大河ドラマ「西郷どん」第1話のあらすじ【ネタバレ注意】
さあいよいよ首をなが~くして待っていた大河ドラマ「西郷どん」が1月7日から始まります!
情熱的な西郷隆盛が幕末を駆け抜ける姿を、鈴木亮平さんがどのように演じるのか?
原作、脚本ともに女性の目線で作られた今回の物語は、また今までの西郷像とは違う面を見せてくれるのか?
など、話題は尽きませんが、その目で確かめていきたいなと思います。
そして野田チーフが演出が言うように、「庶民目線」「汗汗汗」で泥臭いドラマになるのでしょう!
その記念すべき第一話の情報を、こちらからお伝えしていきたいと思います!
第一話を見逃してしまった方はこちらへ
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「西郷どん」基本情報
名称:2018年大河ドラマ「西郷どん」第一回 |
放送日:2018年1月7日(日)20時~21時(初回拡大60分) NHKBSプレミアムは18時~19時(初回拡大60分) |
「せごドーーーン!戌年のつーーーん!」
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大河ドラマ「西郷どん」第1話「薩摩のやっせんぼ」のあらすじ
西郷どんの銅像の除幕式。西郷どんの3番目の妻、糸はその銅像をみて大きな声を上げます。
一体どうしたのでしょうか?
時代は遡り、西郷どんがまだ小吉と呼ばれている14歳の頃に舞台が変わります。
郷中教育と言われる、薩摩藩独特の、地域ごとに上のものが下のものを教育していくシステムの中で小吉(西郷どん)や親友大久保正助(利通)や後の精忠組のみんなは隣の郷中と喧嘩したり切磋琢磨して成長していきます。
郷中の中には男しか入れないが、そこに変装したおなごが混じっていました。
さて、その娘は誰なんでしょう?
ある日、磯の近くの島津藩藩主の御殿に行き、お菓子を取ってくる競争をすることになりました。
そこで小吉たちは天狗と遭遇します。
その天狗の正体とは?
その天狗から、小吉は大事な事を学ぶのですが、、、。
その後、ある身分の高い郷中の者と小吉が喧嘩している時、右腕を斬りつけられます。
父親同志の会話は、小吉にとっては納得のいかない内容でしたが、、、、。
腕が傷つき、武士としては将来を断念せざるを得ない状態。
小吉はどのような気分になったのでしょうか?
天狗がまたあらわれどのような声をかけられるのか?
しばらくあと、小吉たちは世界地図を目にします。
世界の中の小さな日本。
彼らがこの先日本を動かしていくことになろうとはこのときは誰も知るよしもありませんでした。
という感じで、若干14歳の小吉の周りとの関わりを通じて小吉の人の良さ、泥臭さがにじみ出ている内容となっております!
それでは、より詳しく知りたいなって方は、ネタバレもご用意していますのでどうぞ!
大河ドラマ「西郷どん」第1話「薩摩のやっせんぼ」のあらすじ【ネタバレ】
※ネタバレを書いていきますので、「そこは見せないで!」って方は飛ばしてくださいね。
※やっせんぼ(薩摩弁で弱虫、意気地なし)
薩摩ことばでわからないところがあればこちらの記事をご参照くださいね⬇
上野公園隆盛像除幕式
明治31年(1898年)12月18日。
東京・上野公園の一角で西郷隆盛像の除幕式が行われていました。
隆盛が西南戦争で自害してから21年が経っていました。
政財界の重鎮たちが参列する中、遺族席には隆盛の弟で内務大臣の西郷従道(錦戸亮)
に付き添われ、隆盛の3番目の妻・糸(黒木華)の姿もありました。
賓客たちの祝辞も終わり、従道の娘・桜子が銅像の幕を引きます。
すると浴衣姿で愛犬を連れた隆盛の銅像が現れました。
参列者たちは浴衣姿の隆盛像に「庶民的な西郷さんらしい」と見入っていましたが、糸が銅像の真下まで進みだして大きな声を上げました。
「・・・ちごっ‥・・ちごっ‥・・ちごっ・・・旦那さぁはこげなお人じゃあいもはん!」
何が違うといいのでしょう?
西郷は浴衣で散歩するような野人ではないといいたいのでしょうか?
高いところから人を見下すような人ではないというのでしょう?
そもそも顔や体つきがまるで違うのでしょうか?
西郷は写真を一枚も残していませんので確かめようもありませんが、糸は最後まで納得がいかないようでした。
その理由はこちら⬇
ともあれ、西郷隆盛の偉業は、今なお語り継がれています。
この男がいなければ、新しい日本は生まれなかったとーーーー。
西郷どんが生まれ育った侍の国薩摩
時は遡って天保11年(1840年)。
第12代将軍・徳川家慶が治める日本は鎖国の眠りの中にありましたが、欧米諸国の手は徐々に日本に迫ってきていました。
徳川の世になって200年以上が経つのに、未だ侍の国がありました。
侍は20人に1人という時代に、4人に1人が侍の国、それが薩摩でした。
薩摩では郷中教育といって、男子は小さいときから領内ごとに行われる集団教育で、心身共に鍛えられていました。
鶴丸城(鹿児島城)下の下加治屋町でも朝早くから二才(にせ)(14歳~25歳)の有馬新七や小稚児(こちご)(6歳~10歳)の村田新八(加藤憲史郎)たちが西郷家に集まってきました。
迎えるのは年長者の小吉(渡邊蒼)で、後に西郷隆盛(鈴木亮平)となる西郷家の長男でした。
小吉は少年たちに「島津日新公いろは歌(島津忠良の教育をいろは順にまとめた歌)」を教えたり、庭で相撲をとったり、剣術の稽古をつけたりと忙しいのです。
小吉の弟・吉二郎(荒井雄斗)や隣家の大久保正助(石川樹)(後の大久保利通(瑛太))も仲間の輪に加わりました。
郷中の少年たちの日常の一コマ
昼過ぎ、小吉を先頭に少年たちが鰻を捕りに甲突川(こうつきがわ)(鹿児島の中心を流れる川)まで行くと、大山格之助(犬飼直紀)(後の綱吉(北村有起哉))が率いる高麗町郷中の連中が魚釣りをしていました。
下加治屋町と高麗町は互いに競い合う御中で、時に遊んだり時に喧嘩したりする間柄でした。
西郷隆盛ゆかりの地!偉人を輩出した下加治屋町!秘密は郷中教育に有り!
この日も鰻を巡って早速取り組み合いになるのですが、小吉が鰻を捕まえて仲間だけで食べてしまいます。
すると高麗町の有村俊斎(池田優斗)(後の海江田信義)が
「ふんっ。おいは鰻よりうまかもんのありかを知っちょっど」
と負け惜しみを言うのです。
俊斎は磯にある藩主・島津斉興の別邸で開かれる茶会で茶坊主(藩主の周りの雑用係)として手伝ったことがあり、そこで振る舞われるお菓子は甘くて、
「食ったらひったまがっと」と自慢します。
※ひったまがっと(驚く)
少年たちはそんなゆめのようなお菓子を食べたくて仕方がありません。
そこで、御殿に忍び込んでお菓子を取ってくる競争をしよう!となりました。
しかし、御殿には恐ろしい天狗が住んでいるという噂がありました。
天狗と聞いて正助は尻込みをしますが、
小吉は「んにゃ、よか肝試しじゃ」とに乗り気になります。
そんな元気な少年たちを羨ましげに見ている少女がいました。
誰も気づきませんでしたが、少女は小吉と同じ城下に住む岩山糸(渡邊このみ)でした。
天狗の正体は藩主なりお機の嫡男「斉彬」でした
翌朝、小吉や大山たちが御殿近くの浜に着くと見慣れない小稚児が待っていました。
男子の姿をした糸で、ウヤムヤのうちに小吉達の仲間に加わると真っ先に御殿めがけて走り出しました。
しかし、御殿近くで見張りの番卒に見つかり、小吉たちが裏山の森から広場に出ると突然、爆音とともに噴煙が立ち上がりました。
驚く少年たちに真っ黒な顔をした男が近づいてきました。
「て天狗じゃ・・」
と少年たちは一目散に逃げ出しますが、小さな新八が捕まってしまいます。
男は藩主島津斉興の嫡男・島津斉彬(渡辺謙)で、大砲の試打をしていたところでした。
そんなことは知らない少年たちは、本物の天狗と思いこんで命乞いをします。
斉彬に菓子ごときに命をかけるのか?と問われ、小吉は
「覚悟ならできちょっ。薩摩隼人はいつでんしぬっ覚悟は出きちょっ」
と答えます。
すると斉彬は、
「薩摩隼人が聞いて呆れるわ。お前は一番小さい仲間を見捨てて逃げた。
弱い者の身になれんやつは弱いもの以下のクズだ。そういうやつのことをやっせんぼというんだろ」
そして、「まず、こいつから食うとするか」
と村田新八を抱え上げました。
新八は恐怖で声も出ません。
斉彬は突進してくる小吉を投げ飛ばすと新八を地面に降ろしこういいます。
「ここで見たことは誰にも言うなよ。言ったらおぬしたちの命はないと思え。一人残らず錦江湾の鮫の餌にしてやるからな。わかったか!」ときつい口調で言い放ちます。
まだ何かいいたそうな小吉に対しては、
「持ってけ!天狗の口止め料だ」
と紙に包んだ何かを渡しました。
やっとのことで浜まで戻った小吉たちが天狗に貰った包みを開けますと、見たこともない菓子(カステラ)がありました。
少年たちはその甘さと美味しさに夢中になります。
小吉がふと包み紙を見ると紙の裏に蟹文字で「CANGOXINA](かごしま)と書いてありました。
小吉はその文字を見つめて「あの天狗様にまた逢いたい・・・」とつぶやくのでした。
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貧しい大家族西郷一家
小吉の家は下級武士の家で、祖父・龍右衛門(大村崑)、祖母・きみ(水野久美)、父・吉兵衛(風間杜夫)・母・満佐(松坂慶子)、子供は小吉を筆頭に長女・琴(栗本有規)、次男・吉二郎、次女・鷹、三女・安、さらに下男の熊吉(塚地武雄)がいる大家族でした。
吉兵衛が藩の会計係で一家を支えていましたが、生活は苦しいものでした。
今日の夕飯も粗末な芋飯で、小吉は早く仕事に就いて、家族に米を腹いっぱい食べさせるのが夢でした。
斉興と斉彬の確執
一方斉彬は父親の斉興から磯の御殿に呼びつけられていました。
御殿には斉興(鹿賀丈史)の他に側室の由羅(小柳ルミ子)とその息子で斉彬とは異母弟の島津久光(青木崇高)もいました。
斉彬が欧米諸国に対抗するために大砲などの新式の武器を開発すべきと進言すると、
「やかましか!そげんこっじゃっで、お前に藩主の座は渡さん!」
と斉興(鹿賀丈史)を怒らせてしまいます。
斉興は由羅可愛さから久光を世継ぎにするつもりで、日頃から斉彬を疎んじていました。
妙円寺詣りでの大乱闘
翌日は「妙円寺詣り(島津義弘の徳川方敵中突破の苦難を偲ぶ詣で)」の日でした。
境内は鎧姿の男たちで溢れかえっていました。
今年から寺に一番乗りした郷中は餅がもらえると聞いて、小吉たちの気勢が上がります。
下加治屋町郷中の中に鎧姿の糸がコッソリ混じっていました。
法螺貝の合図で皆、一斉に境内を飛び出していきます。
山路で小吉たちが平之郷中の一団を追い抜こうとすると、平之の尾田栄作が小吉の足を引っ掛けて喧嘩になり、他の郷中も加わって大乱闘になってしまうのです。
やっとの思いで小吉たちが妙円寺に着くと、甲冑姿の赤山靱負(沢村一樹)が
「下加治屋町、一番乗り!あっぱれじゃ」
と出迎えてくれました。
ケンカを抜け出した糸が誰よりも早く到着していたのでした。
赤山は薩摩藩の重臣で、小吉たちにとっては師匠のような存在でした。
小吉たちが褒美の餅を食べていると、栄作の中間が糸に気づき、
「わいは岩山んとこの娘じゃなか?
下加治屋町におなごが紛れ込んじょった」
と騒ぎ立てます。
まさか糸がおなごだとは思いもしなかったので小吉たちはびっくり。
郷中は男子だけしか入れないのが決まりでした。
正助から「おはんのせいで、おいたちはとんだ恥をかいた!おなごは出ていかんか!」
と言われ、糸は
「・・・ないごて、おなごは郷中に入ったらイカンとですか?・・私も学問や剣術や相撲がしたか!」
と泣きそうになります。
小吉に慰められても、
「おなごになったことの無いおはんには分からん」
と糸はその場から走り去ってしまいました。
その時、久光が数人の鎧武者を引き連れて山門を入ってきました。
平伏していた小吉はその武者の1人があの天狗様だと気づきます。
赤山からその天狗様が藩主・斉興の嫡男・斉彬と教えられ、小吉たちは言葉もありません。
斉彬は小吉に
「子供は国の宝だ。お前たちのような者がいれば、薩摩も安泰だ。頼もしく思うぞ!」
と言葉をかけて去っていったのです。
その夜、小吉は斉彬の
「弱いものの身になれぬやつは、弱いもの以下のクズだ」
という言葉を思い出し、ある決意をします。
小吉、女装して糸の気持ちを探る
翌日、小吉は髪に簪をさし、妹の着物に帯を締めて城下を歩いていました。
糸の気持ちを知ろうとおなごの真似をしてみたのですが、道の端を歩けだの、理不尽なことばかり言われます。
血相を変えて駆けつけた吉兵衛に説教されるが、
「おなごはつまらん。おなごは損じゃ。郷中に入れてもらえんで、学問も剣術も習えん。同じ人間じゃっとにおかしかぁ」
と納得出来ないでいました。
帰り道で小吉はいつか斉彬の側に仕えたいと父吉兵衛に話しますが、身分の低い西郷家では叶わぬ夢と諭されてしまいます。
妙円寺での恨み
ある日、小吉と正助が赤山邸に向かっていると、物陰で待ち伏せていた栄作(中野魁星)が
「妙円寺詣りの恨み忘れたか!」
と仲間とともに木刀で襲い掛かってきたのです。
小吉が木刀を奪い取ると、逆上した栄作は鞘のまま刀を振り下ろします。
小吉は木刀で受けますが、鞘が割れて刀身が小吉の右肩を斬りつけます。
血が吹き出し、栄作たちは慌てて逃げて行きました。
その傷は深く、その夜、小吉は高熱にうなされます。
そこへ、栄作の父親(まいど豊)が栄作とともに西郷家を訪ねてきました。
栄作の父親は小吉が傷を負った経緯を確認し、
「刀を抜かずとも刀で人を傷つけたことに変わりはなか。栄作、こん場で腹を切れ」
と栄作に命じます。
すると、吉兵衛が慌ててとりなして
「尾田様!滅相もなかこっでございもす。子どもん喧嘩で切腹などち大袈裟な。喧嘩両成敗ちもうすではございもはんか。なあ、小吉」
と頭を下げるのです。
身分の高い尾田家に卑屈になる父吉兵衛。
その理不尽さに小吉は怒りを覚えますが、吉兵衛と共に頭を下げるしかありませんでした。
数日後、小吉の傷を診た医者(山下洋輔)が
「残念じゃが、こん腕は、もう使いもんにないもはん」
と首を横に振るのです。
ようやく木刀を持てるようになるのですが、構えようとすると木刀が手から落ちてしまうのです。
小吉が竹林の中で泣いていると、土手道をゆく斉彬と久光が見えました。
狩場にいた二人に追いつき、斉彬に会えた嬉しさで小吉は思いを一気に吐き出しました。
小吉
「恐れながら、斉彬様・・・おいはいつか斉彬様のお蕎麦で忠義をつくしとうございもす。
じゃっどん、こん右手を怪我して二度と刀は持てなくないもした。おいはもう生きちょってもしょうがなか人間でございもす。厄介者は消えもす。」
斉彬
「メソメソするな!このやっせんぼ!いずれ、刀だけの世は終わる。侍が重い刀を日本も差して歩くことなど無用になる。それもそう遠くない。これからは、か弱き者の声を聞き、民のために尽くせるものこそが、真の侍となる。お前はそういう侍になれば良い」
斉彬の言葉に小吉の目が輝きます。
「おいは、斉彬様にまたお逢いしとうございもす!」
と小吉が言うと、
斉彬は
「わしが生きていたら必ず薩摩に帰ってくる。その時お前がメソメソせず、強い男になっていたら又逢おう。
強くなれ!」
と言って去っていきました。
世界地図の中の鹿児島
しばらくして、小吉や正助、大山たちは赤山の家で世界地図を見ていました。
日本がほんの小さな島国であることに驚きます。
赤山が薩摩の位置を指すと、そこに「CANGOXINA]の文字がありました。
あのカステラの紙にかかれていた蟹文字(英文)は、「かごしま」と読むのでした。
赤山が
「世界から見っと薩摩はこげん小さか。じゃっどん、異国の地図にはこんとおり鹿児島ち記されちょっ。世界は、こん鹿児島をみちょっとじゃ。」
というと、少年たちは目を輝かせました。
彼らがやがて日本を大きく動かすことになるのをまだ誰も知りませんでした。
大河ドラマ「西郷どん」第1話の感想!
第一話、見ました!
日曜日は必ず仕事があるので、リアルタイムでは早どん(BS)も本どん(NHK総合)も見れないのが悲しいです、、、。
でも、テレビに録画と、UNEXTで放送終了後にすぐ見れるサービスに登録しているおかげでしっかり「後どん」を楽しむ事ができます!感謝です。
待ちに待ちすぎて何度も繰り返し見ちゃいました!
皆様それぞれ感じるところがお有りでしょうが、私の感想を述べますね。
銅像を前に!
銅像前に、糸が「ちごっ」と叫ぶ姿。黒木華さんの目の真剣さが良いです!
対して桜子役の西郷真悠子さんの明るさはなにか今ドラマの明と暗を予想させてくれるように私は感じました!
まずはオープニング
富貴晴美(映画関が原も手掛けた)さん作曲の軽快な音楽と共に幕を開けます。
西田敏行さんの「せごどん」というかけ声、なんとも親しみのある、西田さんにしか発せられない口調で良いです!
途中海の中に潜る画像が出てき、そして音楽も悲しげに流れが変わります。
まさにこれは西郷どんが月照とともに海に入水する事件をイメージされたのではないでしょうか?
そう考えるとぞくぞくします。
子役たち
皆、とっても生き生きと演技されていて、本当に当時の姿を思い浮かべさせてくれます!
この子たちが、将来日本の未来を背負って立つ男に育っていくのだと思いながら見ますと、
胸が締め付けられる思いです。
中でもまだ小さい村田新八役の加藤憲史郎さんは池に落ちたり斉彬に捕まったりという役割を演じることが物語の動きのきっかけを作ってくれてなかなか良いです!将来が楽しみ(^o^)
渋いところで、尾田栄作(中野魁星)は憎さを本当に良く表してくれていたと思います。小吉に怪我をさせたことを謝りにきたシーンで、去り際にみせた笑いは自分も悔しくなりました。小吉はもっともっと腸が煮えくり返ったことでしょう。
しかし、この後右手が完全に戻ることは叶わなくなり、西郷無敵斎(西郷家の記録に残っている始祖。本名西郷九郎兵衛昌隆)と呼ばれる剣術の天才の生まれかわりはこうして剣の道を閉ざさざるを得なくなります。
悲しいですが、このことで、学問を身につけるに至るのですから、これも天命だったのだと思います!
斉彬との出会い
私は一話の一番の見所は、渡辺謙さん演じる島津斉彬と小吉の会話にあると思います。
渡辺謙さんはかなり眼力強く、かっこよすぎるのです。
特に、年少の村田新八をおいて逃げようとした小吉に対して「弱い者の身になれんもんは、クズだ」と小吉に力強く伝える場面は最高です。迫力あり過ぎです。
強く生きよう!と小吉の心に深く深く突き刺さるのですが、自分も強く生きようと影響されちゃいました。
また、最後の馬上から小吉が怪我をして生きている意味がないと弱音をさらけ出す場面でいった斉彬の言葉。
「か弱きものを助け、尽くせ!それが真の強い侍だ」と。なんて引き込まれるお言葉。
小吉の心の師匠です。(私も!!笑)
家族のシーン
祝い事も悲しいことも一緒に喜んだり悲しんだり、凄い人間らしい庶民らしい家族の雰囲気がびしびし伝わってきます。
特に母親の満佐が仏に怪我が治るようにお祈りする場面はもう見ていられませんでした。
でもそれほど心配されているんだ、愛されているんだと思うと涙がでてきます!
庶民的な目線でドラマ作りをされていると、制作統括の櫻井さんはおっしゃっていましたが、本当にその通りです。優しいお母さん満佐、穏やかな祖父龍右衛門、利発な祖母きみ、そして一家の大黒柱吉兵衛。
自分もこの家族の中に生きてみたいと思いました。
久光のおどけたキャラ
斉彬の弟の久光は、かなりおどけたキャラに見えて笑っちゃいました。
撮影のオフショットでも面白い姿を見させてくれていましたが、本編でもなかなかいい味出しています。
生母である由羅から、「次期の藩主はあなたですよ!」とハッパかけられても全く私には関係ないよって感じを醸し出してくれていました。今後の西郷どんとの掛け合いが楽しみです。
次回の見所は?
今回は、中心人物の若い頃の物語でした。次回は、皆成長して役者チェンジ。
西郷どん役、鈴木亮平さんも登場します。
西郷どんは、城の役人、「郡方書役助(年貢取り立ての管理者)」に就くのですが、薩摩藩の百姓たちの厳しい実情に直に触れます。
そこで西郷どんは様々な感情を持ち、様々な行動をしていくのですが、どのように演じてくれるのでしょうか?
そのあたりに注目して見てみると面白いかも?
下の記事もご参照くださいね⬇
まとめ
明治維新150周年記念の2018年を記念すべき大河ドラマ第一話。
日本の将来を担うことになる人物が続々と登場してきました。
彼らが今後どのように活躍していくのか楽しみですね!
大河ドラマ「西郷どん」第1話の視聴率は?
リアルタイム視聴率 | 15.4% |
タイムシフト視聴率 | 7.6% |
総合視聴率 | 21.9% |
全話の視聴率をご覧になりたい方はこちらを!⬇
2018大河ドラマ「西郷どん」全話視聴率掲載!超えろ「篤姫」!
大河ドラマ「西郷どん」まとめ記事
より色んな情報を取り揃えました。
下の記事も是非ご覧くださいね⬇⬇
大河ドラマ・西郷どん(せごどん)のネタバレまとめ!西郷隆盛は~