大河ドラマ「西郷どん」第23話のあらすじ【ネタバレ注意】
さあ「西郷どん」第23話目をお伝えしたいと思います!
この記事をご覧になったあとさらにドラマを観ていただければ、かなり理解が深まること間違いないです!
前回の振り返り
大久保一蔵の尽力などあり、やっと薩摩に戻った吉之助でしたが、どうも国父、島津久光とはそりがあいません。亡き斉彬の存在が大きすぎるのでしょう。
一方、有馬は独自の考えで尊王攘夷運動に染まっていきました。
精忠組の若い連中と一緒になって倒幕の夢を議論する日々。
また、吉之助の弟、信吾も尊王攘夷運動に染まっていっていました。
そんな危なっかしい薩摩の若い連中の行動を諌める役割の吉之助ですが、とんだボタンの掛け違いで、久光の怒りを買ってしまいます。
大島の時は、幕府から身を隠すための処置でしたが、今回はちょっと違う重たい沙汰がくだされてしまうようになるかも?
前回のあらすじ・ネタバレはこちら→大河ドラマ「西郷どん」第22話のあらすじ【ネタバレ注意】「偉大な兄 地ごろな弟」
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大河ドラマ「西郷どん」基本情報
★名称:2018年大河ドラマ「西郷どん」第23回
★放送日:2018年6月17日(日)20時~20時45分
★NHKBSプレミアム:18時~18時45分
★第22回再放送:2018年6月16日(土)13時5分から
大河ドラマ「西郷どん」第23話のあらすじ
(簡単なあらすじのみを載せております。)
久光を怒らせた吉之助を一蔵は京都で探していました。
吉之助は生死を決めるのは天だと、怒れる久光と会うことを誓います。
吉之助の発言は久光をさらに怒らせますが、家老たちのフォローによって、、、。
久光は天皇からの詔をもらいますが、有馬たち倒幕を目指す志士たちとのズレが生じ、
ついには味方同士が、、、、。
その行き着く先は何処へいくのか薩摩?
今回も見逃せない内容となっております!
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以下はネタバレも含みますので視聴にはご注意ください。
第23話【ネタバレ】
吉之助を探す一蔵
文久2(1862)年3月。
一蔵は無断で下関を離れた吉之助を探して京の町を走り回っていました。
当たりをつけていた鍵屋を訪ねるのですが、仲居のお虎が「西郷吉之助?そないな方はいてはりまへん。どうぞ帰っとくりやす」
と塩をまかれる始末です。
吉之助の行方を探る捕り方と思われてしまったのでした。
そこへ、旧知の直助が現れて、誤解が解けて吉之助の行き先を聞き出すことが出来ました。
吉之助は繁の家にいました。
そこには、吉之助の話を聞こうと、久坂玄瑞や吉村寅太郎、小河一敏ら雄藩の面々が集っていました。
しかし、吉之助はひとり悠然と飯を食べるだけで、なかなか話をはじめません。
しびれを切らした信吾に促されて箸をおくと、
「おいたちはみんな、思いは同じじゃなかか?こん日本を変える。じゃっどん、やる時は一気に
一分の隙きもなく、とことんやらにゃいかん。焦って仕損じてはならん」
と吉之助は皆に語りかけます。
一同が強くうなずくと、「じゃったら、まずは、一献いきもんそ」
と言って座敷にいたおゆうたち芸姑衆に酌をさせます。
皆呆気に取られますが、腹を割って話せる仲になるには飲んで歌って踊る。
「そいが一番早か。おいが3年おった島のやり方じゃ」
と吉之助は笑います。
そこへ一蔵が飛び込んできました。
別室で吉之助と二人だけになると、一蔵は久光の怒りの凄まじさを伝え、
「おはんが国父様のために腹を斬らんことくらいわかっちょ。
おはんは、亡き殿のためにしか命は捨てん」
といって、短刀を腰から抜いて吉之助に向けました。
そして「おはんを刺す。おはんは、おいを刺してくいやい。
刺し違えて死んど」とじっと吉之助の目を見るのです。
吉之助もまっすぐ見返して「おいは死なん」と答えます。
「亡き殿と死に別れ、月照様と死のうとして生き残り、島に流され、そこで悟ったことは、
生きねばならん!というこっじゃ。人間は生まれてきた以上、なすべきこつがある。
使命がある。そいを果たすために死んではならん。生きるんじゃ、共に生きていっど、一蔵どん!」
という吉之助の言葉に一蔵は頷くのでした。
そして吉之助は「おいを生かすか殺すか、天に決めてもらう。こいまでもそうじゃった。」
と久光の前に出ることを誓いました。
皆で一献!
吉之助と一蔵が座敷に戻ると他藩の志士たちが帰ったあとで、有馬たちだけが所在なさげに座っていました。
するとそこへ海江田が大山と共に血相を変えて飛び込んできたかと思うと、吉之助の前に土下座
し「吉之助さぁ、許してくいやんせ!みんなおいのせいじゃ。おいのせいで、吉之助さぁが腹を切らされる!」と頭を下げるのでした。
実は先日、海江田は大阪の薩摩藩邸で久光に京での吉之助の活動ぶりを報告していました。
吉之助が久光に疎まれているなどとは知らずに、海江田は「今、京では、日本中から勤王倒幕の志士たちが集まり、なんとその者たちが、一日でも会いたいかち申して、連日、代わる代わる西郷吉之助の元に詰めかけておるそうでございもす」
と誇らしげに話していたのです。
久光の怒りを察した中山が
「国父様の命令に背き、下関を離れ京へ上ったうえ、あれほど禁じられていた他藩の、それも倒幕を目論む無類の輩と交わるとは、言語道断!」
と吉之助を非難すると、久光は
「切腹に処す!」と言い放ったのでありました。
海江田の話を聞き、吉之助に同行して京に上った新八も切腹を覚悟します。
吉之助は殺気立つ有馬を抑えて、「久しぶりにみんな揃うたとじゃ。行きたかところがある。
行っど!」と笑みを浮かべます。
吉之助が皆を連れて行ったのは近くの川でした。
幼い頃のように仲間で鰻取りに興じようと言うのです。
皆、ずぶ濡れになりながら夢中で鰻を追いかける!
取れた鰻を食べ、酒を回し飲むうちに皆のわだかまりもなくなっていきました。
鍵屋に戻ると中山が率いる薩摩の捕り方がいました。
気がついた有馬が刀を抜いて立ち向かおうとするのですが、吉之助はその手を押さえて
「有馬さぁ、よか。おいが国父様の所へ参って、申し上げてくっで。今日は良か日じゃった。」
と言って、捕り方の方に向かって歩き出しました。
その後を、新八が続いて歩いていきます。
久光薩摩藩邸へ
しばらく久光は千人の兵を率いて京の薩摩藩邸に入りました。
久光の前に捕縛された吉之助がいました。
久光の側近の中山、小松帯刀、堀、一蔵も控えています。
一蔵は吉之助が京に上った理由を必死に説明するのですが、久光は「わしの命はどうなったんじゃ!この場で腹を切れ!」
と聞く耳を持ちません。
すると吉之助は「命は惜しくあいもはん。例え相手が御殿様でも、命をかけて間違いを正すこつが、真の忠義じゃち思っておいもす。もう斉彬公はおられもはん。これよりは、どうか国父様ご自身の目で、今一度、日本を見つめ、日本を変える策を考えてたもんせ。日本を変えるためには、まずは国父様が変わらねばないもはん」
と頭を下げます。
しかし、吉之助の言葉は久光にとって怒りの火に油を注ぐだけで、ついに太刀を抜こうとします。
その時、小松がおもむろに、
「畏れながら国父様、亡き殿はこう申されておりました。」と話し始めました。
小松
『西郷はくせのある男で、使いこなすのは難しい。主君の目の前に置かれた物差しだ』
久光
「物差し?」
小松
『放っておけば、ただの棒っ切れ。しかし使いみちを心得れば、こんなに役に立つ男はいない。
この男を使いこなせるかどうかで、主君の器量が分かる。』と
一蔵
「国父様なら使いこなせます。必ずお役に立つ日が参ります。
どうか、その時まで西郷を生かしてくださいませ!」
久光は太刀を投げ捨て、部屋を出ていってしまいました。
島送りの沙汰に決定
後日、吉之助に下された沙汰は島送りで、新八も同様の処分でした。
吉之助はサイドの島送りですが、以前とは違って藩命に背いた罪人として送られるので、扶持もなく、生きて帰れる保証もありませんでした。
数日後、久光は以前から薩摩藩とつながりの有る近衛家に呼び出されていました。
当主の近衛忠房から「今、京の町で勤王や、倒幕や、言うて暴れまわっている、不逞の浪人を、
薩摩の兵で鎮めて欲しい。天使様は、さようお望みでございますのや。」
と言われ、久光は、
「近衛様、それはつまり、私に詔を下されたということでございますか。
この島津久光、命に代えましても、京の都に平穏を取り戻してご覧に入れまする!」
と答えます。
孝明天皇からの詔に有頂天な久光を、一蔵は不安げに見守っていました。
有馬新七:寺田屋で同士討ち!
早速久光は京の町をうろつく浪人たちの取締を開始しました。
京の人々は町に平穏が訪れると歓迎しますが、薩摩の兵を利用して倒幕を企んでいた志士たち
にとってはまさかの出来事でした。
4月23日、伏見の寺田屋に怪しい浪人たちが入っていくのを警戒中の薩摩藩士が見ていました。
その知らせはすぐに藩邸に告げられて、久光を中心に対応策が練られました。
不逞の一味を先導しているのが有馬たち精忠組の面々とわかり、一蔵は心中穏やかではいられませんでした。
一人残らず討ち取れという久光を
「薩摩の同士討ちを、京の町に知らしめる事になります。
それこそ天下の恥でございます。
薩摩は天下の笑いものとなります!」
と制して、まずは説得することを願い出ます。
久光は説得に応じなければその場で切り捨てるよう命じて、大山を先頭に腕の立つ藩士を
寺田屋に向かわせました。
寺田屋の座敷で大山は有馬と向かい合いました。
大山は決起をやめるよう説得しますが、有馬は頑として応じません。
一触即発の緊張に耐えられず、信吾が
「おいには、もう、何が正しくて何が間違っちょっとか、判いもはん。
じゃっどん、こいだけはわかっちょいもす。
兄さぁがおったら、こげなこつはやめろち、言われるにきまっちょ。
無駄な血は流したらいかんち、ずっと言っちょったではごわはんか?」
と部屋に飛び込んできます。
しかし、有馬の仲間の田中謙助が「このやっせんぼが」
と信吾に斬りかかります。
それを機に双方が刀を抜き、壮絶な斬り合いが始まりました。
怒号と悲鳴が飛び交うなか、刀が折れてしまった有馬が捕り方の道島五郎右衛門を壁に押し付
け、「おいごと突け!おいごと突け!」
と叫びます。
その声に反応して、有馬派の橋口吉之丞が有馬を突き、道島まで突き通しました。
気がつくと、刀がぶつかりあう音は止んでいました。
大山が刀を捨て、「もうやめ!もう、おはんらと戦いたくなか。ないごて、こげな血を流さんと
いかんとじゃ。こん上は、おとなしく、国父様の前に出てくいやい。こんとおりじゃ!」
と叫ぶと、有馬派の面々も刀を捨て、力なくへたり込みました。
薩摩藩の志士たちが壮絶な同士討ちを繰り広げた「寺田屋騒動」は9人の若き命を
奪って終わりました。
その顛末は、薩摩の浜のみすぼらしい漁師小屋に監禁されている吉之助にも届けられました。
有馬らの悲惨な死に様に、吉之助は天を仰いで号泣するのでした。
大河ドラマ「西郷どん」6月17日第23話の見どころ!
薩摩がいよいよ政局に巻き込まれていきますね。
吉之助を許さない久光に対して、久光の家老である、小松と一蔵が吉之助を助けようとするやり取りは、一つ、見所です。
機転の効いた援護射撃。さすがと唸らせてもらえます。
そして、薩摩藩士同士討ち。味方同士が斬り合うほど悲しいものはありません。
きっと、画像と富貴さんの音楽が涙をさらに誘うんだろうなと、、、。
大河ドラマ「西郷どん」6月17日第23話の感想!
6月17日の放映を見終わったら書きたいと思います!
吉之助切腹騒ぎにギクシャクした精忠組の面々達。
一蔵が刺し違えるという血迷う行動を、、、。
腹を空かせた村田新八、いいきっかけを作ってくれたよありがとう!
あの鰻取りの場面、泣きました!!
大山の「よーーーし、行っど」の掛け声、大好きです。
そして昔を思い出し、ちょっと前まで怒鳴り合っていた一蔵と有馬までが
酒を酌み交わすなんて、すっごい皆の絆を感じずにはいられませんでした。
皆、大人で子供で男で、、。ううっ。
そして、久光の前にしょっぴかれた吉之助。
一蔵の援護もさることながら、やはり小松帯刀の久光のプライドをくすぐる言い草は、
あの場においては、神のごとく感じられました。
男たちのやり取り。久光のキャラクター、演技味がでてますね!光っていました。
しっかし、吉之助は自分の命は天が決めるって、自分の運命を天に任せた人間は強いっ!
最後クライマックス、大山をリーダーとする鎮撫派と、有馬をはじめとする討幕メンバーとの最後の話し合いは決裂、、、したあとの壮絶な斬りあい、、、悲しい。大山の悲痛な叫び、まさに叫び、重い音楽、血を拭いた紙を
一蔵の懐に無言で入れる、言葉も出ない、、、。
悲しみが精忠組を嵐の底へ誘うが如し、どうにかならないのか?
頼む!復活してくれ!
大河ドラマ「西郷どん」6月17日第23話の視聴率は?
リアルタイム視聴率は水曜か木曜に更新致します。
★リアルタイム視聴率:13.4%
★タイムシフト視聴率:
★総合視聴率:
全話の視聴率をご覧になりたい方はこちらを!⬇
2018大河ドラマ「西郷どん」全話視聴率掲載!超えろ「篤姫」!
大河ドラマ「西郷どん」の原作との比較
原作と比較されたい場合はこちらもチェックしてみてくださいね⬇