大河ドラマ「西郷どん」第31話のあらすじ【ネタバレ注意】
さあ「西郷どん」第31話目をお伝えしたいと思います!
この記事をご覧になったあとさらにドラマを観ていただければ、かなり理解が深まること間違いないです!
前回の振り返り
ついに怪人岩倉具視が表舞台に躍り出るか!
慶喜を中心に長州征伐を声高に叫ぶ幕府に対し、吉之助は長州と手を組み幕府を倒す考えを周りに言い始めます。
禁門の変で敵同士の薩摩と長州が手を組むことはなかなか現状難しいが、岩倉具視は、吉之助の案を理解し、
虎視眈々とその機会を狙っています。
一度は天子様に見限られたようになっていた岩倉も、実は天子様は岩倉のことを思っていることを知り、俄然やる気が湧いてきました。
さあ、底なしの能力がありそうな岩倉具視が立ち上がりました。
これから面白くなっていきますよお!
前回のあらすじ・ネタバレはこちら→大河ドラマ「西郷どん」第30話のあらすじ【ネタバレ注意】「怪人 岩倉具視」
見逃した方や、もっと何度もみたいなって思う方にはこちら
★第30話を見逃してしまった方はこちら
(放送終わってからすぐに見ることが可能な「西郷どん」14日間限定見放題は、
画像が良くスマホでも見やすいUーNEXTに登録後、NHKオンデマンドのNHK見逃し見放題パックがおすすめ)
大河ドラマを見逃し時見放題で!動画配信は高画像と外出視聴でU-NEXT!
⬇ ⬇ ⬇
大河ドラマ「西郷どん」基本情報
★名称:2018年大河ドラマ「西郷どん」第31回
★放送日:2018年8月19日(日)20時~20時45分
★NHKBSプレミアム:18時~18時45分
★第30回再放送:2018年8月18日(土)13時5分から
大河ドラマ「西郷どん」第31話のあらすじ
(簡単なあらすじのみを載せております。)
幕臣の勝海舟が軍艦奉行を罷免され、坂本龍馬が所属していた神戸海軍操練所が閉鎖となり、全くどこにも所属しない浪人になった龍馬は
薩摩藩に身を寄せることにしました。
吉之助と鹿児島に行く坂本龍馬の行先にはなかなかおもしろいエピソードが次から次へと出てきます。
吉之助や久光らの性格がありありと分かって面白い!
新たに出てきた土佐の中岡慎太郎。薩摩と長州を取り持つために動いている志士。
下関で桂小五郎と吉之助の会談を設定出来たとの龍馬からの手紙を吉之助に手渡します。
この起死回生の手紙が上手く行けば一気に薩摩と長州の溝は埋まる!
のですが、、。
ここには思いもよらぬ人物のやらかしが待っていました。
それはお楽しみです!
相関図はこちらから→大河ドラマ西郷どん画像つきキャスト相関図!事前確認用にどうぞ!
薩摩言葉については→薩摩言葉を標準語に変換!西郷どんをより分りやすく迫どんビデオも!
以下はネタバレも含みますので視聴にはご注意ください。
第31話【ネタバレ】
坂本龍馬、鹿児島へ!
慶応元(1865)年4月。
近々、14代将軍徳川家茂が上洛することになりました。
朝廷と幕府が一つであることを誇示するためと、長州再征伐の勅を貰うためでした。
参照:薩長同盟の内容をわかりやすく図で解説!坂本龍馬は何をした?
京の薩摩藩邸にいた吉之助に、勝と名乗る男が会いに来ました。
吉之助が部屋に入るとそこにいたのは、勝ではなく、坂本龍馬でした。
怪しげな風体を疑われずに、藩邸に上げてもらうために、勝安房守海舟の名を語ったのでした。
身を寄せていた海軍操練所が取り潰しになり、脱藩した土佐に帰ることも出来ず、吉之助を頼ってやってきたのでした。
龍馬プー太郎になっちゃたのね。
しばらくして、吉之助は、坂本龍馬を伴って、鹿児島の西郷家に戻りました。
龍馬は、雨漏りのするあばら家に呆れます。
しかし、出迎えた妹の琴や熊吉、吉之助の妻の糸から
「稼ぎのほとんどは、御役目につかってしまうもんで」
「貧しかもんや、苦しんでおるもんを見たら、すぐに『よかよか』ちゅうて、助けてしまわれるのでごわす」
「吉之助さぁは、周りに雨漏りをしている家があるのに、自分だけ立派な家に住むこつはできんお人なのです」
などと、口々に言われ、
「気に入った!それが西郷吉之助ゆう男ながやねえ。おまんは、まっことえい男やのう!西郷さん!」
と龍馬は笑顔で頷くのでした。
これは、西郷吉之助の志を如実に表す名エピソードですね!
吉之助と龍馬は屋根に上がって雨漏りの修理を始めました。
激しく降る雨に打たれながら、吉之助が
「おいは、雨漏りを直したか。日本の雨漏りを直したか!」
「日本は今、異国の脅威に晒されちょ。じゃっどん、幕府は、諸藩の力を弱らせ、己の権威を守ることだけに躍起になっちょ」
と龍馬に語りかけます。
参照:南洲翁遺訓、言志四録から読み解く西郷隆盛の生き様と名言!
龍馬は、「ほんで、雨漏りを直すみたいに、幕府を潰しちゃおうとでも、思いゆうがか」
と吉之助の語りに応えます。
そして龍馬自身の夢を語り始めます。
龍馬
「わしは、こんな日本から早う抜け出して、世界を相手に商売をしたいがじゃき。
船に乗って、異国と商いをするがぜよ。世界中の食い物、銃、大砲、軍艦、みんなあ手に入れるがじゃき」
野望は大きく!
参照:西郷どん(せごどん)と坂本龍馬の名前の由来!地形や城名から?
島津久光と坂本龍馬!
翌日、鶴丸城で、薩摩藩当主島津茂久が家臣を前に、幕府が長州再征伐を朝廷に願い出ていると話すと、
吉之助は「幕府の命には薩摩は従わぬが得策かと存じます!」と出兵に反対します。
参照:日本100名城「鶴丸城・鹿児島城」跡地のアクセスは?見所はココ!
すると久光が、
「案ずるな!薩摩は兵を出さん。わしらは、幕府を見限ることにした。錆びついた輿を担ぐのはやめじゃ」
とはっきりと言い切ります!
実は大久保一蔵から「幕府はいずれ自滅するので、そのときこそ薩摩が徳川に代わって天下に号令する。
かの斉彬公ですらできんかったことでございます。今こそ、国父様が斉彬公を越えるときでございます!」
と言われていたのでした。そりゃあ納得しますね!
久光は「もう、腹はくくった。動かざること、桜島の如しじゃ!」
風林火山からもじりましたね!
そして、吉之助は薩摩をより豊かに強い国にする人物だといって、久光や茂久に坂本龍馬を紹介します。
龍馬が土佐の脱藩浪人と聞いて久光は不快感をあらわにしますが、龍馬は全く気にせず
「船を一隻貸してもらえたら、長崎に出向いて、異国から船や銃、大砲をどんどん買うてきますき」
と威勢よく言い放ちます!さすが商売好き!
久光が「そげなことを派手に行えば、幕府から疑いの目で見られるに決まっておる!」と拒否すると、龍馬は
「大丈夫ですき。わしは、薩摩のもんでも、土佐のもんでもないですき。わしは商人ですき。
幕府に目をつけられることもないがぜよ?」と返されて誰も何も言えませんでした。
ごもっとも!
大久保一蔵は長州が幕府に潰されたら、次に狙われるのは薩摩では?と心配していました。
吉之助は、そうならないための策は「長州と組むしかなか」と言い切ります。
しかし大久保一蔵は「そいが難しか。こっちから手を差し伸べても、長州は刃を向ける。打つ手なしじゃ」
と否定的に考えています。
すると、二人のはなしを聞いていた龍馬が
「わしが、薩摩と長州の手を結ばせちゃる!」と言い出しました。
これまで築いてきた人脈を駆使して、量販の橋渡しをするというのです。
吉之助に仲介を託された龍馬は、長州へと向かいました。
参照:大久保利通と西郷隆盛との関係まとめ!子孫に麻生太郎発見!
参照:島津久光の解説!西郷隆盛不仲説!?子孫に今上天皇がいる?
一ヶ月後、大久保一蔵は岩倉具視を訪ねていました。
岩倉が書いた長州再征伐を止めるための手紙を公家たちに届けるためでした。
岩倉は「中川宮には気い付けや。あいつは、曲もんやで、まろくらいにな」と言いながら手紙を大久保に渡します。
中川宮を訪れた大久保はその優雅でおっとりとした佇まいから信用しますが、中川宮はその手紙をすぐに一橋慶喜に届けました。
手紙を読んだ慶喜は、「大久保一蔵に岩倉具視か。ひろがり始めてやがるな。西郷の毒が」と罵るのでした。
参照:岩倉具視がいなければ明治政府は無かった?その功績とは?
その頃、西郷吉之助は薩摩藩の家老に出世します。ついにここまで来たかって感じです。
吉之助の妻の糸は、家老になった嬉しさ反面、又すぐ京に上る吉之助の身を案じ、心細さから涙を流すのです。
強くあれ、糸どん!
そこへ、土佐の中岡慎太郎(薩長同盟の成立に貢献する)という男が西郷家を訪れ、坂本龍馬からの手紙を吉之助に手渡します。
長州の桂小五郎と会う段取りがついたので、急いで長州に来て欲しいとのことでした。
海江田信義痛恨の行動!
翌朝、吉之助が長州に向かおうとすると、大久保一蔵からの手紙を持った薩摩藩士がやってきました。
家茂が上洛して軍議が開かれることになり、このままでは長州再征伐の勅命がくだされてしまうので、
京にきて力を貸して欲しいというのです。
なんともタイミングの悪いこと!
吉之助は急いで大山格之助(綱良)と海江田武次(信義)を探し出し、下関で待っている桂小五郎に手紙を渡して自分のかわりに
はなしをしてほしいと頼みます。
参照:大山格之助(綱良)は薬丸自顕流薩摩一名手!初代鹿児島県令後斬首に!
すると海江田が「おいが行く」と吉之助の手紙を預かりました。
(大丈夫かな?ちょっと不安です)
二条城では、家茂の前に慶喜をはじめ、幕府の重臣、幕臣、諸藩の藩士たちが並んでいました。
慶喜が天子様よりお言葉を賜ったと口を開き、「長州征伐は、日本国の重大事である。軽々しくしてはならぬとのこと。
我ら一同が、今一度十分に話し合い、取り決めたことを、改めて奏上致せとのことである」と一同に重く伝えます。
孝明天皇は、長州再征伐を許さなかったのです。良かったね!
安堵する吉之助と大久保一蔵の前に慶喜がやってきました。
参照:孝明天皇の子供は明治天皇かすり替えか?死因真相は伊藤博文の暗殺説?
慶喜は中川宮に宛てた岩倉具視の手紙を床に叩きつけて、
「お前らの動きは筒抜けじゃ!薩賊がなりふり構わず朝敵と手を結ぶとな。徳川の世をこれ以上汚すな!」と言い捨てて去っていきました。
怒り心頭って感じです!
薩摩の定宿「鍵屋」に戻ると、坂本龍馬が待っていました。
吉之助は下関に行けなかったと詫びを入れますが、龍馬は「わしも桂さんもずうっと下関で待っちょった。」
と固い表情のまま話します。
あれ?おかしいですね。
海江田さん又やらかしましたね。
桂小五郎への手紙を託された海江田でしたが、長州と組んだら薩摩がまた荒れるのではないか?と心配し、
下関には独断でいかなかったのでした。ああ、なんという!
龍馬に、「西郷さん、おまんは信用も義理も人情も、何もかも失うたぜよ」と言われてしまい、
吉之助には返す言葉が見つかりませんでした。ごもっともです、、、、。
海江田サーーーン!
大河ドラマ「西郷どん」 8月19日第31話の見所は!
やっと、掴みかけた薩摩と長州との溝を埋めるチャンス。
トラブルメーカーのKさん。またやってしまいましたね!
この辺りの皆の焦り具合や怒り具合、とても演技力がバシバシ見れて見どころだと思います!
また、鹿児島に行った坂本龍馬の行動や見たことなど、興味深そうに探るように観察しそうな感じが、
本当の坂本龍馬を彷彿させそうで見どころですね!
大河ドラマ「西郷どん」 8月19日第31話の感想!
8月19日の放映を見終わったら書きたいと思います!
今回は坂本龍馬が主役ですね!
しかし小栗旬さんの坂本龍馬は最高です。
雨漏りの下りで、「西郷さん、気に入ったぜよ!」と坂本龍馬が叫ぶ時の表情。
本物の坂本龍馬もきっとあんな感じだったのでは?と普通に思わせてくれる絵でした!
勝海舟のものまねもお上手でしたし、桂小五郎との交渉もお上手!
人ったらしですねえ。言うときは言い、抜くときは抜く。このバランスが絶妙ですねええ。
最後吉之助に文句をぶつけるときも、なかなかの迫力。人に伝えるってこういうことなのかなって思わせてくれます。
良いことも悪いこともドスン!とはらに落としてくれる演技、天才?!
ほっこりしたのが、糸どんと吉之助の水入らずの会話です。
脚本家の中園さんの得意分野ですね。いつもちょっぴり切なくさせてくれます。
今回のクライマックス。
吉之助の大ぽかからの大久保の後押し!
久しぶりに感動させていただきもした!
今までの西郷どんの流れでは考えられないような失敗ですが、親友大久保一蔵の存在はとっても大きなものでした。
理解者が側にいるって言うのはこれほど心強いものはありませんね!泣けてきましたあ。
ああああ。「チェストおおおおお!」
大河ドラマ「西郷どん」 8月19日第31話の視聴率は?
リアルタイム視聴率は水曜か木曜に更新致します。
★リアルタイム視聴率:11%
★タイムシフト視聴率:6.3%
★総合視聴率:16.7%
全話の視聴率をご覧になりたい方はこちらを!⬇
2018大河ドラマ「西郷どん」全話視聴率掲載!超えろ「篤姫」!
大河ドラマ「西郷どん」の原作との比較
原作と比較されたい場合はこちらもチェックしてみてくださいね⬇