大河ドラマ「西郷どん」第24話のあらすじ【ネタバレ注意】「地の果てにて」
さあ「西郷どん」第24話目をお伝えしたいと思います!
この記事をご覧になったあとさらにドラマを観ていただければ、かなり理解が深まること間違いないです!
前回の振り返り
吉之助は、久光の怒りをもろに買い、あと一歩のところで仲間の援護射撃により島流しにとどまることが出来ました。
天はまだ西郷吉之助という男を必要としたのでしょう。
そして、かくして起こったのが寺田屋騒動での悲しき同士討ちでした。
吉之助が久光の命令を破ってまで有馬に話をしに行ったのですがその甲斐が、、、。
本当に人生上がったり下がったりっていうことをまざまざと魅せつけてくれます。
壮絶な同士討ちが京都寺田屋で起こり、その顛末を聞き、監禁されていた吉之助は天を仰ぎ号泣するのです。
ああっ!
前回のあらすじ・ネタバレはこちら→大河ドラマ「西郷どん」第23話のあらすじ【ネタバレ注意】「寺田屋騒動」
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大河ドラマ「西郷どん」基本情報
★名称:2018年大河ドラマ「西郷どん」第24回
★放送日:2018年6月24日(日)20時~20時45分
★NHKBSプレミアム:18時~18時45分
★第23回再放送:2018年6月23日(土)13時5分から
大河ドラマ「西郷どん」第24話のあらすじ
(簡単なあらすじのみを載せております。)
吉之助は、徳之島に流されます。
そこであの人と再会を果たします。
その人とは?
久光は中央の政治に絡み、斉彬の遺志を継ぐと自負しているのですが、
それを認めない人がい、完膚なきまでに愚弄されます。
そのお人とは?
沖永良部島での暮らしは、奄美大島のときとは比べ物にならないくらい、過酷な環境でした。
疑心暗鬼にもなりそうになります。
その時、吉之助の事を救ったのは?
乞うご期待です!
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以下はネタバレも含みますので視聴にはご注意ください。
第24話【ネタバレ】
愛加那との再会
吉之助が徳之助へ、新八は喜界島へ流されて数ヶ月が経ちました。
奄美大島と違って扶持などはいっさい与えられず、吉之助は自分で畑を耕して食物を得ていました。
はるか彼方に奄美大島が見えます。
吉之助が愛加那や菊次郎の事を思い出していると、どこからか懐かしい声が聞こえます。
参照:西郷隆盛と愛加那との間に生まれた菊次郎と菊草の年表解説!
吉之助が声のする方に振り向くと愛加那がいるではありませんか。
吉之助が徳之島に流されていると知り、生まれて間もない赤ん坊を連れて渡ってきたのでした。
富堅に背負われて菊次郎もやってきました。
愛加那は
「来るなち言われても、どれだけお叱りを受けても、どうしても、くん子に会って欲しかったんどぅ」
といって、胸に抱いた赤ん坊を見せます。
愛くるしい女子で、「菊草」と名付けられていました。
「旦那様が薩摩ち帰るその日まで、そばにいさせてくりしょれ」
と泣きながら懇願する愛加那を、
吉之助は強く抱きしめるのでした。
慶喜のきつい言葉
一方、寺田屋騒動で朝廷の信頼を得た久光は江戸に下り、
安政の大獄によって政界から追放されていた慶喜を将軍後見職に、
松平春嶽を政治総裁職に就任させるための幕閣との交渉に一躍買いました。
数日後、島津久光は江戸城の書院で一橋慶喜と松平春嶽を迎えました。
春嶽から、
「国父殿、この松平春嶽、改めて礼を申しますぞ」
と言われ、久光は上気した表情で、
「勿体無いお言葉でございます。
この度のこと、誰よりも喜んでおられるのは、亡き兄上に相違ないと思っております。
これからは、私が兄上に成り代わり、お二人方と共に手を取り合って、日本を異国に負けん
強い国にしていきたいと願っております。」
と平伏する。
後ろに控えていた大久保一蔵や小松帯刀たちも誇らしげに久光を見ていました。
すると慶喜が笑いながら
「島津殿、そのお言葉は、亡き兄上の猿真似か?
おぬしはこの日本の何を分かっておるのか?
軽々しく日本などと口にするな」
と言います。
春嶽が
「一橋殿!ちと、失礼では」
ととりなしますが、慶喜は意に介しませんでした。
慶喜
「失礼どころか、無礼千万なのは、この者です。
越後様は政治総裁職。俺は将軍後見職。でおぬしは、何者だ?」
久光
「私は薩摩の国父でございもす」
慶喜
「おいは薩摩の国父でございもす。
何が国父だよ。
ただの隠居だろ?
おぬしのことなど、江戸では誰も知らねえよ」
久光
「な、何を申されもすか!
この度のことは、おいが天子様にお願い申し上げ、叶ったこつでございもす!
そいをお忘れにならんでたもんせ!」
慶喜
「ん?わかんねえ。大和言葉で喋ってくれ。
そなたの兄、斉彬は先見の明がある切れ者だった。
兄とは似ても似つかぬ、ただの芋じゃねえか。」
久光
「芋!?」
慶喜
「芋が馴れ馴れしく、天子様などと口にするな!
天子様が汚れるわ!
我らと仲間づきあいして、名をあげようなどと、ゆめゆめ思わぬことだ。
用が済んだのなら、早々に薩摩に帰られよ」
慶喜にさんざん愚弄され、久光は怒りに震えるが、返す言葉が見つかりませんでした。
慶喜は悠然と立ち上がると控えていた一蔵たちに目をやり、
「ここに、牛男はおらんのか?
死んだというのは噂であろう」
と問いかけます。
一蔵が
「牛男とは、西郷のことでございますね?」
と応えますと
「ああ、俺と腹を割って話をしたければ、西郷を連れてまいれ。
芋では話にならん」
と去って行きました。
その後姿を久光は苦々しい思いで睨みつけていました。
沖永良部島へ
その頃、吉之助は徳之島で薩摩や江戸のことを忘れて、愛加那や子供たちと平穏な日々を送っていました。
大家族で育った吉之助は家族と過ごす時間が何よりの幸せだったのでした。
しかし、楽しい日々は数日間した続きませんでした。
突然、薩摩の役人たちがやってきて、
「西郷吉之助。
徳之島への遠島を改め、沖永良部島への遠島を申し付ける。
藩命にごわす。」
書状を示し、島の代官所へと引っ立てるのでした。
愛加那が役人の前に立ちはだかって引き留めようとしますが、
吉之助は
「おいはどこに流されても、必ず戻ってくる。
愛加那、あいがとな」
と別れを告げます。
沖永良部島は薩摩からさらに離れた、重罪人だけが行く地の果て。
久光が新たに命じた
「遠島の上囲いに召し込み」は遠島に流すだけでなく、牢に入れるという厳しいもので、
極めて異例の処罰でした。
島に着くと、
吉之助はすぐに代官の黒葛原源助や横目付(警察官)の土持政照らに連れられて浜につくられた
野ざらしの牢に入れられました。
南国の厳しい日差しが吉之助に照りつけ、じっとしていても汗が噴き出してきます。
すると土持が数人の島民を引き連れてやってきました。
その中には土持の母親の鶴もいました。
土持は沖永良部島の生まれで、薩摩で学んで役人となり、島に戻ってきていました。
西郷吉之助のことを日本のために力を尽くしている「偉い人」だと思ってい、
尊敬していました。
島民たちが芋や魚等の食べ物を吉之助の前に置きます。
はじめは遠慮しますが、土持や島民に勧められ
「こいで、飢えんですみもす。
いつ薩摩に呼び戻されても、恥ずかしくなか働きができもす。」
と感謝するのです。
その時、土持や島民たちの表情が曇った事に、吉之助は気づきませんでした。
疑心暗鬼の吉之助
翌日、土持が薩摩から届いた海江田と大山の手紙を持ってきました。
牢の格子の隙間から吉之助が受け取ろうとすると、手紙をひったくる男がいました。
吉之助と同様に薩摩から流された罪人で、もう十年も島にいる
川口雪篷という男でした。
雪篷は勝手に手紙を読み始めました。
海江田の手紙には、久光が寺田屋騒動で名を上げ、一蔵はその久光の寵愛を受けて出世坂を
駆け上がっているとありました。
大山の手紙も同様で、久光に取り入る一蔵を罵倒していました。
じっと聞いていた吉之助は、
「大山さぁも、俊斎どんも、どげんしたとじゃ。一蔵どんの心の内が見えんとは」
と呟きます。
すると雪篷が
「友ならば、なぜ側近までになったちゅうのに、わいの遠島処分を解かん?
人は、裏切るもんじゃ。
人の心の内など、見えるはずがなか!」
と一蔵の心変わりを指摘します。
それでも吉之助は
「おいは、友を信じちょ」
と言い切ります。
しかし、雪篷は
「考えてみ。島に流された上に、野晒の牢に入れられるなど、死ねち言われちょっとと同じじゃ。
そん上、わいが毎日食べておる飯じゃって」
と薄笑いを浮かべます。
意味がわからず、吉之助が土持を見ると、
「代官所から申し渡されちょっとは、日に一度、僅かな冷えた麦と、塩だけでございもす」
と小さな声で答えます。
思いがけない返事に吉之助が驚くと、
雪篷は
「最初から、わいを殺そうちしちょっとじゃ。
国父様も、大久保も」
と事もなげ言い、さらに
「おい、土持、おはんらが飯を運んでくるのは、こん男がもうじき死ぬからじゃっどが。
切腹の命も、いつ届くかわからん故、今のうちにありったけの、良か物を食わしてやろう
ちゅう島人たちの情けじゃ」
と言うのです。
唖然とする吉之助を尻目に、雪篷は
「そげんこつも知らんで、何が友を信じちょっじゃ」
と笑いながら去っていきました。
その日以来、吉之助は島民たちが持ってくる食べ物を口にしなくなりました。
土持がいくら食べるように懇願しても、座禅を組んだまま動こうとしません。
腹を空かせた家人の子どもたちが、牢の前に置かれた食べ物を盗み食いするのを静かに見ていました。
嵐の中の吉之助
数日後、島を嵐が襲います。
野晒の牢の中で、吉之助は凄まじい雨に打たれていました。
ろくな食事もとらず、衰弱した体では為す術も無く、気を失いかけます。
奄美大島では愛加那が不吉な予感に襲われ、吉之助の身に何かが起こったのではと気を揉んでいました。
佐民と富堅が必死で止めるのですが、愛加那は暴風雨の中でひたすら吉之助の無事を祈り続けました。
意識朦朧となった吉之助の耳に、一蔵や斉彬の声が聞こえてきます。
愛加那と子供たちの姿が浮かんで来ます。
何も果たせないまま死んでいくのかと思った時、
吉之助に自分自身の声が聞こえてきました。
「守らにゃならんものが、まだある。
おはんにしかできんこっつが、まだあっとじゃ。
生きろ」
と、吉之助はそのまま気を失ってしまいます。
翌日、嵐が去り、青空が広がっていました。
牢の中で虫の息の吉之助が倒れていました。
そこに雪篷が現れ、
「わいは死んでも友を信じっとか?」
と竹筒の水を吉之助の口に注ぎます。
吉之助は薄れる意識の中で水をすすりました。
雪篷が立ち去ると、今度は土持や島民たちがやってきました。
「西郷先生!」と呼びかける土持の声に、
吉之助はうっすらと目をあけます。
吉之助が生きていることがわかり、土持は
「みんな、西郷先生を我家に運びんど!死なさんど!
たとえ薩摩に背くことになろうとも。先生を死なさんど!」
と叫んで、島民たちと吉之助を牢から運び出したのです。
大河ドラマ「西郷どん」6月24日第24話の見どころ!
一橋慶喜と島津久光とのやり取りは、一つ、見所になりそうです。
一方的に、慶喜が愚弄し、久光が屈辱を味わう形ですが、
いたたまれない気持ちになりながらも、二人の演技力が見ものでしょう。
そして、愛加那と再会するも、その後牢へ入れられてしまう吉之助のまたしても苦難の絵図。
どうしてこう、目に見えて苦難が多いのでしょうね。
この苦難が、吉之助を大きく育てていくと見れば、必要だとも見れます。
大きな目で見守ることが、この24話は必要かもしれません!
大河ドラマ「西郷どん」6月24日第24話の感想!
6月24日の放映を見終わったら書きたいと思います!
愛加那との再会でしたね。
やっぱり愛する人と一緒にいるってどんなに嬉しいことか、見ていても、感情移入
しちゃいます!
しかし生まれたまもない赤ん坊と船に揺られ会いにくるなんて、愛加那もさすが吉之助が愛した
女ですね。胆が座っちょ!
そして今回、大いに楽しませてくれたのが、将軍後見職に就任した一橋慶喜と、薩摩の国父島津久光との会談です。
慶喜が本当にクールに久光をコケにしていき、それに対しての久光の感情のむき出し具合が
その対比がくっきりしていて笑っちゃいました。
久光役の青木さんの役作りがやけにリアルでグッドでした!
この回の終わりは、またしても吉之助に苦難が降りかかります。
本当にジェットコースターのような人生を歩んでいるなって感じます。
死の淵をさまよってもその度不死鳥のように復活する吉之助を見ていると、
本当に神様によって生かされているなって思わざるを得ません。
苦難を乗り越えるたび、大きな男になっていくのを見るのが楽しいです。
次はどんな西郷どんになっているのか!乞うご期待ですね!
大河ドラマ「西郷どん」6月24日第24話の視聴率は?
リアルタイム視聴率は水曜か木曜に更新致します。
★リアルタイム視聴率:12.2%
★タイムシフト視聴率:
★総合視聴率:
全話の視聴率をご覧になりたい方はこちらを!⬇
2018大河ドラマ「西郷どん」全話視聴率掲載!超えろ「篤姫」!
大河ドラマ「西郷どん」の原作との比較
原作と比較されたい場合はこちらもチェックしてみてくださいね⬇