日本を今一度せんたくいたし申候

坂本龍馬

坂本龍馬先生が残した数々ある名言の中で私が一番好きな言葉です!

初めて聞いた時、「なにこれ!詩人?!」って思っちゃいました。

「せんたく」っていう発想に度肝を抜かれました。

 

背景としては、外国と手を結び私欲を肥やす役人たちを一掃するのが坂本龍馬からの神への願いっていう所にあるのですが、

私は、こんなスケールの大きいことを言ってみたいっていう願望も込でこの言葉が好きです!

 

今回は、幕末を駆け抜け、世界の海援隊になるっていう夢半ばで京都の街に散っていった坂本龍馬の名言から

私が感動&影響を受けた言葉たちをまとめてみました!

 

感動せずにはいられない言葉たちをご堪能ください!

坂本龍馬とは?年表!

まずは坂本龍馬がどんな人生を送っていったのかを時代背景とともに見てみましょう。

西暦坂本龍馬
1835年土佐(高知県)に生まれる(0歳)
1853年剣術修行のため江戸に行き、北辰一刀流を千葉道場にて学ぶ(19歳)
1861年土佐勤王党に入党する(27歳)
1862年土佐藩を脱藩し、勝海舟の弟子になる。勝を日の本第一の人物と称えている(28歳)
1863年神戸海軍操練所に参画する(29歳)
1865年薩摩藩の援助で亀山社中(貿易会社)を設立(31歳)
1866年薩摩藩と長州藩を仲直りさせて薩長同盟を結ばせる(32歳)
1867年亀山社中を海援隊に改名、船中八策策定。京都で暗殺される(33歳)
1868年明治の始まり!「新しい日本」

更に詳しく知りたい方はこちらもご参照ください!

参照:勝海舟と西郷隆盛と坂本龍馬の幕末偉人3人の関係は?

参照:西郷どん(せごどん)と坂本龍馬の名前の由来!地形や城名から?

参照:薩長同盟の内容をわかりやすく図で解説!坂本龍馬は何をした?

参照:中岡慎太郎は薩長同盟を坂本龍馬と成立!近江屋で暗殺!?子孫は?

感銘を受けた坂本龍馬の伝説名言達独断ベスト5!

坂本龍馬のことをさらっと知っていただいたところで、坂本龍馬の名言達を見たいと思います!

セレクト方法は完全に独断です。

私の生き方に影響を与えた順に並べました!

 

独断なのですが、参考になればと思います。

坂本龍馬伝説名言5位「日本を今一度せんたくしたく申候」

私の人生への影響度・・・80%

冒頭でもご紹介したこの言葉。

まず、響きがかっこいいです!

 

こんなセリフのような言葉、思いつきませんもの。

 

日本っていうレベルでものを言えるってすごい。

 

男たるもの、スケールは大きくあれ、志を持て!という解釈に私は取らせてもらってます。

 

すぐに目線は近場を見てしまい、生活に流されてしまいますが、視線を遠く、広く、上から見ることが出来れば

大きな器と動じない精神力を手にすることが出来、叶えたい事も実現することが出来るのだとおもいます!

 

もちろん、その道程は地味なものではありますし、習慣につぐ習慣であって、すぐにたどり着くものではないということは

分かっています。

 

その行動の先にあるものを常に忘れたくない!そういう思いでいっぱいなのです。

 

言葉の意味からちょっと遠ざかったかも知れませんが、大きな目線で見るってことを私は学びましたよってことで5位です!

 

坂本龍馬伝説名言4位「世の人は我を何とも言わば言え 我なす事は我のみぞ知る」

私の人生への影響度・・・83%

くーーーーっっっっ!かっこよすぎます!

子供の頃おねしょがひどく周りからバカにされていたことがあり、それをコンプレックスにもっていた龍馬でしたが、

この名言を書き記した頃(20歳前後?神戸海軍操練所にいた頃?)には、自分の良さをきちっと理解して、

自立している姿を想像することが出来ます。

 

私など、40歳を越えてやっと自分というものが見えてきたというのに、さすがは幕末の超有名人、坂本龍馬ですね。

自分と向き合うことを恐れずに生きてきたからこそ、出てくる言葉だと思います。

私のように、無難に楽な方へ逃げていき流されてきた生き方をしてきた私にはドーーンと響きました。

 

自分の弱みや強みは自分が一番知っている!これから向かう方向は自分自身が決めるぜ!

今までみたいに、弱みを認めず、強みもないものとする、考え方を一切排除だあ!

 

自分はありのままの自分なんだ!

 

それを自分が受け入れないでどうする?

 

そんな人が相手を受け入れられるわけないだろう!

 

って私の魂の叫びでした。

 

すいません。

 

この言葉で、一つの壁を乗り越えることが出来ました。

龍馬先生、ありがとうございました。

坂本龍馬伝説名言第3位「丸くとも 一かどあれや 人心 あまりまろきは ころびやすきぞ」

私の人生への影響度・・・88%

うわっ!これも、これも、よくもまあ、私の心によくぞストレートに突き刺さってくれますね!

若かりし日の私は、丸く丸く、自分の意見は言わず、と言いますか、自分の意見を封じ込めて自分の意見が出てこない状態(思考停止状態)

で、なので、必然的に周りの意見の通りに合わせて動いていました。

 

自分で考えることを放棄していたのです。意見ゼロ。

 

自分をさらけ出すことへの恐怖感です。

これで40年間やってきました。

よくぞまあやって来れたとは思います。

 

あまりにまろくて転びまくっていましたもの、、、苦笑。

 

「一かど」というのは自分のこだわりや意見のことだと思いますが、これが本当に大事で、これがないと生きていくのが苦痛でしかないと思います。

何のために生きていいるのかあ♫って歌に出てきそうな感じです。

 

自分の意見を言うってとっても快感です。

「自分は嫌だ」「自分はそれやりたい」などということすら封じ込めていましたから。

 

意見にはそいますが、リアクションはなし。こんな人生つまらなーーーい!

 

ということで、自分の事を素直にさらけ出すようになっていったきっかけの一つにこの言葉がありました。

 

この言葉は私のとにかくそんな引きこもり思考停止馬鹿野郎状態を溶かしてくれた価値あるお言葉なのです!

 

坂本龍馬伝説名言第2位「俺は議論はしない、議論に勝っても、人の生き方は変えられぬ」

私の人生への影響度・・・95%

深い!深すぎます!

私はこの言葉を、人を動かす時、人にある行動を変更したり、はじめてもらう時に思い出します。

 

ある考えを持っている人を議論で論破しただけでは、相手が敗北感や、屈辱感を感じるだけで、まるで行動がかわりません。

万が一行動を変えるようになったとしても、それはとりあえずやっているやらされてる感満載でしょう。

 

よって、説明はもちろんしますが、一緒に現場でやってみたり、データを見せてみたり、本人自身が納得するような体験をしない限り

自分事にならないんだと思っています。

 

そう思えるようになったのは、坂本龍馬先生(せんせーい!)のこの言葉があったからなのです。(ちょっと解釈が自己流になっている部分もありますが、、)

 

物事の本質っていうのは、ほぼほぼどの時代も同じなんだなって思います。

どの時代の人たちも、同じようなことで悩んできたんだって思えると、とっても親近感わきますし、よりすきなっちゃいます!

 

実際、毎日のようにこの言葉を活用しています。どうすれば、相手に自分ごとのように伝わるのだろうか?それを自分の工夫や、想いなどを

絡めながら試行錯誤しています。

 

逆に議論でははじめに相手に勝たせるようにしています。

ある部分相手に勝たせておいて、本当に勝ちを勝ち取りたい部分だけを、実際に現場と数値で納得してもらいます。

これが必勝法ですね!

 

こんな本質、教えていただき、坂本先生、ありがとう御座います!

 

※この名言は名小説「竜馬がゆく」からで、本当の坂本龍馬が言ったかどうかはわかりませんけどね。

 

 

それでは一番私が影響を受けた言葉をご紹介しましょう!

坂本龍馬伝説名言第1位「ねぶと(腫れ物)も十分晴れるまで待たないと、膿を出そうと思って刺した針に膿はついてきませんよ」です!

私の人生への影響度・・・98%

おおおっ!これですこれ!

これは何を言っているかおわかりでしょうか?

事を起こす時の、タイミングのことを言っています。

 

仕事でもプライベートでも、上手くいく時期に行動をしなければ成功しないっていうことなんですね。

 

時期(タイミング)ってかなーーーーり重要です。

これを外すだけで同じことをしているのに、全く違った結果がやってきます。恐ろしいくらいに!

 

坂本龍馬は、他にも次のような例えでこのタイミングのことを紹介しています。これが、また分かりやすいのでご紹介しましょう!

 

小野小町が詠んだ名歌

●小野小町が詠んだ(日照りの時に雨を予想した)歌にしても、本当に日照りのときには雨なんか降りません。

おまじないなんて存在しないのです。

あれは、北の山が曇ってきたことを観察し(天気を)知ったところで歌を詠んだのです。

 

※気象の変化を知っていたので、そこに歌を詠むっていう行動を併せ、周囲にはいかにも雨を振らせたかのように見せたのですね。

なので、この場合、小野小町は北の山が曇ってきた後、じきに雨が降ることを知っていました。それを大いに活用したわけです。

タイミングを自らコントロールするってこと!

 

●新田義貞が稲村ヶ崎で太刀を海に捧げて潮を引かせたのも、干潮の時間を知っていたから出来たことだったのです。

※この場合もすごい!これから潮が引くって事を知っていてそれを利用したわけです。

きっと、マジシャンも同じ原理を使っているんでしょうね。人の錯覚?

いかにも太刀を海に捧げた事が、潮が引いたことにつながっているように見えますねえ!

 

ただ、何も考えずに生きてきた私には、このような発想は全くありませんでした。

これを知った時、本当に目からウロコでした。

どんな自己啓発本よりも、心に刺さりました。

 

例えば、プロポーズの言葉をセッティングした場面で言えず(ベストタイミング!)、全く関係ない、車の中で30分かけて言ったり(バッドタイミング)、

謝らなければいけない時(ベストタイミング)に謝らずあとで謝ったら逆効果で怒られたり(バッドタイミング)とか、、、。

 

周りの現象を考えていればまた違っていたでしょうに、、、。とにかく、これはとても大事なこと!

 

逆に、部下に注意する時に、場所を考えて話すようにしたら(ベストタイミング)、すんなりと聞いてくれたり、

ある人の変えたい行動があった時に、権威をもった人が来るタイミングで、それに絡めて伝えたり(ベストタイミング)など、、。

 

だって、あの坂本龍馬が目をつけたポイントなんですから!

私の仕事やプライベートでの様々な判断する時に、必ずこれを考えています。

かなーーーり重要なことです。

 

本当に坂本龍馬には感謝しております!

最後に

いままで坂本龍馬のお言葉を見てまいりました!

個人的ですが、私が影響を受けた言葉ベスト5です。

振り返ると

第5位「日本を今一度せんたくしたく申候」

第4位「世の人は我を何とも言わば言え 我なす事は我のみぞ知る」

第3位「丸くとも 一かどあれや 人心 あまりまろきは ころびやすきぞ」

第2位「俺は議論はしない、議論に勝っても、人の生き方は変えられぬ」

第1位「ねぶと(腫れ物)も十分晴れるまで待たないと、膿を出そうと思って刺した針に膿はついてきませんよ」

でした!

 

全部私の血となり肉となっている言葉たちです。

この言葉たちがなかったら、私は私じゃなかったかも知れません!

 

坂本龍馬、どうもありがとうございます!!!

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