大河ドラマ「西郷どん」第4話のあらすじ【ネタバレ注意】「新しき藩主」
さあ「西郷どん」第四話目をお伝えしたいと思います!
この記事をご覧になったあとさらにドラマを観ていただければ、かなり理解が深まること間違いないです!
他に色々と西郷どん関連の情報も随時更新していきますので良かったらこちらもご覧ください。
より西郷どんの事が詳しくなること請け合いですよ。
大河ドラマ・西郷どん(せごどん)のネタバレまとめ!西郷隆盛は~
前回の振り返り
吉之助は、小さい子供のためと、祖父の病気のため、お金を工面しなければなりませんでした。
そのため、借金を何とか頭を下げてお願いをし、百両という大金を借りることに成功します。
その帰り道、半次郎という少年と出会い男たちに折檻されながらも見事な剣さばきで切り抜ける姿を目撃します。
将来の桐野利秋です。
その後、夜逃げしようとする半次郎達を止め、なんとか思いとどまらせます。
しかし荷車を押すのを手伝ったのを見られ、夜逃げを手伝ったとチクられます。
それも赤山と正助のおかげでその危機を乗り切ります。
吉之助の想いはとても強く何事も貫き通してしまうパワーを持っています!
そしてやがてその吉之助の想いは斉彬を自ら藩主になることを決意させるに至ります。
しかし、それは新たな悲劇、「お由羅騒動」につながり、そして、吉之助の身近な人物もその手にかかってしまうのでした。
その人物とは???
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大河ドラマ「西郷どん」基本情報 |
名称:2018年大河ドラマ「西郷どん」第四回「新しき藩主」 |
放送日:2018年1月28日(日)20時~20時45分 NHKBSプレミアムは18時~18時45分 第二回再放送は2018年1月27日(土)13時5分から |
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大河ドラマ「西郷どん」第四話のあらすじ
(簡単なあらすじのみを載せております。更に詳しい内容は更に下の【ネタバレ】をご覧ください)
お由羅騒動真っ只中。
遂に吉之助の師匠赤山にまで斉興の粛清の魔の手が迫ってきています。
吉之助達による最後の必死の訴えは久光に届かず・・・。
赤山の最後の言葉を心して聞く吉之助達。
もうあとには引けぬ斉彬。しかしまだ迷いが?
吉之助の手紙が後押しをします。
そして、最後の引導を斉彬が実の親、斉興に渡すことが出来るのか?
そしてロシアンルーレットが行われて、、、、。
今回も見逃せない内容となっております。
より詳しくお知りになりたい方は⬇をご覧くださいね
大河ドラマ「西郷どん」第四話のあらすじ【ネタバレ】
薩摩ことばでわからないところがあればこちらの記事をご参照くださいね⬇
※ネタバレを書いていきますので、「そこは見せないで!」って方は飛ばしてくださいね。
赤山靱負の沙汰
嘉永三(1850)年三月。
赤山靱負(沢村一樹)に重い沙汰が下ります。切腹です。
あの妙円寺詣りで吉之助を迎え、世界地図で吉之助たちに鹿児島の小ささ、世界の大きさを教えたあの赤山が!
調所広郷の自害に端を発する「お由羅騒動」で薩摩藩は二分され、いまだ藩主の座に居座る斉興による
粛清の風がまさに吹き荒れていました。
吉之助の父、吉兵衛(風間杜夫)は斉彬と関わりのあった隣の大久保家にも災いが降りかかるのではないかと心配します。
吉之助たち、師匠の赤山の命乞いに久光へ会いに行く
赤山を師匠と仰ぐ吉之助たちは一縷の望みをかけて島津家の屋敷に向かいました。
斉彬の異母弟で斉興の息子である久光(青木崇高)に赤山の命乞いを直訴する作戦にでました。
門前から中の様子をうかがうと、久光が玄関から駕籠に向かっているところでした。
門が開かれると、吉之助たちは一斉に中に飛び込み、久光の前にひれ伏しました。
そして、口々に赤山への沙汰の取り消しを懇願しました。
だけども久光はいらつきながらこう言い放ちます。
「おいに何が出来る?おいにはどげんすっこもできん。おいに言うな!」
と駕籠にさっさと乗り込んでしまうのでした。
久光は、自分の無力さがもどかしかったのです。
吉之助たちの必死の呼びかけを無視するしかなかった自分を・・・。
その場からとにかく逃げ、玉里の別邸(斉興が構えた日本庭園が美しい別邸)に向かって去ってしまうのでした。
吉之助達の一縷の望みも絶たれました。
江戸での騒動の噂
騒動の噂は江戸でも格好の話題となり、瓦版(事件の速報記事を書いた町中で売り歩く印刷物)でも面白おかしく書きたてられていました。
玉里の別邸の庭で、久光は由羅から江戸で売られている瓦版を見せられます。
そこにはおどろおどろしい由羅の挿絵が描かれ、「調伏」(ちょうぶく。まじないによって人を呪い殺すこと)「呪詛」(じゅそ)
などと由羅を悪しざまに扱う文字が並んでいました。
久光は母親の身を心配しますが、由羅はそんな息子の心配もなんのその、「みんな私を憎むがいいわ。殿様さえ無傷ならそれでいい!」と気丈に構えるのでした。つ、強い!
そんな由羅を夫の斉興は愛おしく思うのでした。
(島津の殿様がなにをやっているのでしょう?)
赤山最後の言葉
赤山家に吉之助はじめ門弟が集まってきました。
これが最後の別れになるかもしれないと思い、皆口数が少なめです。
すると赤山が口を開き、
「ないな、おはんらお通夜みたいな顔をして。どうせじきにおいの通夜になっとじゃ。今日は湿っぽか話は無しじゃ!」
と笑い飛ばし一堂に酒を注ぎます。
(ううっ。なんて気丈な)
赤山が酒を飲み、続けて吉之助たちがぐい呑に口をつけます。
妙円寺詣りの思い出話などしているうちに、やっとのことで場が和らいできました。
そこへ、糸(黒木華)が蒸した芋を持ってきました。
赤山と吉之助のおかげで田畑を取り戻せた半次郎がお礼にと吉之助に届けた芋でした。
赤山は芋を手にして「おはんらもこん芋と同じじゃな」
と皆を見回します。そして最後の言葉を門弟たちに伝えます。
「芋はひとつとして同じ形はなか。そいを桶ん中に入れて洗えばお互いがぶつかりおうてキレイに泥が落ちる。お半裸もそれぞれ形も考えかたも違っ。こいからも郷中という桶ん中で切磋琢磨して立派な侍になってくいやい」
赤山の言葉に門弟たちはうなずきます。
(悲しい)
そして翌日三月四日、赤山はお由羅騒動の犠牲者となり、この世を去るのでした。合掌。
しばらくして赤山死去のしらせは江戸にも届きます。
江戸城で、斉彬は阿部(藤木直人)にこう言われます。
「父君の暴挙をこのまま黙って見過ごすおつもりか?」
そのやりとり
阿部
「ここまで事が大きくなった上は、公儀から斉興殿に隠居を迫ることも出来るが。」
斉彬
「お待ち下さい」
阿部
「この期に及んで逡巡なさるか?」
斉彬
「父の引導は自らの手で渡します。その時が来たら必ずこの手で!」
悲痛の面持ちでした。
粛清は大久保親子にも
その後も斉興(鹿賀丈史)の粛清は続き、吉兵衛が冒頭心配したとおり大久保次右衛門(平田満)は喜界島(奄美大島からさらに25キロ東にある島)に島流しとなり、息子正助(瑛太)も城勤めを解かれて謹慎処分となってしまいました。(せっかく祝って貰ったのに)
そして次右衛門が島流しとなる日がやってきました。役人に囲まれて家から出てきた次右衛門を吉兵衛(風間杜夫)が「待たんか!このやっせんぼ(弱虫)が!」と引き止めます。
そして、役人の制止を振り切って庭の土俵に引っ張っていきます。
別れの門出に相撲を取ろうといいのです。
がっぷり四つの力相撲の末に次右衛門が吉兵衛を投げ飛ばします。
幼いころからの喧嘩仲間で、体をぶつけ合うことでお互いの気持ちを通じ合わせてきました。
「心配はいらん!おはんの家の事はおいに任せちょけ!」
という吉兵衛の言葉にうなずき、次右衛門は役人に連れられていきました。
(男と男の友情。泣けます・・・)
動かない斉彬。必死の吉之助の手紙
赤山や大久保親子だけでなく、斉興の粛清の犠牲となった多くの人々の無念を思うと、吉之助はなかなか行動をおこさない斉彬が歯がゆくて仕方ありません。
吉之助の想いの丈を書状にしたため、江戸にいる斉彬に送りました。
その内容は以下のようなものでした。
「斉彬様。いつまで待てばよろしいかとございもすか?何をためらっておいででございもすか?何から逃げていらっしゃっとでございもすか?おいは逃げもはん。斉彬様もどうかこい以上逃げんで、立ち向かってたもんせ。こん窮状から薩摩を救ってくださっ御方は、貴方様の他においもはん。」と熱い熱い内容です。
斉彬は吉之助の手紙を読み終え、ついに決意を固めるのでした。(やった!)
決意を決めた斉彬
嘉永四(1851)年正月。
斉興は新年の祝辞言上のため江戸城に登城しました。
将軍・家慶に謁見し、老中の阿部から上様よりのくだされものがあると告げられて
「ほお!さようでごわすか。なんでございもすか?」
と顔をほころばせます。
賜われたのは、朱衣肩ツキの茶入れでした。
将軍から茶器が賜われるということは、隠居勧告を意味していました。
斉興はその意味を分かっていましたが、そんなことはおくびにも出さず、平然として「ありがたき幸せ」と受け取りました。
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斉興と斉彬の必死の対決
斉興は芝の薩摩藩邸に戻りますと、由羅を相手に誰が隠居などをするものか!とうそぶきます。
そこへ斉彬が現れます。
対峙する親子。
緊迫感。
斉彬が書状の束を斉興に渡します。
それは吉之助が斉彬に送った書状でした。
そこには薩摩で暮らす民や百姓が悪政に苦しみ、悲惨な生活を送っていることが事細かに書かれていました。
斉彬は宣言します。
「この西郷という男は、江戸で育ち何も知らぬこの私の目となり、耳となり、幾度も書状を送り届け、私に教えてくれたのです。
これまで私はそのような大事から目を背け、民、百姓の声を聞くこともせず、父上に代わって薩摩の藩主になることから逃げて参りました。しかしもう逃げることはやめまする。」
島津の当主になることを力強く言い放ちます。
そんな魂の宣言を聞いても斉興は隠居しないと譲りません。往生際の悪い!
斉彬が薩摩の密貿易や琉球出兵の不審を問い詰めてもすべて調所がやったことと取り合いません。
なんという。
このままでは島津家は取り潰しになると斉彬が迫っても、
「お前に藩主の座を譲っくらいなら、わしは島津家もろとも消えっで」と頑なに拒否します。
恐ろしいくらいの頑固ですね。
斉彬奥の手を出す
黙って聞いていた斉彬が持ってきた木箱を開けて、二丁の拳銃を取り出しました。
そして、斉彬は
「では、天の声を聞きましょう」
と二丁の銃の撃鉄を起こし、斉興の前に置きます。
一方の銃には弾が込めてあり、もう一丁は空砲だといいます。
そして「生き残ったほうが島津の藩主。分かりやすいでしょう。お選びください。」
と斉彬は斉興に促します。
斉興が震える手で一丁の銃を手にします。
斉彬が残った銃を取ってこめかみに銃口を当てます。
斉彬に促されて斉興も銃をこめかみに持っていきます。
しかし、ての震えは止まりません。
斉彬が斉興をじっと見たまま引き金を引きます。
・・・・カチッ。空砲でした・・。
斉興は恐怖で銃を放り出し、観念したかのように
「これからは、お前と茶でん飲んで、安楽に過ごすか」
と由羅に語りかけます。
由羅は、
「嫌、私は嫌。久光はどうなるのですか!」
と斉興の銃を拾い上げ、部屋を出て行く斉彬の背中に銃を向けます。
慌てて止める斉興と揉み合いになります。
そして、「バ-ンッ!」と銃声が鳴り響き、天井に穴が開きました。
斉興も由羅も腰を抜かして声も出ませんでした。
斉興が隠居し、斉彬藩主となる
遂に遂に、斉興は隠居届けを出し、晴れて斉彬が薩摩藩主となることが出来ました。
これにより、二年に渡ったお由羅騒動はやっとのことで幕を閉じました。
斉彬襲封(しゅうほう。諸侯が領地を受け継ぐこと)の報せは薩摩にも届き、吉之助たちは赤山の墓前に報告をします。
糸
「赤山先生。遂に斉彬様が藩主になられもした」
吉之助
「赤山先生が申されたとおり、薩摩は良か国へと変わっていきもんそ。どうか見守ってくいやったもんせ。」
5月8日、第11代薩摩藩主・島津斉彬がお国入りを果たしました。
斉彬は43歳になっていました。
城下を300名もの華やかな行列が進んでいきます。
通りには、新藩主を迎えようと、多くの人々が集まり、騎乗した斉彬が近づくと、「わあ—!」と歓声が上がるのでした。
新しい薩摩への期待で吉之助の顔は輝きに満ちていました!
チェストこーーーーい!気張れイ!
第四話見どころ
なんと言っても斉彬と斉興が銃を持ってロシアンルーレットをするところは緊迫感があり、最大の見所になること間違いないでしょう!
そして、次右衛門と吉兵衛の友情の相撲の場面も見逃せないところになること間違いないです!
大河ドラマ「西郷どん」第四話の感想!
1月28日の放映を見終わったら書きたいと思います!
さあ、今回、泣きました!別れの涙、友情の涙、親子の対立の中にある深い関係の中の涙、寂しさを包み込む涙、様々な涙をみせつけられ、目を真っ赤にしながら見ていました。
特に見処は、島津家の面々たちのやりとりでしょう。
これが、下を見るか?自分を見るか?上を見るか?隣を見るか?で対応や行動がだいぶ違ってきます。
4者4様。みな違う方向をみて生きています。薩摩の領民は大変だなって感じます。
その中でも、斉興、由羅、久光、この3人の親子が薩摩を牛耳っていると考えると切なくなりました。
斉興は自分のこと、由羅も自分と殿様のこと、久光は親のこと、しか、見ていません。
斉彬は下を見ています。いや、やっと見始めたというべきか?
この薩摩藩を治める島津家の異なる性格、考えかたがあって、様々なドラマを産んだ事を考えると、一概に駄目だったとは言えないのでしょうが?
その島津家が引き起こしたドラマの1つ、赤山靱負切腹。
赤山と門弟たちの別れの酒。寂しさを思い出とユーモアで包み込み、酒と唐芋で飲み干す。
男って、師弟っていいなあって思う瞬間でした。
そして、切腹の日。まさに武士の作法が随所に盛り込まれた描写になっていたのでは?
遠近法で撮った遺言書と赤山の動き。吉兵衛の練習を重ねた魂の介錯。はじめ目を背けてしまいました。
でも、見る側も心して見なければと、もう一度表情を凝視してい見ました。激痛の極みです。
生き様を、男としての志を見させてもらいました。生きるもの、生かされたものは、その想いを継いで成し遂げていかなければなりません。吉之助の、我慢する叫びは天に昇り、赤山まで届いたことでしょう。
もちろん、私の心にはぐさぐさ刺さりまくりでした!
吉兵衛と次右衛門との別れの相撲。
これぞ男の友情と言わずしてなんという。
そして、バックで流れる音楽。
もう涙が止まりませんです、、、、、、、。
そのタイミングで、満佐が次右衛門を応援する。
この絶妙な掛け合い。
悲しみの涙も笑いの涙に変え、旅立つ次右衛門に大いなる勇気を与える。
最高の家族の、そして友情の姿を魅せつけてくれました。
斉興と斉彬の鬼気迫る戦いも文字通り命がけの交渉でした。
親に嫌われた子供でも、親の命がかかっている際には涙が止まらない。
この微妙な機微。鹿賀丈史と渡辺謙の超絶な芝居合戦に心打たれずに要られません。
特に一番気に入ったところは、斉興が「好かーん」と甲高い声で言ったあと、
斉彬の鼻紙で「ちーん」の所。
お互いの一つ一つの動作、言葉に全て意味があるように思えてクラクラしてきます。
最後は斉彬の粘り勝ち。お由羅さよなら。どうもイライラさせられる役どころで由羅さんはいけませんね。
斉彬、これからの薩摩藩をお願いしもす!
大河ドラマ「西郷どん」第四話の視聴率は?
リアルタイム視聴率は31日に更新致します。
リアルタイム視聴率 | 14.8% |
タイムシフト視聴率 | |
総合視聴率 |
全話の視聴率をご覧になりたい方はこちらを!⬇
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大河ドラマ「西郷どん」の原作との比較
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西郷どんの原作!林真理子小説のあらすじまとめ(上巻の三)「由羅騒動と余波」
終わりに
遂にすったもんだの末、しぶとい斉興を退け、斉彬が新藩主になりました。
その背中を押したのが、吉之助の手紙だっていうところも凄いところですね。
さて、新藩主斉彬。どんな国作りをしていくのでしょうか?
楽しみですね!
大河ドラマ「西郷どん」まとめ記事
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