泣く子も黙る覇王・織田信長!
天下をほぼ手中に収めながらも、家臣の謀反により夢儚く砕け散った男。
そんな男が放った名言から、生き方を学ぼうというのが今回のテーマです。
数ある名言の中から、5つピックアップしてみました。
そして、シチュエーション別に分けてみました。
ぜひご参考になれば幸いです。
それでは見てみましょう。
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1つ目は、しっかりと地に足をつけた人生を歩みたい方へ
「人間五十年、下天の内を比ぶれば、夢幻の如くなり。一度生を得て滅せぬ者のあるべきか」
織田信長が桶狭間の戦いに臨む朝に舞った、「敦盛」という
歌の一節です。
関連記事はこちらです→織田信長公の最高の舞は「幸若舞」の「敦盛」私はこう感じた!
意味は?
意味は、「人の世の50年は、下天界(六欲天の最下位)と比べたら、
その一昼夜に過ぎないほど短く儚い。一度生を得た者で、滅せぬ者があるだろうか?」
というもの。
なんて人間ってちっぽけなんだろう?と考えさせられます!
その本質は?
「生あるうちにやるべきことを成し遂げるべき!」、という信長の強い覚悟が
垣間見えます!
今なんとなく人生を、毎日を行きてしまっているあなた。
この信長の力強い言葉を読み、奮い立つものを見つけられたら、って思います!
さあ、この調子で参りましょう。
2つ目は、きっちりと今の状況を判断し、前へ進みたい方へ
「是非に及ばず」
本能寺にて、明智光秀の謀反を小姓の森蘭丸から聞き、返す言葉で
最期に発した言葉です。
意味は?
「明智光秀が謀反をおこしたのであれば、それは致し方ないことである」
というもの。
すべてを達観した感じ?
その本質は?
信長は、明智光秀に厳し目にあたっていたことなど、自覚があったのかも知れません。
そして、光秀の態度にも気付いていたのではないでしょうか?
それもこれも自らが招いたこと。
こうなっては、その運命を受け入れましょうっていうことだと思います。
スパッと気持ち切り替えましょう!
3つ目は、命賭けれるものを見つけたいあなたへ!
「死のふは一定、しのび草には何をしよぞ、一定語りおこすよの」
この唄は、信長が桶狭間の戦いに挑む前後、唄っていたといいます。
命がけの戦へ出陣する時に唄う唄って?
まさにそんな時のための唄でしょう!
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意味は?
「誰にでも死は必ず訪れるもの。
自分の死後にも語り継がれるように何か決め、何をすれば善いかな?
女?お金?酒?民?それとも夢?
きっと、後世の人達が自分のしてきたことを語り継いでくれるでしょう」
というもの。
自分の名前を男なら残そうぜっていう感じです
その本質とは?
大きな仕事やプロジェクト、時代の重要事件を受け持つことなどなど、
成し遂げなければならない事を目の前にして、かなり緊迫した状況で有ることは間違いありません。
それを確実にこなしていく姿、きっと語り継がれます。
そんな緊張感あふれる気持ちを唄ったものでしょう。
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4つ目は、国を治める者の心得!
「およそ舞楽は金銀を費やし、家業を忘れ、乱国の本也、主将が好んでこれを用うべからず」
嫡男信忠へ向けて叱った時の言葉です。
信忠は、無類の能好きで、自分自身の舞も「手前見事」と呼ばれるほどの好きさ加減でした。
勿論、それだけなら問題はないのですが、
信忠の場合は、肝心の本業を疎かにする恐れがあると父信長は判断したのでしょう。
それを聞いて、父信長は怒り、叱り、能道具を没収するという行動に出ました!
意味は?
「そもそも舞楽は金銀を費やすばかりか、家業を忘れるほどのめり込んでしまうから、
、国が乱れるもとである。大将が好んで舞楽を楽しむものではない」
なかなか厳しいお言葉です。
その本質は?
武将が能にうつつを向かす事のデメリットってなんだ!?
国を治める者として、しっかりと仕事をしていかなければならない。
それを怠ると、国の民がついていかなるという悪魔のデメリットがありますよ
ってことを信長が長男の信忠にしっかりと伝えたのでした。
そして最後はこちらの名言をセレクト!
5つ目は、努力を日々続けて行きたい方向けに!
「嗜みの武辺は生まれながらの武辺に勝れり」
生まれながらに才能があるものがいるとつい「あいつは天才だから」とか、
「あいつは生まれつき才能があるんだ」とか言って、自分を蔑ろにする
けれど、それを戒めた言葉ですね。
意味は?
「自分には才能がないからと諦めても、目標に向かって努力をして身につけた能力は、
元から備わっていた才能よりも優れている。」
というものです。
何もせずに能力が身につくなんてことは、この世に存在しないってことです!
その本質は?
努力を忘れたものは、あっという間に努力をするものに追い越されてしまいます。
何かを成し遂げたいのであれば、たとえ才能を持っていなくても、
努力をすれば才能を身につけることも可能だということ。
何のために生き、何のために目指すのか?そんな根本的な部分も
とっても大事です。
行き先が決まれば後は才能があろうがなかろうが、目指しましょう!
されば、才能が身につき、目標を達成することが出来るってわけよ!
最後に
織田信長の名言を5つご紹介致しました。
1,「人間五十年、下天の内を比ぶれば、夢幻の如くなり。一度生を得て滅せぬ者のあるべきか」
2,「是非に及ばず」
3,「死のふは一定、しのび草には何をしよぞ、一定語りおこすよの」
4,「およそ舞楽は金銀を費やし、家業を忘れ、乱国の本也、主将が好んでこれを用うべからず」
5,「嗜みの武辺は生まれながらの武辺に勝れり」
生きること、生き方についての参考になれたら嬉しいです。
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