大河ドラマ「西郷どん」第11話のあらすじ【ネタバレ注意】
さあ「西郷どん」第11話目をお伝えしたいと思います!
この記事をご覧になったあとさらにドラマを観ていただければ、かなり理解が深まること間違いないです!
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前回の振り返り
「ヒー様」こと一橋慶喜の正体が明かされました。
慶喜は、島津斉彬が慶喜を将軍に担ぎ上げようとする思惑に反して、
当の本人は将軍になるつもりはないというすれ違い。
吉之助はそんな慶喜の考えをそのまま斉彬に伝えますが、斉彬は慶喜への不信感を募らせます。
さらに、家定に嫁ぐ予定の篤姫が姿を消してしまうという事態が斉彬への追い打ちをかけます。
斉彬は、吉之助に篤姫を探させると、
篤姫が、姿をくらませた理由は、薩摩にいる実父が亡くなったことに、悲しみのあまりの行動ということが判明しました。
その後、吉之助は篤姫が13代将軍徳川家定に嫁ぐということを知り、あまりの驚きに言葉もありません。
一方篤姫は、公家の近衛家から来た教育係幾島から、将軍の御台所(正室)になるための教育を受けることになりました。
政治の動きが着々と動いていきますがその流れを吉之助は、まだまだ理解しきれていません。
福井藩藩主松平慶永の密偵、橋本左内からは、吉之助は何も知らないと言われてしまいます。
日本のために篤姫は家定に嫁ぐにあたり、吉之助は篤姫の幸せを願うのですが、
斉彬は篤姫は不幸になると言い切り、純粋な吉之助はますます混乱していくのでした。
不幸になるとはどういうことでしょうか?
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大河ドラマ「西郷どん」基本情報
★名称:2018年大河ドラマ「西郷どん」第11回
★放送日:2018年3月18日(日)20時~20時45分
★NHKBSプレミアム:18時~18時45分
★第10回再放送:2018年3月17日(土)15時40分から(変更注意です)
大河ドラマ「西郷どん」第11話のあらすじ
(簡単なあらすじのみを載せております。更に詳しい内容は更に下の【ネタバレ】をご覧ください)
斉彬の子ども虎寿丸が亡くなり、斉彬自身も体調を崩し、吉之助は斉興と由羅の仕業かと疑います。そして吉之助はどんな行動を取るのでしょうか?
慶喜は将軍になる気はない考えを崩さず、誰も幸せにならないこの思惑合戦の末はどこに
たどり着くのでしょうか?
井伊直弼派との争いはどうなっていくのでしょうか?
純粋に幸せを願うばかりではないこの時代の生きる難しさがありそうです。
今回も見逃せない内容となっております。
より詳しくお知りになりたい方は⬇をご覧くださいね
大河ドラマ「西郷どん」第11話のあらすじ【ネタバレ】
※ネタバレを書いていきますので、「そこは見せないで!」って方は飛ばしてくださいね。
★薩摩ことばでわからないところがあればこちらの記事をご参照くださいね⬇
安政元(1854)年6月。
吉之助が「御庭方」で「篤姫様付人」となってから3ヶ月が経ちました。
次期将軍
家定の脇に控えていた老中・阿部正弘が「畏れながら、上様に新しき御台様を薩摩より
お迎えしてはと、かねて申し上げておりましたる一件、お覚えにございますか」
と問うと、家定は機嫌よく「うん」と頷きます。
ほっと安堵する阿部正弘と島津斉彬でした。
しかし、阿部が「ならば薩摩の姫とのご婚儀、話を進めてもよろしゅう
ございますな」と念を押すと、家定は木に止まったカラスが気になって、
もう話を聞いていませんでした。
家定は、幼い頃から病弱で、言動も定かではなく、政は全て重臣たちにお任せでした。
幕府は斉彬らの革新派と、彦根藩主井伊直弼の保守派が対立していました。
斉彬は幕政を根本から変えるために、阿部や水戸藩主・徳川斉昭らと組んで篤姫を家定の
御台所にして、次期将軍に一橋慶喜を推挙しようとしていました。
一方の井伊直弼は紀州藩主の徳川慶福を次の将軍に推していました。
慶福はまだ9歳で、井伊直弼は後見人として権力を握ろうと目論んでいました。
ある日、薩摩藩邸の庭で吉之助と相撲を取っていた、斉彬の息子・虎寿丸が急に
力なく倒れ、数日後あっけなく死んでしまいました。
これで斉彬は5人の子どもを亡くしたことになります。
篤姫も吉之助も涙を流して悲しみますが、斉彬は忙しさで悲しみを振り払うかのように
仕事を指示していくのでした。
由羅の呪詛
薩摩藩邸では、藩士たちが由羅の呪詛を疑っていました。
江戸の高輪で隠居ぐらしをしている斉興の元にも、虎寿丸死去の報せが伝わっていました。
由羅は「お気の毒に、また私が呪い殺したなどと、あらぬ疑いをかけられるのでしょうね。
ああ、嫌だっ」と浮かぬ表情になりるのでした。
数日後、薩摩にも虎寿丸死去の報せが届きました。
有馬新七や西郷吉二郎は、由羅を斬ろうと気色ばみますが、大久保正助は
「今はまだ、待つときでごわす」と押しとどめるのでした。
後日、大久保正助が鶴丸城で記録書の整理をしていると、
上役から文政7年の宝島事件(牛を略奪したイギリス人が射殺された事件。翌年異国船打払令が
出されるに至る)の記録を探すように命じられます。
斉彬の弟・島津久光が読みたがっているとのこと。
さっそく書庫で探し始めますが、離れたところに久光がいました。
正助が久光に、何故宝島事件の記録を調べたいのか?を問うと、久光は「今後、異国との
戦になるやもしれん。少しでも多く知識を蓄えておかにゃならん」と答えます。
正助は久光が真剣に国のことを考えていることを知り、畏敬の念を抱くのでした。
そして意を決して「畏れながら、江戸では虎寿丸様が突然に身罷られたと聞きもした」
と話しかけます。
正助
「城下士の中には先年の騒動を思い出し、暴挙に出かねん勢いの者もおいもす。
こんままでは、また多くの血が流っこつにないもす。」
久光
「そげん話を、ないごてわしに」
正助
「私はあなた様の御名を傷つけたくあいもはん」
正助は久光なら、あの忌まわしい騒動を鎮めてくれると信じたのでした。
久光に名を聞かれ、正助は「名乗るほどの者では、、。じゃっどん、こいは城下士一同
の思いでございます」と言い、宝島事件の記録書を差し出します。
久光はそれを受け取り、複雑な面持ちで出ていきました。
正助は緊張が解け、呆けたようにその場に立ち尽くすのでした。
政略結婚
芝の薩摩藩邸では、斉彬が主催する宴が開かれました。
招かれた客は、松平慶永(春嶽)、徳川斉昭、一橋慶喜たちで、慶永の側には
橋本左内が控えていました。
息子である一橋慶喜を次期将軍にしたい徳川斉昭は、篤姫が輿入れして家定との
間に世継ぎが出来ることを懸念していました。
しかし慶永は「ご隠居様、ご心配なさらずとも、万に一つでも、公方様(将軍)
にお世継ぎが出来るはずはございませぬ」
と言い切りました。
驚きのあまり、庭に控えていた吉之助が、「!?そ、そいはドゲなこっでございもすか!」
と言って立ち上がります。
慶喜
「おまえさん、何も知らないんだな。公方様は大うつけ。世継ぎは作れん。」
吉之助
「!!ならば、なぜ、篤姫様を御台所に!?」
斉彬
「篤を公方様のお側に置き、「跡継ぎは一橋慶喜様に」と公方様が推挙するよう直に働きかける
ため」
吉之助
「そげな、、、」
篤姫の役目は世継ぎを生むことではなく、「次期将軍は一橋」と家定に
言わせることでした。
話を聞いていいた徳川斉昭が満足げにうなずき、松平慶永は「祝の盃を」と言って
酒を手にします。
しかし、当の慶喜には将軍になる気などサラサラありませんでした。
「、、誰が、いつ将軍になりたいなどと申しましたか?
俺は将軍になどなりたくないと申したはずだぞ、西郷」と反発します。
それでも斉彬たちにとっては井伊派を抑え込み、幕府を改革して日本を守るには
どうしても慶喜に将軍になってもらうしかありませんでした。
慶永も斉昭も必死に説得しますが、慶喜は聞く耳を持ちません。
「ここには、まともな父親は誰一人おらぬようじゃな。
幼子の死を悼み悲しむこともせず、祝いの盃を交わしておる。何が日本国じゃ」
と言うと慶喜は部屋を出てくのでした。
斉彬の食事に毒?
斉昭たちも帰り、部屋には斉彬と吉之助だけが残りました。
吉之助が改めて家定のことを尋ねますと、斉彬がグラッと倒れ込むのです。
顔には脂汗がにじみ、息も乱れてきました。
急いで寝室に運び入れて、藩医が診察しますが、意識はなかなか戻りません。
吉之助は護摩行や滝行で斉彬の無事を必死に祈るのでした。
薩摩藩邸では、斉彬が倒れたのは由羅の呪詛のせいではと大騒ぎになっていました。
大山格之進や、有村俊斎は呪詛の傷跡を探そうと屋敷の床下を這いずり回り、
吉之助は毒見役や配膳役の動きに目を光らせていました。
斉彬は倒れてから3日後に意識を取り戻しました。
吉之助は斉彬のために用意された食事を脇にのけて、自分が作った粥を渡しました。
斉彬の食事に毒が入っているのでは?と疑っていたのでした。
吉之助は福井藩士の橋本左内に斉彬の料理を調べてもらうために、品川宿の磯田屋を尋ねました。
吉之助が毒味前の料理と、毒味後の料理を差し出すと、左内は銀製の棒を取り出し、まず毒味前
料理につけました。
反応はありません。
次に毒味後の料理に銀をつけるとその部分が黒くなりました。
それを見て左内は「やはりヒ素です」というのです。
つまり毒味がされた後に誰かがヒ素を盛ったということになります。
バレないように日々の食事に少しずつ盛られていたようで、虎寿丸も砒素の毒にやられた
可能性は高いです。
その時、吉之助は部屋の外に誰かがいる気配を感じてふすまを開けました。
そこには神楽の面を被った男がいました。
男は面を上げて酔った様子で「部屋を間違えもした」と言って立ち去ろうとしますが、
左内が酒の臭いがしないのを怪しみ呼び止めます。
すると男は左内の首に小刀を当てて逃げようとします。
助けようと吉之助が男に飛びかかると、小刀が左内の腕を斬りつけました。
流れる血に吉之助たちがあわててる隙きに、男は逃げてしまいます。
吉之助は面の男が薩摩言葉をしゃべったことから斉興や由羅の手先ではと疑い、
高輪へ向かいました。
高輪の薩摩下屋敷で、吉之助は斉興と由羅がいる部屋に通されます。
二人共不気味なほど良さそうです。
「畏れながら」と言いかける吉之助を遮って、斉興が手招きします。
吉之助が近づくと菓子を差し出して「食え」と言うのです。
しかし、吉之助はもしや毒が?と躊躇します。
すると二人の表情が一変し、斉興が「おまえ、わしらが、そん菓子に毒を盛ったち、
疑っちょっとか」と声を荒げます。
それでも吉之助は「お殿様の召し上がるもんから、毒が見つかりもした。
誰の仕業でございもんそか」と由羅をにらみました。
すると由羅は菓子を手に取り、平然と口に入れるのです。
「あっ!」と驚く吉之助に、斉興は「卑しき身分の分際で、何の証拠もなく、
こい以上、俺等を疑うならば、こちらとて容赦はせん。二度とそん顔を見せんな!」
と怒鳴りつけるのでした。
彦根藩の江戸藩邸では、長野主膳が井伊直弼に斉彬や慶喜の同行を報告していました。
長野の背後にはあの神楽面の男がひっそりと控えていました。
吉之助が薩摩藩邸に戻りますと斉彬は
「この大事な時に何をしておるのじゃ!」
と吉之助を殴り飛ばしました。
斉彬にはやることがたくさんあるのでした。
斉彬
「お前も、民のために、己の命を捨てられる男であろう」
吉之助
「甥の命は、すでにお殿様にお預けしちょいもんで。」
斉彬
「民を救う国を作る。西郷、頼んだぞ」
国を強くし、民を守るためなら命など惜しくない、という斉彬の覚悟に
吉之助の胸は熱くなるのでした。
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第11話見どころ
毒にまつわる疑心暗鬼が吉之助はじめ皆の心を覆い始めます。
そんな、心理戦が繰り広げられるところで、吉之助の真っ直ぐな性格は
際立っていて、見処となっています!
しかし、色んな思惑が各々進んでいる様は、ハラハラ・ドキドキします。
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大河ドラマ「西郷どん」第11話の感想!
3月18日の放映を見終わったら書きたいと思います!
今回は、斉彬の心の、想いの強さについて感銘しました。
斉彬の食事から「砒素」という毒が出たり、
斉彬が突然倒れたり、
虎寿丸が幼くしてなくなったりと吉之助は疑心暗鬼になってしまうのも
わかります。
また、篤姫が公方様に輿入れする理由も篤姫個人を見れば、本当に人として悲しいし、
慶喜の将軍にまつりあげることも斉彬たちの勝手といえば勝手なこと。
しかし、そんな周囲のことも、斉彬の想いの強さの前には、
「つまらない」事。
それらを超越してまでも日本を守り通さなければならないという
岩をも突き通すくらいの想いを私は感じました。
斉彬が西郷とお互いを大馬鹿者だと言ったシーン。
あそこにすべてが集約していたのかと思います。
どうか、斉彬の想い、叶えてたもんせ!!
大河ドラマ「西郷どん」3月18日第11話の視聴率は?
リアルタイム視聴率は水曜か木曜に更新致します。
★リアルタイム視聴率:14.6%
★タイムシフト視聴率:6.4%
総合視聴率:20.3%
全話の視聴率をご覧になりたい方はこちらを!⬇
2018大河ドラマ「西郷どん」全話視聴率掲載!超えろ「篤姫」!
大河ドラマ「西郷どん」の原作との比較
原作と比較されたい場合はこちらもチェックしてみてくださいね⬇
大河ドラマ「西郷どん」まとめ記事