「2020年大河ドラマ麒麟が来る」がどのような内容になるのか?今から楽しみでなりません。
「麒麟が来る」には原作はありませんが、司馬遼太郎が書かれた小説「国盗り物語」はきっと参考にされるのではないか?と個人的には思っています。
●大河ドラマ「麒麟が来る」速報ページ→http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=14251
そこで、「国盗り物語」にでてくる内容を分析し、「麒麟が来る」で取り上げられそうなエピソードなどを独自に検証してみたいと思います。
何分勝手な検証ですので、あくまで軽い気持ちでお付き合い願えればと思います。
今回は、明智光秀と織田信長の妻「帰蝶(濃姫)」、そして明智光秀と斎藤道三の妾「お万阿の方」との対面を書いてみたいと思います。
※斉藤道三は、明智光秀を弟子のごとく育てた美濃(岐阜)の戦国大名です。
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明智光秀と帰蝶(濃姫)
小説「国盗り物語(三)」で、明智光秀と織田信長の妻「帰蝶(きちょう)又の名を濃姫(のうひめ)」が会う場面があります。
とその前に二人の関係を簡単に説明しておきましょう。
二人は、いとこ同士です。
明智光秀の父親・光綱の妹・小見の方(おみのかた)が帰蝶の父親・斎藤道三の奥さんです。
血はつながっている、親戚なんですね。
ふたりともかなりの美貌だったようで、やはり血筋ってあるんですね。
それでは話を戻して、どんな場面だったのでしょうか?
斉藤道三が織田信長と帰蝶との縁談を娘・帰蝶に伝える場面でした。
帰蝶が父斎藤道三に呼びだされた時に、道三の側に仕えていた明智光秀と目を合わすという場面です。
このときは明智光秀と帰蝶と視線が合った目をそらせました。
微妙な心模様が見て取れますねえ。
ふたりともかすかな恋心をもしかしたら抱いていたかも知れません。
「麒麟が来る」では、このあたりの恋の描写もあるかもしれませんね?
ちなみにこの場面、史実では年は1549年(天文18年)で、光秀22歳、信長16歳、帰蝶15歳でした。この年に信長と帰蝶は結婚しています。
それではそんな明智光秀をもう少し詳しくイメージで見てみましょう。
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明智光秀は?
2005年に渡部篤郎さんが演じた明智光秀です。(イメージの参考までに)
引用:https://www.tv-tokyo.co.jp/kunitori/jinbutu.html
2005年新春ワイド時代劇「国盗り物語」から
なかなかに凛々しく涼し気ないい男っぷりですね。
2020年「麒麟が来る」での明智光秀は長谷川博己さんですが、イメージ的には近いものがありそうですね!
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それでは帰蝶(濃姫)を見てみましょう。
帰蝶(濃姫)は?
引用:https://www.tv-tokyo.co.jp/kunitori/jinbutu.html
2005年新春ワイド時代劇「国盗り物語」から
菊川怜さんです。
きれいで華やかですねえ。
まだ「麒麟が来る」では発表されていませんが、きっときれいな女優さんが配役されるはずです!楽しみです。
小説「国盗り物語」では、帰蝶が明智光秀に好意をもっているってところもあるようですが「麒麟が来る」ではどう関わっていくでしょうかね?
楽しみです!
次に斉藤道三の妾(側室)のお万阿の方について見てみましょう。
明智光秀とお万阿の方
実はこの斎藤道三の妾でありますお万阿の方は、史実には存在しない人で、国盗り物語の作者、司馬遼太郎さんの創作です。
なので、「麒麟が来る」に出てくる可能性は少ないですが、明智光秀が29歳になった時の描写が結構細かく書き留められていますので、それもあわせてご紹介出来たらと思います。
どのような場面で二人が会うのかといいますと、斎藤道三が亡くなり、その亡くなった遺言を伝えに明智光秀が道三の妾のお万阿の方に会いに行くというくだりになっています。
お万阿の方は既に尼になり美濃(岐阜)から離れた京嵯峨野で暮らしていました。
それではお万阿の方を演じた高島礼子さんを見てみましょう。
お万阿の方
お万阿の方
引用:https://www.tv-tokyo.co.jp/kunitori/jinbutu.html
2005年新春ワイド時代劇「国盗り物語」から
着物がよくお似合いですねえ。
一方、明智光秀の出で立ちはといいますとこのような説明があります。
明智光秀29歳の出で立ち
髪→やや栗色に近い髪を綺麗に束ねている
顔→薄い眉の下に、一重まぶたの目
刀→目立たぬ拵(こしらえ)(刀の外装のこと)の大小
服装(上)→袖なし羽織と籠目(かごめ)の模様が入った小袖(こそで)
服装(下)→染革(そめがわ)の裁付袴(たつつけばかま)
🎊祝・2020年度NHK大河ドラマ主演決定‼️
#明智光秀
#戦国無双 pic.twitter.com/JuKIeLTkJU— hisa (@arimahisashi) 2018年4月19日
※服装はイメージです。
いわゆる当時の武士の普段着でお万阿の方に会いに行っていたのですね。
結構服装にも気を使っていたのではないかな?って思われます!
まとめ
明智光秀と出会う二人の女性の小説上の出会う場面を書いていきました。
お万阿の方は実在しない人物なので、麒麟が来るで取り上げられないかも知れませんが、帰蝶(濃姫)はまず間違いなく出演されるでしょう。
その時、いとこ同士の明智光秀と帰蝶の関係を見るのが楽しみですね!
ちょっと恋心があったりして。
「国盗り物語」の明智光秀像は、一見爽やかで優秀なイメージですが、その内面自尊心は強く、思考明晰であるがゆえに野心化として描かれているように私は感じています。実際、それに近いのでしょう。
麒麟が来るでは
勇猛果敢かつ理知的な天才
として描かれるようですが、早く見てみたいものです!