐和山へ帰るときなどは、三成公に言いたいことを
存分に言い、ちょっとした仕返しもしたりなんかして。もっと、魅力的に描かれていたのかなと思います!
映画→どうも、純愛路線です。なにか淡い青春映画を観ているような感じです。
控えめで、なにかはっきりしない感じで、胸には秘めているのですけど、
それが伝わりにくかったりします。
ここは、原作通りにいったら、もっと初芽の存在が生き生きとしてきたのでは
ないでしょうか?積極的にいいいいい!
小早川秀秋公の対応について
原作→通評どおり、家康公が鉄砲で催促し、それに恐れをなした秀秋公が
一旦は三成公よりに考えが揺らいだのを、一変して家康公に付き
西軍への攻撃をはじめます。そして、三成公との最後の顔合わせも
とても辛辣なものになっていました。
映画→島左近公の息子島信勝公が直接説得に行き、その熱意に秀秋公は
三成公に味方をすることを決断します。しかし、側近の武将により
全く逆の下知がされてしまいます。そして三成公との最後の顔合わせは、
良き友、みたいな雰囲気が流れます。
原作とは違いますが、裏切る瞬間の秀秋公は良く描かれていると思います。
迷いと、その挙句の決断と、全く逆の方向へ動き出す小早川軍と。。。
秀秋公の叫びが虚しく関ケ原の山中に響き渡るところ秀逸でした!
が、本当は、秀秋公の意志で裏切るほうが良かったと思います。
意志と意志のぶつかり合いが弱まったと思います。
最後の三成公との顔合わせ、なんか生ぬるいなあ。
人間の深い本性みたいのに、入り込めなかったのではないでしょうか?
小山評定について
原作→小山評定に至る各将達の調略や条件交渉など、徳川家康公側と、その他の家との
駆け引きの連続です。小山評定を通じて東軍が結成された最大のきっかけを描いています。
映画→小山評定を描かずに、関ケ原の戦いへ突入!東軍の結成や戦うきっかけを伝えられなかった!
ここは描くべきところだったと思います!
その中で、三成公がより恨まれていることや、東軍が誰なのか?等
もっとはっきりさせていくことが出来たのではないでしょうか?
ここは勿体無いところでした!
まとめ
今回は色々と感じる所がありました!
1,展開が早すぎ、早口、かつ、ナレーション無いので知識ないと場面の理解に苦しみます!
2,原作と違う点が多く、戸惑いました!
なので、次回リベンジでもう一回観に行って来たいと思います!
対策として、
1,日本語字幕の関ケ原を見に行く!
2,原作をベースにした原田監督のオリジナルの映画だと意識して見に行く!
3,もう一度キャスティングをみて人物と役者を一致させて見に行く!
その記事も書きたいと思います!
それではいざ!