大河ドラマ「西郷どん」第30話のあらすじ【ネタバレ注意】
さあ「西郷どん」第30話目をお伝えしたいと思います!
この記事をご覧になったあとさらにドラマを観ていただければ、かなり理解が深まること間違いないです!
前回の振り返り
吉之助に変化がありました。あれほど仲の悪かった久光との関係を表面上改善したのです。
それは、薩摩を帰るには久光に変わってもらわなければならないとの考えからです。
さらに、離縁した後の岩山糸との間は急接近。
色々ありますが、京都に吉之助が出立する日、ついに糸は吉之助の嫁になることを決意し、吉之助にとって
「三度目の結婚」が成り立つのです。
参照:岩山糸(糸子/イト)は西郷隆盛の3人目の妻!武豊と親戚?
前回のあらすじ・ネタバレはこちら→大河ドラマ「西郷どん」第29話のあらすじ【ネタバレ注意】「三度目の結婚」
見逃した方や、もっと何度もみたいなって思う方にはこちら
★第29話を見逃してしまった方はこちら
(放送終わってからすぐに見ることが可能な「西郷どん」14日間限定見放題は、
画像が良くスマホでも見やすいUーNEXTに登録後、NHKオンデマンドのNHK見逃し見放題パックがおすすめ)
大河ドラマを見逃し時見放題で!動画配信は高画像と外出視聴でU-NEXT!
⬇ ⬇ ⬇
大河ドラマ「西郷どん」基本情報
★名称:2018年大河ドラマ「西郷どん」第30回
★放送日:2018年8月12日(日)20時~20時45分
★NHKBSプレミアム:18時~18時45分
★第29回再放送:2018年8月11日(土)13時5分から
大河ドラマ「西郷どん」第30話のあらすじ
(簡単なあらすじのみを載せております。)
蟄居していたかつて公武合体に奔走した公家の岩倉具視の元に、吉之助と大久保が訪れます。
幕府を潰そうとする吉之助は岩倉具視の考え方を知り、幕府を倒すには岩倉の力が必要と考え、なんとか味方になってもらおうと動きます。
一方、一橋慶喜は、天子様と幕府を引き離そうとする動きを完全に見破り、それを阻止しようと動きます。
吉之助対一橋慶喜。第一ラウンドは静かに幕を切って落とされたのです。
今後、明治維新に向けてこの両者の戦いが火花を散らしてきます。
まずは岩倉具視のキャラクターを存分に楽しみましょう!
相関図はこちらから→大河ドラマ西郷どん画像つきキャスト相関図!事前確認用にどうぞ!
薩摩言葉については→薩摩言葉を標準語に変換!西郷どんをより分りやすく迫どんビデオも!
以下はネタバレも含みますので視聴にはご注意ください。
第30話【ネタバレ】
岩倉具視登場!
参照:岩倉具視がいなければ明治政府は無かった?その功績とは?
慶応元(1865)年3月。
一度は恭順の異を示した長州でしたが、再び幕府に歯向かう姿勢を取りはじめました。
孝明天皇は都がまた長州に荒らされるのでは?と心配しますが、
一橋慶喜に「身命を賭して、天子様をお守りする覚悟でございまする」
と言われ、やっとのこと安心するのでした。
参照:孝明天皇の子供は明治天皇かすり替えか?死因真相は伊藤博文の暗殺説?
一方、吉之助は京都に戻り近衛家を訪れていました。
幕府から命じられていた参勤交代の取りやめを、朝廷から幕府に命じて欲しいと依頼をしに来たのでした。
しかし、安政の大獄でさんざんな目に遭わされた近衛家は、幕府に対して弱腰でした。
数日後、吉之助は近衛家から借りた、岩倉具視の手紙を読んで、
その内容に驚きます!
そこには、
「天子様は親であり、民草はなべて天子様の子である。
身分の違いはない。そういう世にしなければならない。」とありました。
吉之助は岩倉具視に興味を持ち、岩倉を良く知る大久保一蔵に紹介してくれと頼むのでした。
参照:大久保利通と西郷隆盛との関係まとめ!子孫に麻生太郎発見!
吉之助
「ここに書かれちょっこつが真なら、朝廷と幕府を切り離すために動いてくれるかもしれん」
大久保一蔵
「吉之助さぁ、おはん、ほんのこて幕府を潰そうち考えちょっとか?」
吉之助
「ほんのこっじゃ。そんために何としても、一橋様から天子様を遠ざけねばならん」
岩倉はかつては孝明天皇に近い公家で、公武合体(朝廷の権威と幕府の武威を結びつけて幕藩体制を再編強化を図ろうとした政策)
を推し進めて和宮(孝明天皇の従妹)を14代将軍の正室に送ったりと尽力しましたが、後に尊王攘夷派の公家の台頭で、朝廷から
追放されて、貧しい蟄居生活を送っていました。
今では夜中にごそごそ動き回って金づるを探す、金にいやしい公家に成り下がり、周囲からは「ヤモリ」と揶揄されていました。
参照:岩倉具視がいなければ明治政府は無かった?その功績とは?
早速吉之助は大久保一蔵とともに、洛外の岩倉邸を訪れました。
門はボロボロに朽ち果てていて、とても公家が住むような屋敷ではありませんでした。
岩倉は噂に違わぬ変わった人物で、
「まろはこのままでは終わりまへんで」とうそぶくのでした。
吉之助は岩倉が書いた手紙を示し、
「ここに天子様は親。民草はなべて天子様の子。と書かれております。
つまり幕府がすっぽり抜け落ちています。幕府はいらんもの、と思われますか?
岩倉様、お力をお貸しください。おいは、幕府を潰さねばならんと思っております!」と頭を下げます。
すると岩倉は、「もちろん、まろかてそのつもりや」と手を差し出します。
察した吉之助が懐から金の包を出すと、岩倉は素早く包みをつかんで懐に入れ、
「よっしゃ!まろが力になったる」と鼻息荒くいうのでした。
大久保はこれまで何度も岩倉に金を渡して頼み事をしましたが、何一つ実現したことがなく、
また騙されるのではないかと心配でした。
夜になり、それまで寝ていた岩倉がむっくり起き上がって離れに向かっていきました。
吉之助と大久保が様子をうかがっていますと、ヤクザ風の男や、顔を隠した男など、
怪しい風体の人物が離れに入っていきました。
そこは賭場でした。
岩倉が客に声をかけています。
唖然とする吉之助たちに「昔から、貧しい公家はな、こないして屋敷で賭場を開いて、テラ銭を稼いでんのや」
と悪びれる様子は微塵もありませんでした。
「運試しや」と誘われ、吉之助が賭場に座るのですが、全く勝てません。
ふと見ると勝ち続けている男がいました!
なんと、その男は長州の桂小五郎でした。驚きです!
桂小五郎と西郷吉之助の溝
岩倉邸の一室で吉之助と桂は向き合いました。
桂は禁門の変を引き起こした大悪党として幕府に負われる身でした。
少し離れたところに大久保がいます。
参照:来島又兵衛は遊撃隊総督で大石流剣術の達人!禁門の変で死す!
唐突に吉之助が「桂どの、おいは、長州と手を組みたいと思っております」
と言い、桂や大久保を驚かします。
しかし、桂は「西郷君。誰が、そねな言葉を信じると思う。信じられるはずがなかろう!
天子様からお許しを頂けると君を信じちょったのに、禁門の変は起こってしまった。
どんだけ同志の命が奪われたか、、。我らが、どんだけ苦汁を味おうたか、、。
薩賊なんぞ、死んでも手を組めるか!!」
と吉之助の提案を完全否定します。
それも仕方ありませんね。
薩賊といわれ、大久保が「おいも長州は好かん」と反発します。
桂と大久保が刀を抜き一触即発の状態になりますが、立ち聴きしていた岩倉が止めに入り、桂は帰っていきました。
岩倉具視の書状
岩倉は『朝廷と幕府を引き離し、薩摩と長州が手を組み、幕府から政の一切を奪い取る』という吉之助の考えを理解し、
しばらく吉之助をそばにおくことにしました。
京の若州屋敷に江戸から老中の松平宗秀(丹後宮津藩主(京都))と阿倍正外(陸奥白河藩主)がやってきて
一橋慶喜に江戸に戻るようにと将軍・家茂の命令を伝えます。
しかし、それは自分と天子様を引き離すためだと察し、
慶喜は「俺が京にいるのは、天子様のお望みである」と拒否します。
吉之助は、岩倉に命じられるままに離れの掃除をしていました。
納戸の隅に置かれていた長持(箱)の中に烏帽子(男子のかぶりもの)とキレイに畳まれた狩衣(公家の服の一種)
があり、その横の封にはたくさんの書状が整然としまわれていました。
吉之助がその中の一通を読んでみると、
「もし、幕府が朝廷の威を借り、天下の御政道を悪用するようなことがあれば、すぐに朝廷と幕府を引き離さなければならない。
それが、叶わぬ時は、幕府を倒す事もやむなし。薩摩と長州、2つの大藩に手を結ばせ、反幕の狼煙を天下に上げねばならない。」
と書いてあります。
吉之助は感激しますが、岩倉は天子様の心が自分から離れた今、「ただの夢物語や。断じて叶うことのない、な」
とため息を漏らします。
それでも「諦めてはなりませぬ。この国には、岩倉様のお考えが入り用なのでございます。
ならば、必ず、天子様から呼び戻しがあるはず!信じもんそ、岩倉様」
と励ましますが、岩倉は「帰れ、帰ってくれ!」と吉之助を追い返してしまいます。
吉之助には岩倉が衣や手紙を大事にしまっているのは、都に戻る準備のためだと分かっていました。
数日後、吉之助を先頭に村田新八、中村半次郎、西郷信吾、など若い藩士が岩倉邸に押しかけました。
参照:西南戦争で村田新八がアコーディオンを燃やした理由とは?
参照:桐野利秋(中村半次郎)の生涯!西郷隆盛を守った壮絶な最期とは?
参照:西郷隆盛の弟・妹は何人?わかりやすく図・年表でご紹介!
皆、岩倉の手紙に感激し、教えを乞いに来たのでした。
さらに吉之助が一人の少年を邸に招き入れました。
岩倉の子供の周丸でした。
「天子様より、お父上へのお言葉も賜っておりまする。岩倉は達者であるか?朕は決してそなたを忘れてはおらぬぞ」
と周丸が言うと、岩倉の目から涙が溢れました。
「天子様、岩倉は息災でございます。天子様、、岩倉は、、天子様に御目にかかりとう存じます!」
と御所の方に向かって叫ぶのでした!
大河ドラマ「西郷どん」 8月12日第30話の見所は!
岩倉具視、登場!って感じです。笑福亭鶴瓶さんが演じる濃いいキャラの岩倉具視がこれから世に出ていく直前の
流れがなかなかおもしろいです。とにかくキャラ濃いので圧倒されますね!
また、吉之助の幕府に対する憎悪がすごいですね。あれほど担ごうとしていた慶喜の考え、方向性が内向きすぎて、
その裏切られた感の反動がすごいです。
後は、長州桂との溝を感じますね!この溝がどのように埋まっていくのか?これはその後につながるでしょう。
大河ドラマ「西郷どん」 8月12日第30話の感想!
8月12日の放映を見終わったら書きたいと思います!
「ヤモリ」岩倉最高です!
お金お金と意地汚いような感じはしますが、志は忘れていませんでした!
天子様に忠誠を誓うそのお心。しっかりと伝わってきました!
息子の周丸から天使様のお言葉を聞いた時の岩倉先生。
笑福亭鶴瓶師匠そのまんまって感じですが、
今回一番感動しました!これからだあああ!
そして光っていたのは桂小五郎です。
もう、やさぐれている感じがとってもよく演じられていました!
さすがは玉山鉄二さんって感じです。
特に、瑛太さん演じる大久保一蔵との一触即発の場面。
あれは良かった。
構えも目つきもかなりいい!
もし、二人が本当に対決したら、そりゃあ、神道無念流、練兵館元塾頭の桂小五郎が勝つのでしょうが、
でも、一撃で決めるの示現流、大久保にももしかしたら可能性が?
一方慶喜さん。わが道を行っていますねえ。
もうすでに将軍のオーラです。
本当は、内側ではなく、もっと外へ外へ興味を示して欲しいなって思いますがね。
しかし、みんな新政府を設立した人は、苦難の時期を歩んできたのがよく分かります。
吉之助の島流し、桂小五郎のお尋ね者、岩倉具視の蟄居。
明けない夜はない。
「まろについてこい!」「損はしませんでえ!」
この言葉、信じます!
大河ドラマ「西郷どん」 8月12日第30話の視聴率は?
リアルタイム視聴率は水曜か木曜に更新致します。
★リアルタイム視聴率:10.3%
★タイムシフト視聴率:6.4%
★総合視聴率:16%
全話の視聴率をご覧になりたい方はこちらを!⬇
2018大河ドラマ「西郷どん」全話視聴率掲載!超えろ「篤姫」!
大河ドラマ「西郷どん」の原作との比較
原作と比較されたい場合はこちらもチェックしてみてくださいね⬇