今、刀剣乱舞のブームもあり、日本刀・刀剣が話題となっていますね。
実際日本刀には刀の逸話の面白さ、刀の姿の鑑賞、所有者にまつわる伝説、など、かなり面白いと感じる今日このごろです。
そんな本物の日本刀を実際に手にとって見ることが出来る場所があるのです!
その場所とは刀剣を扱う泰文堂さんがやっている「銀座日本刀ミュージアム」です。
今回、実際に日本刀(2800万円もする刀!!)を握って来ましたので、その感想をお伝えします!
また、銀座でおすすめのリーズナブルなお食事などもお伝えしていきます!
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「銀座日本刀ミュージアム」基本情報
名称
銀座日本刀ミュージアム・泰文堂(たいぶんどう)
住所
東京都中央区銀座6-7-16岩月ビル2F
電話
03-3289-1366
営業時間
10:00~18:00
定休日
日曜・祝日
公式HP
アクセス
❏東京メトロ銀座駅(B5出口)から160メートル(徒歩2分)
❏JR有楽町駅(銀座口)から300メートル(徒歩4分)
地図
「銀座日本刀ミュージアム」入り口画像
「刀」の看板を目印に進みましょう!
岩月ビルに来ましたら2Fに上がりましょう。(左の階段を上がります)
力強い「刀」の看板は心踊ります!
「銀座日本刀ミュージアム」で日本刀を撮影!
早速入って刀がずら~と並んでいます。
現代に作られた刀から平安時代に作られた刀まで、幅広い年代の刀が展示されていました。
私は思わず興奮にしてグルーーと一周回っていました。
店の人も驚いていました苦笑。
店内撮影OK!
撮影OKでしたので、聞いたことのある刀は片っ端からパシャパシャ撮りまくりました。
まずは短刀から。
九州肥後(熊本)の「同田貫兵部」室町時代
同田貫といえば、同田貫正国が有名だと思いますが、この刀も室町時代から残っていると考えると、いやはやすごいなと思います。
次は徳川家康が持っていたというツハヤノツルキの写しです。
ツハヤノツルキ
これは、徳川家康が愛刀として持っていた刀を見本に作った刀ですね。
家康が持っていた本物は静岡の久能山東照宮博物館にあります。
(本物は魔力があったらしく、刀の先を西に向けて、江戸を守ろうとしたとの逸話があります)
続きましては、幕末の剣豪、新選組副長の土方歳三が使用していたのと同じ刀工(刀の職人)が作った刀が展示されていました。
和泉守兼定(いずみのかみかねさだ)
力強い感じです!
兼定は美濃出身の刀工だったのですが、切れ味バツグン、操作性に優れて実践向きの刀だったようです!
次は長曽根虎徹です。(新選組局長近藤勇が使用していたものとは別物です)
長曽祢虎徹(ながそねこてつ)
虎徹といえば、新選組局長の近藤勇が使用していたのも「長曽祢虎徹」でした。
近藤勇の虎徹は実は無名の刀に刀屋が「長曽祢虎徹」と銘を切り込み、それを50両で売ったなどという逸話も残っていたりします。(真相は分かりませんが?)
何にせよ、虎徹は池田屋事件で大いに活躍し、その切れ味を抜群に証明することとなります。
その時の近藤勇の名台詞「今宵の虎徹は血に飢えてる」ってなんてかっこいいんでしょう!
関連記事:名刀虎徹(こてつ)とは長曽禰興里が作った刀!どんな剣?池田屋事件で活躍!
他にも相州伝(相模鎌倉中心に栄え、江戸時代の刀に影響を与えた刀工派)室町時代の「備州長船」が展示されていました。
備州長船(びしゅうおさふね)
950万円!!おおお!
そして山城伝(京都山城中心に栄えた優雅な作風の刀工派)の鎌倉時代の「来国行」などがバチっと存在感を醸し出していました!
来国行(らいくにゆき)
刀の観賞が一通り終わった後、一番奥に展示されていた、「豊後国行平」という名前の刀を握らせてもらいました!
本物の日本刀を握る!価格2800万円!!
そしてミュージアムの中で一番興奮させてくれた刀が「豊後国行平」です!
豊後国行平(ぶんごくにゆきひら)
平安時代末期(今より約1000年前)に作られた刀です!
この刀を今回実際にもたせてもらいました!
渡される時値段をお聞きしたら、なんとなんと「2800万円!!!!!」マンション買えちゃう!
ちょっとクラクラしました。
そのまま気を失わないようにシッカリと持ち直しました!
しかし、輝きが違う!
地金(金属の固まり)が良いからとのことでしたが、これが本物の輝きなんだな!と感動しかありませんでした。
なかご(刀身の持ち手の部分)に銘(作者の名前)が切られて(掘られている)います!
1000年前の作者が切ったのです!なにがなにやらすごすぎます!
しっかりと「豊後国行平」と確認出来ますね!
刀持つ時の注意点が一つ!
刀を持っている時の注意点があります。
刀を鞘から抜いて持っているときは、話してもよいのですが、自分の「つば」が刀にかからないようにしなければなりません。
つばが刀に残ると、そこから錆が始まります。
その錆を研ぐのに100万円かかるというから大変です!
さらに私は慎重に取り扱うことを決意しました。
お土産にカレンダーを購入
ちょっと心を落ち着かせてから、古い刀剣書などを見せてもらいながら、最後、カレンダーを購入しました。
一冊2500円(税込み)です。
名刀と呼ばれる短刀達がバチッと写っていまして、その逸話も詳しく書かれていましたので欲しくなり、記念に購入しました。
撮影秘話ですが、一つの刀を撮影するのに4万円かかったそうです。なんとも大変な作業です
また、住所と名前を記帳して、なにか刀のイベントなどあったら連絡をして頂けるようにしてくれました。
完全予約制の刀の鑑賞会などもあるらしいのですが、完全予約で入場料3万円と聞いて、ちょっとすごい世界だなあと!
展示している刀はすべて販売している!
さらに驚いたのが、全て販売しているということ!
行平は2800万円でしたが、他にも結構高値で販売していたのを見て驚きました。
また、その日は、刀の取引も実際に何本か行われていて、こうやって時引きしていくんだなあ、すごい世界だなあ、と今日は何度も何度も驚きでした。。
そういえば、数珠丸を競売で、刀剣研究科の方が、購入していた話を聞いたことがありますが、これまた相当な金額だったのでしょうね。
関連記事:天下五剣「数珠丸(じゅずまる)」とは?日蓮を守った刀!
とにかく、驚きの連続で店内を出ました。
ちょっとした興奮状態がしばらく続きました。
外に出ると、近くにはこんなお店が!
近くに「空也もなか」と「天一」あり!
夏目漱石も好んで食べていて小説にも登場した、予約必須の超人気和菓子店です。
さらに泰文堂の向かいには超高級天ぷら店「天一」さんが!
世界の天ぷらの代名詞的なお店です!
しかし、ちょっと値が張りますので今回はもう少しお手軽に食べれるお店を探したいと思います。
お昼おすすめは「竹の庵」!
銀座ですから食事もお高いよなあ?と、探している中から、リーズナブルなランチを提供しているお店を見つけましたのでご紹介します。
基本情報
名称・・銀座竹の庵
住所・・東京都中央区銀座5-6-13西五番街ビル4F
営業時間・・昼11:00~15:00(LO13:30)/夜17:30~23:00(LO22:00)
定休日・・日曜日※3連休の際は最終日。年末年始、お盆など。
地図
竹の庵入り口
看板があります!和食のお店ですね。
ビルの4Fです。
風情ありますよ。
お店についたのが、お昼時の12時30分でした。
混んでるかなあと内心ヒヤヒヤしていましたが、ラッキーなことに個室に入れました!(平日の金曜日だからかな?)やった!
おすすめは竹の庵御膳です
お値段がかなりリーズナブルなのです!
なんと「1100円(税込)」でした!
それでこの品揃え!銀座でこの料理でこの値段は素晴らしすぎます!と思いました。
茶碗蒸しもぷりぷりの刺し身も鶏肉の照り焼き、豆腐、玄米、などどれをとっても最高に美味しいのです。
これで1100円はオトク過ぎ!
これに食後の飲み物が付きます。ゆず茶を選択しました。甘めと皮の苦さがマッチして美味しい!(アイスはすき焼き膳(1100円)を頼むとついてきます。濃厚でした!)
ごちそうさまでした!
お土産にアンパンを購入!
せっかく銀座に来たので木村屋のアンパンを買って行こうということになりました!
木村屋の看板は幕末の剣豪で書家の山岡鉄舟が書いた字を使っていると聞いて、ここは行ってみよう!となったのです。
関連記事:山岡鉄舟の名言が侍すぎる!
明治天皇もお食べになったアンパン、最高に美味しかったです。
特に現在一番人気のこのあんバター(249円)は最高でした!
あんとホイップされたバターがまた絶妙なコラボをかましてくれます!
これ、おすすめです!
キムラヤ基本情報
住所・・東京都中央区銀座4-5-7
電話・・03-3561-0091
地図
ランチ来たら、またここへ来よっと!
まとめ
銀座日本刀ミュージアムに行って来てレビューしてみました。
刀好きにはたまらないのはもちろんのこと、歴史好きの方もたまりませんよねええ!
今回、実際に日本刀(2800万円もする刀!!)を握って来ましたが、感動、驚きの嵐でしたよ。
また、銀座でおすすめのリーズナブルな和食のお店「竹の庵」もおすすめのランチがあるお店でした!
参考になりましたら、幸いです。