Pocket

桐野利秋(中村半次郎)って人知っていますか?

桐野利秋

引用:Wikipedia

桐野利秋は西郷隆盛の最強のボディーガードでした。

幕末から明治維新という激動の時代を薩摩藩に生まれて日本を飛びまわり薩摩で最期を迎えた男です。

薬丸自顕流、小示現流という剣術の達人で、陸軍、西南戦争では総司令官として薩軍を指揮した軍人です。

戦の中で生きてきた人間ですが、身なりに気を使うおしゃれで、女にもて礼儀正しいところがあるとても魅力的な人でもあります。

大河ドラマ「翔ぶが如く」では、杉本哲太さんが演じていますね。

イメージにぴったりな感じがします。

今年の大河ドラマ「西郷どん」での配役はまだ決まっていませんが、期待しましょう。⬇

私は佐藤健さんを予想しました。

大河ドラマ「西郷どん」キャスト大胆予想!坂本龍馬は!?

 

今回は、数あるエピソードの中から幾つかご紹介し、魅力をお伝えしたいと思います。

きっとファンになっちゃうこと請け合いです笑

スポンサーリンク

鶴丸城下時代

鶴丸城

1838年に鹿児島に城下士5人兄弟の三番目として生まれています。

西郷隆盛の最期を介錯する別府晋助は母方の従兄弟です。

家系をたどると初代征夷大将軍、坂上田村麿にたどり着くようです。

武士の血が脈々と流れているのでしょう。

 

大河ドラマ「西郷どん」では、西郷隆盛と桐野が男たちと芋をめぐって言い争っている所出会ったり、

父が流罪になり、小さい妹を連れて一家で夜逃げしようとする所西郷と出会い、夜逃げを回避してもらったり

ちょこちょこ西郷隆盛とは接点があります。この頃から恩を西郷に感じるようになるのです。

 

半次郎が西郷隆盛に挨拶に行った時、貧しい桐野(当時中村半次郎)は精一杯のお土産として、選りすぐりの薩摩芋を3つ持っていったそうです。西郷の弟は笑いますが、それを兄の西郷隆盛は叱りつけます。

西郷隆盛が自分の味方をしてくれたんだ!と半次郎はいたく感動しました。

当時から恩を感じ、礼を重んじるところがあったようですね。

それからは西郷隆盛についていくようになります。

 

剣術の腕前はかなり達者だったようです。

それもほぼ自分の鍛錬によって達人の域まで達したという、かなりストイックな男でもあります。

剣術のエピソードはこちらをご覧ください⬇

示現流のチェストとは?薩摩最強剣術!川崎宗則との関係は?

 

槍を得意とする奈良原繁属する上之園方限の郷中と親しくしていました。

(奈良原繁は寺田屋の同士討ちでは鎮撫側で最後まで説得し続けた人です)

スポンサーリンク

幕末時代

討幕を唱えるようになり、小松帯刀、西郷隆盛と薩摩藩の重臣からも重宝されるようになっていきます。

そして様々な志士たちと出会い交流を深めるようになっていきます。

その中でも特に坂本龍馬にはすごく惹かれていくようになります。

坂本龍馬

寺田屋で坂本龍馬が襲われると、その見舞いに毎日のように通いましたし、

剣の達人で人たらしの坂本龍馬の魅力に惹かれたのでしょうね)

その後坂本龍馬が殺された後にはひどく悲しみお墓参りも行っていました。

 

桐野利秋は剣術の腕は素晴らしいものがあったのですが、人を斬る機会がありませんでした。

ただ一度だけ暗殺を実行したことがあります。

その相手が薩摩藩の陸軍教練していた兵学者赤松小三郎でした。

 

赤松小三郎が幕府の密偵との疑いがあるということで、半次郎は暗殺を決断。

同じく薩摩藩士の田代五郎左衛門を指名し、そして暗殺を実行します

本当にあっさりと・・・。

 

桐野には、「人斬り半次郎」という異名があります。

実際は暗殺は一人、返り討ちで一人と合計二人しか斬っていないようです。

小説上の話というのが有力な説です。

 

しかし、赤松殺しの手際を見ていると、人斬りの仕事を半次郎が本気でしたら、本当に「人斬り半次郎」の名前に

負けない結果を出していたのではなかろうか?と思わずにはいられません。

歴史の面白さでもありますが。

 

実際に刀を抜くことは2度ほどしかなかった桐野でしたが、剣を上手く使って相手を威嚇してたことはやっていました。

刀を使えない西郷隆盛の代わりに常に近くでボディーガードをしていたようです。

実際に斬ることはないのですが、無言で睨みをきかせ、剣をひねり暗殺を示唆したといいます。

新撰組の近藤勇も中村半次郎と事を起こすことを避けるようにと言っていたフシがあるくらいですから、相当な迫力があったのでしょう。

 

これだけ剣の強さに定評があり、見た目面長でこざっぱりしていて礼儀正しければ、なかなかモテたのではないでしょうか。

そう、もてていました。

鹿児島にヒサという妻がいながら、京都でも村田さとという恋人がいたのです。

さとは桐野にぞっこんだったようですが、桐野は妻がいることをひた隠していたようです。

そして鹿児島まで桐野にさとが会いに行った時、妻がいることがそこで判明。かなーり驚いたようです。

おんな泣かせの一面も持っていますね。

ヒサはクリスチャンになりその後桐野夫妻の側に葬られています。

 

剣に女と青春を駆け抜けていきました。

それだけではなくきちんとした作法、交渉も誰にも教わらずに独学で学びきちんとこなすことが出来る男でした。

新政府軍代表として会津城を受け渡す時の話です。

その時の作法が見事だったといいます。

その作法をなんと、寄席で覚えたといいます。すごっ!

本人は貧しく学問もきちんと学んでおらなかったけれど、その素質は誰よりもあったと思われます。

その会津城明け渡しの交渉の場では男泣きに泣き、会津の城内の兵士たちに対し親身になって接したといいます。

人情に厚い男でもありました!

 

西郷も「桐野が学んだら、到底私の及ぶところではなくなる」と評しています。

学問以外のすべてのものが揃っていました。

勝海舟も「なかなかの俊才である」といい、大隈重信は「頗る才幹で、容姿態度も立派で」と言っています。

他にも親戚の肝入は「淡白な性格で、暴れ者を調停するのが得意で、巧みに操り不平がないようにしてしまう」と言っています。

人間関係にとても強みを持っていたようです。

いわゆるコミュニケーション力が相当高かったようですね。

現代でも十分通じるでしょう。

潔さ(名言)

虚名を得るは実に恥ずかしきこと

黒毛の兜をかぶった桐野の武功が高まると、さっさとその兜を捨ててこの言葉を言ったといいます。

ちやほやされたりして慢心が出るのを嫌ったのでしょうかね?

指を2本失う

剣の達人で、暗殺も成功させ、西郷隆盛のボディーガード役をこなしていた桐野でしたが、不覚をとった事があります。

時期は前後しますが、戊辰戦争、彰義隊征伐の頃、お風呂屋さんに行った帰り道でした。

一刀流の剣客鈴木隼人達3人の刺客に襲われて左の2本指を切り落とされたのです。

湯上がりの気持ちいい時になんて奴らだ!と桐野はいきり立ったでしょうか?

右手で一人は斬り捨てることに成功しますが、残り2人は逃したようですね。

悔しくも壮絶な現場だったのでしょう。

西南戦争

西南戦争では、西郷隆盛から総司令官を任されていました。(西郷とは若干作戦の考えが合わないところもあったようですが)

指揮官達だけで軍議をし、西郷隆盛はそれには参加しませんでした。

しかし、新政府軍は強く、簡単に落とせると思っていた熊本城を落とせず、敗退を繰り返すようになります。

慢心があったのでしょう。そして西郷は本気で戦おうとはしていなかった節もあります。

桐野に西郷のように戦略を考える能力があれば勝てたかもしれません。唯一そこが不足でした。

シルクハット

ハロウィン ハロウィーン 収穫祭 10月31日 秋 おばけ 幽霊 怖い 恐怖 ホラー 驚かす シルクハット 帽子 マント 仮装 衣装 コスプレ 人形 吊るす 飾る 飾り ディスプレイ 壁 ドア 扉 景観

桐野の礼儀といえば、こんな逸話が残されています。

西南戦争後半、桐野たちが敗戦続きで鹿児島へ戻った時、ボロボロの戦服を着替えるため、政府軍が残していった物質を手に入れました。

その中にシルクハットがあり桐野は気に入ってかぶっていました。

ある日シルクハットには名前が記されていることに気付きます。

その名前を薩軍にいた政府軍の捕虜に問い合わせると、鹿児島の知事代行している人のものだというのです。

これは失礼な事をした!と手紙を添えて、シルクハットの持ち主の元へ返してやってくれと、捕虜に渡しそして解放しました。

戦の負けはほぼ濃厚。自分がかぶるよりも、持ち主のもとに返すのが筋。そもそも勝手に使用して済まなかった、という内容でした。

なんというか、周りの状況、相手の気持ち、色々考えることが出来る人だなって思いました。

だって、きっと体はボロボロで疲弊しきっている状態だったと思います。そんな中でもこういう冷静な対応ができるなんて、桐野さん最高です。

最期

最後の最後まで残り、城山で、額、足、腹、こめかみなど様々な場所に銃弾や刀傷を受け壮絶な最期を迎えます。

大河ドラマ「翔ぶが如く」では、機関銃をぶっ放しながら死んでいった記憶がありますが、西郷どんではどうなるでしょう?

そんな場面出てくるかな?

おしゃれ

香水

桐野はおしゃれで有名でした。

有名なのは、フランス製の香水をお気に入りでつけていたといいます。

懐中時計や、軍刀も金。身なりにはいつも気を使っていました。

死体からも香水の匂いが漂っていたようです。

病気

おくびも出しませんでしたが、西郷隆盛と同じ、フィラリアにかかっていたと言われています。

 

まとめ

色んなものと戦っていた桐野。

うまく人間関係を乗り越えて来た桐野。

様々な桐野をみて来ました。

いかがだったでしょうか?

書いている私も、想像しながら是非会いたくなるような人物でした。

少しでも桐野の魅力が伝われば幸いです。

そして、西郷どんに出てきた時、思い出してくださればより深く見れるのではないでしょうか?

 

桐野利秋を描いたおすすめ本です!