大河ドラマ「西郷どん」第41話のあらすじ【ネタバレ注意】

さあ「西郷どん第41話目をお伝えしたいと思います!

この記事をご覧になったあとさらにドラマを観ていただければ、かなり理解が深まること間違いないです!

★他に色々と西郷どん関連の情報も随時更新していきますので良かったらこちらもご覧ください。

より西郷どんの事が詳しくなること請け合いですよ。

大河ドラマ・西郷どん(せごどん)のネタバレまとめ!西郷隆盛は~

大河ドラマ「西郷どん」の記事全一覧!まとめ・まるごと!

前回の振り返り

前回のあらすじ・ネタバレはこちら→大河ドラマ「西郷どん」第40話のあらすじ【ネタバレ注意】「波乱の新政府」

見逃した方や、もっと何度もみたいなって思う方にはこちら

 

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大河ドラマ「西郷どん」基本情報

名称:2018年大河ドラマ「西郷どん」第41回

★放送日:2018年11月04日(日)20時~20時45分

NHKBSプレミアム:18時~18時45分

第40回再放送:2018年11月03日(土)13時5分から

大河ドラマ「西郷どん」第41話のあらすじ

簡単なあらすじのみを載せております。

廃藩置県が断行され、薩摩(鹿児島)では、国父の島津久光がやり場のない怒りを花火を打ち上げることで紛らわせていました。

新政府の岩倉や大久保は幕末に結ばれた不平等条約を改正するために欧米に視察に出発しました。

西郷隆盛は日本に残り、新政府を切り盛りしますが、色んな問題や課題が噴出。

一方、父として息子に留学を進めたり、天皇の行幸(外遊)に随行して鹿児島に出向いたりと、西郷家とのからみもありです。

 

 

以下はネタバレも含みますので視聴にはご注意ください

第41話【ネタバレ】

冒頭、花火で始まりました!

国父の島津久光が花火を打ち上げてそのやり場のない怒りをぶちまけているとか?

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それにしてもキレイです!

岩倉使節団

遂に廃藩置県が断行されました!

その後の改革は薩摩の大久保利通・西郷隆盛と長州の木戸孝允・伊藤博文を中心に進められ、土佐の後藤象二郎・板垣退助、肥前の江藤新平・大隈重信たちは不満をつのらせていました。

 

そんな折り、新たに日本から欧米へ使節団を派遣することが決まりました。

日本が新たな国家として生まれ変わった事を世界に知らしめ、幕府が言われるがままに結んだ不平等条約(日米修好通商条約など)を改めさせるのが目的でした。

 

使節団のメンバーは岩倉具視を団長に木戸孝允、大久保利通、伊藤新八などのメンツで、薩摩と長州が中心でした。

岩倉様、本当に今行かねばならぬことなのでしょうか?」と隆盛は岩倉に聞くくらい疑問を感じていました。

明治になって4年。国内の政治上の問題は山積みです。そんな時に政府の首脳人がごっぞりいなくなるとは・・・。

しかし、欧米へ見聞に行ったことのある伊藤博文が、欧米の繁栄と強さを見ることは、日本国を率いる者の急務である!と訴えるのです。

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すると岩倉が「ちゅうこっちゃ。よろしおすな?ご一同」と言って、三条実美に会釈をします。

三条が頷き、他のものからも反対は出ず、話し合いは終了しました。

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大蔵卿(現在の財務大臣)に就任した大久保の執務室に移動すると、隆盛は大久保から土佐(高知)と肥前(佐賀)の出身者たちの企みを聞きました。

大久保たちが留守の間に政府の主導権を掌握しようとしているというのです。

だから土佐、肥前メンバーは岩倉たちの欧米行きを反対しなかったのですね!邪魔者がいなくなってやりやすくなるって思ったのでしょう!

大久保利通

鹿児島では、廃藩置県を不服とする島津久光を中心に不穏な動きがあるらしいと大久保が危惧しています。

 

藩はなくなっても相変わらず民の暮らしは苦しいままでした。

反乱や一揆がいつ起きてもおかしくない状態が続いていました。

そんな状況を心配した隆盛が「一蔵どん、おいはそん状況を天子様に直に見ていただきたかち思っちょ。」と言い出します。

天子様の行幸(天皇の外出のこと)計画を隆盛は考えていました。

もし実現できれば、日本の君主である天皇のため(国の状況を知ることが出来る)になり、民の心の支えにもなることでしょう。

 

欧米に旅立った後の日本を考えた時、大久保に「おはんが政府にとどまってくれれば心強いんじゃが」と隆盛は言います。

しかし、大久保の決意は固く、「若く志のある者たちのため、異国に日本を認めさせねばならん!」と。

「吉之助さあ、おいの考えを託せるのはおはんだけじゃ、日本を頼んど!」

隆盛も「分った。互いに力を尽くすっど」と返します。

二人の友情の力が発揮して欲しい!

そして岩倉使節団には女子や子供も連れて行く事になっていたので、隆盛は菊次郎に「異国へ行ってみないか?」と文を出していました。

きっと菊次郎なら多くの宝を得るはずだと考えたからです。

迷う菊次郎は川口雪篷に聞きます。

そんな菊次郎を見て糸は「自分で答えを出しなさい」と突っぱねます。

愛加那から預かった子供ですから、なおさら自分で決めさせたかったのでしょう。

ここは親として毅然とした立場を貫いた糸に拍手です!

 

一方、鶴丸城内では、久光が民からの苦情がたくさん届いている現状に怒っていました!

斬髪した大山綱良や洋服を着ている桂久武に「身だしなみの乱れは秩序の乱れだ!」と不満をぶちまけていました。

なかなか変化できない人。鹿児島に存在中です。

 

場所は変わって、東京の隆盛が住む長屋です。

ここはやっぱり落ち着く!

いつものように薩摩の面々(新八、熊吉、小兵衛)が集っていました。

あとから西郷従道と川路利良がやってきて、川路も欧州に同行することを許されたといいます。

「おお!そいはほんのこっか!」と隆盛は喜びます。

川路は本場の「ポリス」の働きを学んで来ると意欲満々です!

戦のときでもどうしたら民が巻きこまれないで済むかを見定めようとする、こんな男は「ポリス」に向いていると隆盛は見ていました。

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さらに桐野利秋と改名した中村半次郎といとこの別府晋介たちが入ってきました。

陸軍少将に任じられた桐野利秋は、身なりも軍服にひげ、フランス製の香水をつけるという伊達男ぶりです。

桐野は川路とは反対に誰よりも先に先陣を切りこむ火の玉ボーイ!

そんな桐野は皆に頼られ慕われています。

関連記事:桐野利秋(中村半次郎)の生涯とは?西郷隆盛を守った壮絶な最期!

 

村田新八は隆盛の推薦で宮内大丞(天皇の側に仕える宮内省の職員)に任命されました。

でも「おいには天子様のおそば仕えなんち、恐れ多くてできもはん」と逃げ腰です。

関連記事:西南戦争で村田新八がアコーディオンを燃やした理由とは?

そんな新八に隆盛は「いつも腹をすかせちょっが、はらわたまで清か男じゃ。天子様にお仕えすっとは、そげな男じゃないといかん」と励まします。

「皆で新しか日本の国づくりを支えるとじゃ」「おはんらの力を貸してくいやい!」と隆盛が言うと、「わかいもした!」「チェスト行け!」と皆が盛り上がっている。

そんな中、新八のお腹が「ぐ~」と鳴ります!その音に一同大爆笑!皆の笑顔が輝いていました。

 

この6年後、皆の命運が真っ二つに分かれることになろうとは、この時誰も知るよしがありませんでした。

明治天皇行幸!

数日後、隆盛は新八を含めた明治天皇の教育係にふさわしい人物を選び、宮中(皇居)に上がりました。

そこには旧幕臣で江戸無血開城の際活躍した山岡鉄舟の姿もありました。懐かしい1

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こうして徐々に公家を排し、明治天皇には新時代にふさわしい君主となってもらわなければなりませんでした。

「これからは万機親裁(国政のあらゆる事を天皇の決済によって行うこと)と政となるがゆえにございます」と隆盛が明治天皇に訴えます。

周りの公家たちは「何ということを!」と完全否定で、天子様を奥の方に連れて行きます。

一度は奥の方に行った明治天皇ですが西郷の前に戻ってくるのです。

聡明な明治天皇は「卿(臣下)の申すこと、もっともじゃ。朕に力を貸してくれ」と快く応えるのでした。

天皇はこうでなくちゃ!

 

11月。岩倉使節団に対し欧米渡航の勅命がくだされました。

岩倉や木戸は感無量で涙を流していました。さあ、成功してほしいものです!

 

隆盛は大久保に代わって大蔵省(今の財務省)を預かることになり、筆頭参議(朝廷の上級官職)の隆盛は名実ともに留守の政府を取り仕切る立場となったのでした。

岩倉は隆盛に、後藤象二郎や江藤新平が乗っ取りの動きが出ないように、「自分たちがいない間はなにもするな」と釘を差し、大久保は鹿児島にいる国父久光のことを隆盛に託しました。

「吉之助さあ!頼んだど!」と大久保がいい、「気をつけてなあ!」と隆盛が返します。

固い友情が見られましたね!

こうして大久保達岩倉使節団は、横浜港からサンフランシスコへ旅立っていったのでした。

 

 

実際の日本は不安定で世直し一揆(小作料の減免や質の棒引き等を要望)の火は衰えず、各地で大規模な打ち毀し(豪商などを襲撃すること)などが頻発していました。

岡山で一揆7000人、姫路で焼き討ちだ、福山で打ち毀しだと世が乱れていました。

街の声は「これだったら徳川様の世のほうが天下泰平だったんじゃねえか?」「そうだよ。お百姓はますます苦しめられて・・・」と隆盛の耳に入り、やりきれない思いでいるのでした。

 

そんな中、案の定、主導権を握ろうとする土佐や肥前のメンバーが「新しい大蔵卿(大蔵大臣)を立てるのが急務だ」と言い始めました。

分かりやすいですねええ。やっぱり来たかって感じです。

しかし隆盛と元長州藩士で大蔵大輔(おおくらたいふ。現在で言う次官)の井上馨は、「留守を預かるわれわれが勝手をすることは出来ない!」と突っぱねます。

危機一髪です。

 

一難去ってまた一難。

今度は長州出身の山県有朋率いる陸軍が、65万円(国家予算の1%というから1億くらい?)という途方もない額をかつての同志(元奇兵隊の山城屋和助
)に無断で貸付、その見返りを受け取っていたという事件が起きます。

のちの「山城屋事件」です。

攻撃のネタを見つけた土佐・肥前のメンバーはここぞとばかり人事を動かせ!と隆盛を攻撃します。

太政大臣(朝廷の最高職)の三条実美もこのままでは明治天皇の巡幸に支障が出てくると言い、隆盛に「どないする気か皆にはっきり言うとくれやす」とお願いします。

 

隆盛は決断を迫られ、遂に山県の陸軍大輔(現在の次官)の役目を返上させます。

その後山城屋の割腹自殺によって事件は幕を閉じることになります。関係書類も焼き払われ強制終了です。

 

年が明けて明治5(1872)年。隆盛は最大の懸案に直面していました。

大久保が言っていた鹿児島の案件です。

侍姿の海江田が久光からの書状を携えてやってきたのでした。

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その書状には、「廃藩置県によって鹿児島の人々の不満が高まっていること」「旧藩の意見に耳を貸さない新政府への憤り」「県令(地方の長官)に久光を任命するようにとの要望」が書いてありました。

 

旧藩主の久光がが県令になってしまっては、他の旧藩主たちもわれもと勢いづいてしまいます。

それだけは避けなければなりません。

海江田は「そいのどこがいかんとじゃ。今の欲にまみれた政府よりそんほうがよっぽどましじゃ」と噛みつきます。

隆盛はそんな海江田を「新しか国をつくっとじゃ!」と怒鳴りつけ、予定されている天皇行幸の件を伝えます。

鹿児島に行幸した際には、国父様にお目通りをし、何が何でも説得する腹です。

 

5月。明治天皇は、新国家の君主として臣民と直に触れ合うことを目的として、西国各地を巡幸しました。

そして久光も鹿児島城(鶴丸城)で明治天皇と拝謁(天皇にお会いすること)を果たします。

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久光は明治天皇の服装が洋服だったことに驚きます。

驚愕の表情です。

 

その後、磯の御殿で隆盛と向き合った久光は、重い沈黙を破ると苦い口調で言います。

「こいが我が兄と造りたかった新しか国か?」

「兄上(島津斉彬)が今の日本を見たらどげん思わるっか・・・。」

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隆盛も、「亡き殿と目指した国とはかけ離れている。きっとお嘆きになられ、おいは、蹴り飛ばされるに違いあいもはん・・・。政府の腐敗ひとつ、自分には止めることが出来ない現状でございもす。」と涙を流しながら言います。

さらに「今のままでは民百姓にも、戊辰の戦で命を散らしたもんたちにも、われらにすべてを託してくだされた徳川の方々にも顔向けができもはん」と弱音を吐く隆盛。

国造りに悪戦苦闘する今、己の無力さを痛感しない日はありませんでした。

 

そんな弱気な隆盛に「こんやっせんぼ!やり抜け!最後までやり抜くんじゃ!やってやって倒れたら・。コン薩摩に帰ってこい!後は若いものに任せて帰ってくればいい!新しか国とは若いもんの為にある!」と久光なりに隆盛を励ますのでした。

隆盛は「お言葉ありがたく頂戴しもした」と。

ここで、二人の間の氷が解けたのかなって感じました。

そして去りゆく隆盛に「天子様のお召し物はあれはいかーーーン!すぐに直させろ!」と。隆盛の微笑。

う~~ん、久光の男の思いやりですねえ!

桜島

鹿児島の西郷家に帰ると菊次郎が異国で学びたいと言ってきました。

菊次郎はそのきっかけを「天子様のお姿がきらっきらしく、心が震えたからです」と語ります。

 

糸も「子を手放す思いがどんなに辛いものか?じゃっどん。菊次郎が自分で決めたことならば応援して行く!」と決意を固めます。

 

隆盛も、「おいも気張らにゃならんのう」と心新たにします。

いい場面ですねええ。

 

隆盛は桜島の方へ向けて「国父様、菊次郎には天子様のお姿はそげなふうに見えたとでございもす」とつぶやきました。

その顔はとっても晴れやかでした!

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大河ドラマ「西郷どん」 11月04日第41話の感想!

 11月04日の放映を見終わったら書きたいと思います!

最近、絶好調ですねええ!西郷どん。って思うのは私だけでしょうか?

今回一番の見所は、隆盛と久光の距離がぐーーーんと近づいたところ、だったのではないでしょうか?

かつての斉彬と吉之助の関係性には届かないものの、それを彷彿させる「やっせんぼ」の喝。

そして感謝の言葉を述べる隆盛の言葉は心がこもっていました!

菊次郎の決意のきっかけの天子様のお姿と、久光が受けた天子様の印象が絶妙に絡み、とても良い終わり方でした。

清々しい!

他にも、薩摩の面々が集まり祝う場面等、いいシーンが多かったなあ。

腹をすかせた新八どんは、本当に清か心を持っている男です!プププ。

 

緊迫した場面もありました。山県有朋さんは、羽目お外しちゃったですね。

確か松下村塾の塾生ですよね。師匠が天国から見てますよっていいたくなっちゃいます。

 

糸の固い親心もすごく良かったと思います。愛加那にも思いを馳せ、しっかりと子育てに関わっていたんだと実感しました。

私も親なので、その点、参考にします!

 

 

大久保との仲は結構いい感じに推移していますが、来週どうなるのでしょうか?その他の人たちは?

未知数過ぎて楽しみです!

どんどんドキドキさせてほしいですね!

 

 

大河ドラマ「西郷どん」 11月04日第41話の視聴率は?

リアルタイム視聴率は水曜か木曜に更新致します。

アルタイム視聴率

★タイムシフト視聴率

★総合視聴率

全話の視聴率をご覧になりたい方はこちらを!⬇

2018大河ドラマ「西郷どん」全話視聴率掲載!超えろ「篤姫」!

 

大河ドラマ「西郷どん」の原作との比較

原作と比較されたい場合はこちらもチェックしてみてくださいね⬇

原作「西郷どん!」の全話あらすじ!ネタバレまとめ

 

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