石垣山一夜城。

かつて豊臣秀吉が小田原合戦(豊臣秀吉が天下統一する直前、未だ抵抗する北条氏を征伐する目的で起こった戦い)の最中、短期間で築き、抵抗する北条氏を降伏させるきっかけになった城です。

その時豊臣秀吉が、石垣山一夜城から小田原城を見下ろしていたことは間違いありません

続100名城(日本城郭協会が名城と定めた城)にも選ばれています。

今回、その石垣山一夜城歴史公園から見える、小田原・相模湾の絶景をお伝えします

★日頃忙しかったりストレスが溜まっていてリセットしたり、リラックスしたい方、スッキリされたい方におすすめ。

 

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石垣山一夜城歴史公園の基本情報

名称・・石垣山一夜城(いしがきやまいちやじょう)

入城料・・無料

休園日・・無し

お問い合わせ・・0465-23-1373(小田原城総合管理事務所)

トイレ・・二の丸付近。駐車場付近。

続100名城スタンプ場所・・駐車場トイレ前

所要時間・・城内30分位

イベント・・一夜城まつり(毎年10月)

アクセス

自動車(おすすめ)

  • 国道1号 横浜方面から→板橋交差点を左折し、ターンパイク入り口交差点を左折→石垣農道へ
  • 国道135号 熱海方面から→早川交差点を左折(小田原方面からは右折不可)→石垣農道へ
  • 国道1号 箱根方面から→地球博物館交差点を右折→バスや大型車はこちらから

駐車場

58台停められます。

徒歩(自転車)

  • JR早川駅から石垣山農道を経て約50分
  • 箱根登山鉄道入生田駅から約60分

※それぞれ途中にはトイレ無し。

バス

うめ丸号以外はバスは運行していません。

うめ丸号

小田原駅東口①番乗り場から出ている、小田原宿観光回遊バス「うめ丸号」

価格・・シーズン中乗り放題大人500円子供300円

時間・・9時30分~15時45分の間11便運行しています。

※春夏秋の指定期間中の土日祝日のみ運行しています。

2018年の運行実績

2018年版

●春季シーズン~Spring~

3月21日(水・祝)~5月13日(日)期間中の毎週土・日曜日・祝日
※3月24日(土)~4月8日(日)、4月28日(土)~5月6日(日)は毎日運行

●夏季シーズン~Summer~夏季シーズンのみ小学生無料

7月14日(土)~8月26日(日)期間中の毎週土・日曜日・祝日

●秋季シーズン~Autumn~

9月15日(土)~12月9日(日)期間中の毎週土・日曜日・祝日

引用:http://kanko-kaiyu-bus.org/about.html

 

駅近コンビニ(最寄り)

早川駅→セブンイレブン小田原早川店(早川駅から徒歩9分約700メートル)

入生田駅→ローソン小田原風祭店(入生田駅から約9分。約700メートル)

タクシー

小田原駅東口のタクシー会社。

  • 小田原駅から約15分 約2000円
  • 早川駅・箱根板橋駅から約10分 約1500円

★早川駅と箱根板橋駅にはタクシーが常駐していないので、電話で呼ぶ必要があります。

  • 箱根登山ハイヤー→0120-148-512
  • 日本交通横浜(株)小田原営業所→0120-612-151

 

車椅子ご利用の方、ベビーカーをお持ちの方は、城内かなりの段差があり入るのは厳しいです。

地図

石垣山一夜城の名前の由来

一夜城という名前の由来は、小田原合戦にありました。

天下統一を目前にしていた豊臣秀吉が、小田原城に籠城し抵抗する関東の戦国大名・北条氏政を包囲したのが小田原の合戦でした。

小田原城は、9キロに及ぶ街全体を堀と土塁で囲む総構(そうがまえ)と呼ばれるかなり強固な守備を敷いていましたので、力攻めが難しいと判断した豊臣秀吉は、石垣山に城を築いて長期戦に持ち込むことを選択します。

戦の最中に約2ヶ月とちょっとで、石垣と櫓、紙で貼った白壁で構成される立派なお城を築き上げます。近江の石垣職人穴太衆や、各大名たちの大量の労力の元完成します。

城が出来上がると、城を遮っていた木々を切り倒し、小田原城から見えるようにし、鉄砲をデモンストレーションで放ったのです。

これを小田原城の北条氏は、突如城が出来上がったように見えました。

「小田原城をさえぎる大樹をことごとく斬る。小田原城中からこれを見て、笠懸山(石垣山の事)に城を一夜に成就せるに驚く」(大三川志)

「面向きの松の枝どもを切りすかしければ、小田原勢肝をつぶし、関白(秀吉のこと)は天狗か?神か?、このように一夜のうちに見事なる城を作るとは」(北条記)

などと後世に文章で伝わります。

豊富な経済力を持つ豊臣秀吉が、大量に人員を動員し、短期間で城を築きあげ、その多大な力を見せつけられた北条氏が降伏の決定打となったのでした。

石垣山一夜城歴史公園へ自転車で登る

今回、私は自転車で小田原から入生田駅からのルートで石垣山を目指すことにしました。

レンタルサイクルは小田原駅東口で借りました。

其の情報についてはこちらをご参照ください

 

国道1号を箱根方面に走り地球博物館の入り口の交差点を左折します。

※コンビニはこの先ありませんので、国道沿いの店で必要なものは買っておきましょう。

完全に山道の中、自転車を押して進みます。(レンタルサイクルでは漕いで登れませんでした)

道路状況は良いです。

時刻は13時30分位。気温は18度で半袖で自転車を漕いでちょうど良いくらい。

距離にして2.7キロ。途中みかん畑や関白沢と呼ばれる川を眺めながら進みます。

しかし、ほとんど車通っていません

バイク1台とタクシー1台のみでした。ちょっと不安。

石垣山一夜城に使う予定だった石垣が置いてありました。

何かの拍子に川に落ちてしまったようです。

しかし自転車を押して歩くだけでもかなり重労働なのに、昔の人々はこんな大きな石を押して登ったんだなと考えると、気が遠くなります。

一説では、石の重さに耐えられず、命を落とした武士の魂が眠っていると言われています。

やっと半分来ました!

この入生田方面から登るほうが緩やかだとの情報(これは確かにそうですし、舗装もアスファルトで良いかと)でしたが、ちょっと暗くてあまり徒歩や自転車には向きません。

バスや大型車はこちらからしか登れないです

登るなら、早川方面からのほうが、坂はきついですが、民家もあって開放的なのでおすすめです。

かつてこの近くで城に使用した石を調達していました。

このあたりは私の疲れがピークとなりました。

ほぼほぼ山頂までたどり着きました。

今までの疲れも吹っ飛ぶような眺め

感動です。

この看板がどれだけ嬉しく思ったか!

ここまで来ると、石垣山城までは下り坂です。やった!

おお!

相模湾が見えてきました。

ちょうどヨロイヅカファームの建物の上にいます。

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石垣一夜城に到着

結構車停まっていました。

平日月曜日の14時くらいです。

ここまでの所要時間は、入生田駅からまあまあ急ぎ目で40分くらいです。(通常は60分位かかります)

かなり疲れましたが、景色を見て疲れも吹っ飛びました。

駐車場に隣接している「一夜城ヨロイヅカファーム」では産直の果物が販売されていたり、パティシエ鎧塚俊彦さんがプロデュースしているスイーツもあります。

山頂で食べるスイーツ、特にヨロイズカロールは最高です!

詳しくはこちらの記事をご参照ください。

関連記事:石垣山一夜城ヨロイヅカロール食べてみた!みかんが絶妙すぎる

 

石垣と冬の相模湾。癒やされますう!

石垣山一夜城へ登る

疲れも吹っ飛んだところで、早速石垣山一夜城に登ります!

地震の影響のようですが、石垣が崩れていてそのままに。

こんな山頂に沢山の石垣が積まれていると、どれだけの労力を使っていたんだろうと気が遠くなりそうです。

石垣に囲まれていると、なにか石垣が好きになってくるから不思議です。

これが野面積みってやつですね!

関連記事:穴太衆とは?野面石の積み石垣は安土城や比叡山坂本に使用!?

そして5分ほど石垣の中を歩いていくと、突如ひらけた場所があります。

ここが二の丸です。

馬屋曲輪と言われていますから、馬をここに置いておいたのでしょう。

城づくりには、刀剣などの金具を扱う後藤徳乗や刀鑑定・芸術家の本阿弥家の方も携わっていたようで、結構本格的な豪華な館が存在したと思われます

次に淀君達がお化粧した井戸曲輪に行ってみます。

ここは井戸曲輪といって、豊臣秀吉の側室(奥様)の淀君がお化粧などに使った井戸があった場所です。

周りが石垣に囲まれていてサザエのような形になっています。

一番下に井戸があって、そこでお化粧をされていたんですね。

現在のパウダールームです。

それにしても相当深いです!

25メートルあるようです。おおお!

※湧き水をせき止めてつくった井戸のようです。

ここから見える景色はまさに圧巻です!

ここでお化粧をして、お茶会などに出席されていたのでしょうねえ。

井戸曲輪からも小田原の町が見えます。

淀君も同じく眺めていて、驚きの声を上げていたのではないでしょうか?

心が洗われるとはこのことでしょう。

最高の気分です。

ここから、豊臣秀吉は、小田原城を見下ろし、高見の見物を決め込んでいたのです。

茶人、千利休を呼んで茶会なども開いていたようですから、さながら旅行気分ですねえ

天下人はやることがすごいです。

この前にあった木が刈られて、一気に城が出現した演出をしたのですね!

北条の方々の驚く顔が目に浮かびます。

※小田原城の天守閣内資料館では、その時の映像が再現されています。

 

天守閣があったかは定かではないようですが、天守台はありました。

縄張り(城の設計)を担当したのは姫路の戦国大名・黒田官兵衛たちだったと言われています(名護屋城に設計が似ていることから)が、天守閣があったら何層だったんだろう?などと興味は広がりますねえ。

とにかく山城で、足元が岩でゴツゴツしています

整備は結構されていますが、それでもところどころ危ないです。

サンダルなどでは厳しいですね。

さあ、石垣山一夜城、いかがだったでしょうか?

豊臣秀吉や淀君の気持ちになって小田原城を眺めると、また一段と楽しめるのではないでしょうか?

 

帰りの道からの景色も絶景!

帰りは、早川駅の方へ降りて見たいと思います。

こちらがメイン道路でしたね。

今日は2月の上旬なのですが、たまたま18度まで気温が上がり、最高のサイクリング日和でした。

ハイキングコースとしても良い感じです。

急な坂道を、一気に駆け下ります。

かなり気持ちいいです!

最後、見納めにパシャリ。

行きは40分位かけて登った山も、くだりは一瞬です。

そしてなにより、明るくて見通しが良い!

来るときもこちらから来るべきだったなあなんて思っちゃうくらいです。

徒歩で登られている方もいらっしゃいました。

一夜城の入り口です。

ちょっとわかりにくいかも?

ここから小田原駅までは自転車で15~20分くらいです。

まとめ

石垣山の山頂に登るには、やはり車がおすすめです。

車が難しければ、徒歩でもありですが、麓のコンビニで飲み物を用意しておきましょう。

シーズンになるとバスが運行されるので、電車で来られる方はこれを利用するのがおすすめです。

 

石垣山一夜城から見た景色はまさに「絶景」でした。

豊臣秀吉もこの景色を見ていたんだと思うと本当に感慨深いです。

心も洗われ、日常のいろんなことがスッキリとしました。

一緒にヨロイヅカファームのスイーツを食べるとその気分をアゲアゲにしてくれますよ。

日頃忙しかったりストレスが溜まっていてリセットしたり、リラックスしたい方、スッキリされたい方には、この絶景を見ていただければかなりの発散になるのかなあと思います。

おすすめの場所です。

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