暑い暑い夏が今年もまたやってきました!
現代の夏のキーワードといえば、かき氷、ひまわり、クーラー、プール、海、冷やし中華、カブトムシ、夕立、雷、ひと夏の恋、夏祭り、夏休み、宿題、甲子園、お盆、、、とた~くさん出てきますね!
戦国の夏、日本の夏
では、戦国時代の夏はどうだったのでしょうか?
まず、気温は現代よりも2~3℃ほど低かったようです。
それでも暑いにはかわりありません。
ちょっとジャンル分けしてみましょう!
ざっくり分けると1食べ物、2気候、3イベント、4生活ですかね。
それぞれについて見ていきたいなと思います。
1食べ物
戦国時代の武将たちは夏に何を食べていたのでしょう?
氷菓子はあったのでしょうか?
これは、ズバリあったようです。
古くは平安時代からあったようです。
富士山などの万年氷を運搬するという方法を用いていました。
保管方法は、氷室という小屋に天然氷を溶けないようにいれていたようです。
とても手間がかかるので、民衆はとてもじゃないけど手が出なかったようです。大名レベルしか食べれない超高級品です。
冷蔵庫の便利さがとてもわかりますね。
2気候
戦国時代では、干ばつ、冷夏、長雨と大規模な自然災害が次々と日本を襲いました。
とは言え、四季がある日本国、夏は暑かったです。
風通しの良い屋敷や、氷菓子、お風呂などで夏を過ごしていたのでしょう。
因みに家のお風呂は蒸し風呂(サウナ)でした。
釜で湯を沸かし、湯気で垢を落とし、かけ湯で流していたといいます。
風呂でさっぱりして、城の御殿で夕涼み。月の明かりでお酒なんぞ。
良い酔い。
夕立なんかもまた、風流です。
雨の音、涼し気な風、激しく降る雨、その後の虹、葉を滴り落ちるしずく、虫の声、、、。想像しただけですごく満たされた気持ちになります。
みなさんも想像してみませんか?
3イベント
最大のイベントと言えば夏祭りですよね。
民衆レベルでですと、今みたいに屋台が並び、ゲームしたり、食事したりして楽しむっていうスタイルではありませんでした。
農村部では、農作業の疲れを癒そう!という目的ですし、都市部では夏季の疫病を封じ込める為だったりしました。
生きるために必要なお祭りだったのです!
特に、飢饉が結構頻繁にあったこの時代、本当に命がけの祭りだったでしょう!
ただ、武将たちに置いては、今のスタイルに近いようです。
織田信長公などは、女や、弁慶、餓鬼や地蔵に扮して、踊りを踊り楽しんだりしていました。
現代でいう、コスプレですね!
こうやって、日頃のストレスを発散していたのでしょう。
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4生活
夏を音で彩る「風鈴」
北条氏が治める小田原では、この戦国時代に風鈴づくりが始まったといいます。
スズと銅を合わせた砂張(さはり)と呼ばれる金属を用いました。余韻が長く風鈴に適していました。
きっと、様々な顔を見せる天気を見ながら、紫陽花の花を眺めながら、風鈴の音を聞きながら、夏を過ごしていたのでしょう。
風流ですねえ。
私達の祖先は、本当に良い文化を残していただいてると思います。
私達も次の世代に繋げられたらなと思います!
皆様も、戦国時代に発祥を持つもので。風流なものが有りましたら教えてくださると嬉しいです。
まとめ
今のように電気はなく便利なものはないかもしれませんが、
智慧で夏を過ごす方法をみんな行っていたようですね!
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