大河ドラマ「西郷どん」第21話のあらすじ【ネタバレ注意】「別れの唄」
さあ「西郷どん」第21話目をお伝えしたいと思います!
この記事をご覧になったあとさらにドラマを観ていただければ、かなり理解が深まること間違いないです!
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前回の振り返り
前回は大久保正助の物語でしたね!
吉之助を薩摩に戻すために斉興の密偵や久光に囲碁で持って近づき行動を迫ったりと、正助のやり方で実行していきます。
しかし、そのやり方は周りにはわかりにくく、精忠組の仲間にはあらぬ誤解を招く結果になったりします。
正助は、吉之助にはなれないとぼやくのですが、妻の満寿は、正助が正助であることが大事で、正助のやり方を尊重してくれるという、正助にとって最大の味方であることを宣言します。
良い妻で、本気で支えてくれています!
そして、いよいよ薩摩藩の実権が久光になり、桜田門外の変で実力者、大老井伊直弼が暗殺され、腐った公儀(江戸幕府)を倒すぞって流れになりました。
吉之助は愛加那とラブラブですが、薩摩に戻る日も近い。その別れはどうなる?
前回のあらすじ・ネタバレはこちら→大河ドラマ「西郷どん」第20話のあらすじ【ネタバレ注意】「正助の黒い石」
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大河ドラマ「西郷どん」基本情報
★名称:2018年大河ドラマ「西郷どん」第21回
★放送日:2018年6月3日(日)20時~20時45分
★NHKBSプレミアム:18時~18時45分
★第20回再放送:2018年6月2日(土)13時5分から
大河ドラマ「西郷どん」第21話のあらすじ
(簡単なあらすじのみを載せております。)
今回も見逃せない内容となっております!
奄美大島に吉之助が来て2年が経ちました。
吉之助は菊太郎と名付けようとしますが、龍佐民は、いつか薩摩に戻る吉之助の子供は、菊次郎にすべきと説得をします。
その頃薩摩の国父、島津久光のもとで頭角を現した大久保一蔵(正助)尽力により、吉之助に薩摩召喚命令が遂に下ります!
愛加那に別れを切り出せない吉之助、さらにもうひとりの子供が愛加那に宿っていることを知り、なおさら切り出せなくなります。さあ、吉之助どうする?
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薩摩言葉については→薩摩言葉を標準語に変換!西郷どんをより分りやすく迫どんビデオも!
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以下はネタバレも含みますので視聴にはご注意ください。
第21話【ネタバレ】
菊次郎誕生!
文久元(1861)年1月の奄美大島。
吉之助と愛加那が結婚して一年が経ち、元亀な男の子が生まれました。
吉之助は龍佐民や富堅、石千代金たちを前に、「こん子には、菊太郎と名付けようち思いもす」
と告げます。
菊池源吾の「菊」に、一人目の子で「太郎」というわけです。
愛加那も気に入りますが、佐民が「いや、それはいかん。ならば、菊次郎とつけてくれしょり」
と言い出します。
いずれ、吉之助は薩摩に帰る身です。
しかし、藩の定めで愛加那を連れて帰ることは出来ません。
吉之助が薩摩で妻を娶って子供が出来たら、面倒が起こるのでは?と心配したのでした。
佐民の説得に愛加那も「菊次郎」の名前を受け入れたのでした。
一蔵の誕生
その年の11月。鶴丸城では、四人の若者たちが茂久に拝謁していました。
彼らは久光が自ら選抜した側近で、小松帯刀、中山尚之助、堀次郎、そして大久保一蔵(正助)でした。
正助は、久光から「一蔵」の名を賜っていました。
久光は揺れ動く日本の実情を探るため、堀を江戸へ。中山と一蔵は京都へ向かわせ、小松は国許に残るように指示しました。
婿入して海江田と名前を変えた、有村俊斎の姿もありました。
そこへ、一蔵が現われ、茂久が決起を決意した今こそ、精忠組の忠義を示す時だと皆を鼓舞します。
さらに、吉之助の召喚が赦されたと告げますと、大歓声が湧き上がります!
ただ、有馬の姿がないことが、一蔵は気がかりでした。
奄美で一蔵と再会
ある日、奄美に大きな鉄製の車輪が送られてきました。
サトウキビの圧搾機(砂糖車)の木製の車輪がボロボロなので、鉄製のものに取り替えてほしいと、吉之助が一蔵に手紙で頼んでいたのでした。
吉之助が一蔵に思いを馳せていますと、「遅なってすまんかった、吉之助さぁ」と声がして、人垣の向こうから一蔵が現われたのです。
二人は抱き合って約3年振りの再会を喜び、一蔵は正助から名前を変えたことを告げたのです。
鉄輪を載せた大八車を引く、吉之助の周りに子どもたちや島人たちが集まってきます。
楽しげに言葉をかわす様子を見て、一蔵は吉之助がいかに島に馴染んでいるかを実感せざるを得ませんでした。
愛加那は、一蔵がわざわざ奄美まで来たのは吉之助を薩摩に連れ帰るためだと分かっていましたが、今では吉之助はどっしりと島に根をを下ろしていて、「あん人は帰らんど」と一蔵に告げます。
一蔵もまた吉之助と島人との親しげなやりとりから「分かっちょいもす」と苦笑いを浮かべ、「西郷吉之助は薩摩の宝でごわす。どげんしてでん、帰ってきてもらわんといけもはん。こんとおりでごわす。吉之助さぁを返してたもんせ」
と愛加那に頭を下げるのでした。
龍家で一蔵の歓迎会が開かれました。
一蔵が懐から書状を取り出します。
すぐに薩摩に戻るようにと認められた茂久からの召喚状でした。
吉之助は「あいがとさげもす」と一蔵の尽力に感謝しますが、「じゃっどん、そいはできん。おいは、こん島に残る」
と固い決意を示します。
対して一蔵は、今の薩摩は昔とは違う、今こそ亡き斉彬様の遺志を成し遂げるときだ!と吉之助を熱く説得します。
しかし吉之助は「今じゃっで言うが、篤姫様のお輿入れの準備、おいは仰せつかって湯水のように金を使った。藩には途方もなか金が
あるち思っちょったどん、そん金の多くは、こん島から搾り取ったもんじゃった。そんためにこいほど、島の人を苦しめちょったとは。ここは、地獄じゃ」調所広郷が藩の借金踏み倒し?奄美黒砂糖で錬金術改革?!
と語り始めるのです。
吉之助
「じゃっどん、みんな、よう笑っちょっ。
唄も踊りも、ほんのこて美しか。憎かはずのs妻のおいにまで、優しか。
おいは、ここで生きる力をもろうたとじゃ。
人の愛ちゅうもんを教えてもろうたとじゃ。
おいにとってここは、極楽じゃ」
愛加那が吉之助の言葉に聞き入っています。
一蔵は諦めずに薩摩から持ってきた風呂敷包みを開こうとするのですが、吉之助に話しの腰を折られてしまい、大事なものを渡しそこねてしまうのです。
吉之助、薩摩へ!別れ
やがて一蔵は薩摩に帰っていきました。
愛加那は吉之助が島に留まってくれたことが本当に嬉しかったのです。
吉之助のことを信じてはいましたが、吉之助が薩摩を、そして日本を思う気持ちの強さも知っていたからです。
吉之助の屈託のない笑顔に安心し、愛加那は「すみよらん。隠し事ばしとった」と頭を下げました。
一蔵から吉之助に渡して欲しいと預かった行李を渡しそびれていたのでした。
愛加那
「私怖かった。なんか恐ろしい物が入っていて、旦那さまが見たら、怖いことが起きるんじゃないかち。」
吉之助
「まさか、バケモンが入っちょっわけもなかが」
吉之助が蓋を開けると、そこには斉彬から拝領した短刀と、ボロボロになった「CANGOXINA]の紙片が入っていました。
思わず言葉を失う吉之助でした。
その表情を見て、愛加那は不安を覚えるのです。
愛加那は菊次郎をおぶって浜に佇んでいました。
ユタが近づいてきて「とうとう、薩摩らが迎えがしっちゃやあ」
と言葉を掛けます。
別れの日がくることは分かっていましたが、愛加那は受け入れることができないでいました。
愛加那
「ユタ神様、嫌いです。私と夫とずっと一緒にいたい!離れたくありょうらん。一人になるのは嫌だ!」
ユタ
「いやーや、ちゅうりあなんど(一人ではない)。みしゃーり(3人)じゃ。」
愛加那は思わずお腹に手をやります。
二人目の子を宿していたのでした。
ユタは
「愛加那、ちゅっさならんば。まれてきゅん命のためにだか。(愛加那、強くおなり。生まれてくる命のために)」
といって、愛加那と子供のために祈りを捧げるのでした。
ユタに言われても愛加那の思いは吹っ切れませんでした。
佐民に「旦那様にお願いして、私も薩摩へついて行きちゃさ」
と思いつめた表情で訴えます。
しかし、佐民から
「わがまま言っしゃならん!汝がそのような世迷言を言えば、菊池様が苦しむだけじゃが!」
と叱られ、石千代金からは、
「あん方を大切に思うなら、苦しめてはいきよらん」と諭されるのでした。
愛加那が離れに戻ると吉之助が手紙を書いていました。
このまま島にいさせてほしいと藩主に願い出る手紙だといいます。
愛加那は吉之助に請われるままに島唄(朝花節)を歌うのですが、いつしか涙声になっていきました。
吉之助がいぶかしがると、愛加那は机の上の書きかけの手紙を引きちぎって泣きながら吉之助に訴えました。
愛加那
「旦那様、薩摩へ帰りんしょり」
吉之助
「何を言うとじゃ、愛加那。おいはこん島で、おはんと菊次郎と、ずっと一緒に!」
愛加那
「うそじゃ!旦那様の魂は、薩摩に飛んでいる!ここにいるのは、私の旦那様じゃなくて、薩摩の西郷吉之助じゃがな!」
その日以来、愛加那は吉之助が待つ離れに戻って来ませんでした。
しばらくして佐民がやってきて、愛加那が二人目の子を宿し、龍家にいることを伝えます。
そして、吉之助の迷いを指摘し、島のみんなにどれだけ尽くしてくれたか感謝するのです。
佐民
「愛加那と菊次郎は愛おしい。しかし、それ以上に、薩摩のお仲間たちのことが気になる。
愛加那には、それが分かとうかんどう。あなたのいるべきところは、ここではありょうらん」
吉之助は離れを飛び出して走り出しました。
その目にもう迷いはありません。
愛加那は浜に佇んでいました。
吉之助
「必ず戻ってくる。次は、西郷吉之助として、おはんと、菊次郎と、こん子に会うために戻ってくる。じゃっで、そいまで待っちょってくいやい」
愛加那
「嫌だ!いつになるか分からないのに、待ってなんていられない。私は菊次郎とこん子と生きていきょうり」
吉之助
「生きちょってくいやい。こん島でうんと働いて、歌を歌って、踊りを踊って、生きちょってくいやい。そしたら、また会える」
やがて、吉之助が薩摩に戻る日がやってきました。
吉之助を乗せた小舟がだんだん小さくなっていきます。
愛加那は見送る島人たちが去った後も、いつまでも海を見続けるのでした。
大河ドラマ「西郷どん」6月3日第21話の見どころ!
なんと言っても、愛を教えてくれた愛加那と吉之助の別れが最大の見所となるでしょう!
どんな唄を唄うのか?どんな表情でどんな仕草を愛加那と吉之助が魅せるのか?
二人の別れに至るまでの一連の物語が涙なくしては見れない気がしています!
愛が深かったがゆえに、別れの哀しみも深い、、、。
乗り越えていく強さを二人は得て行け!
大河ドラマ「西郷どん」6月3日第21話の感想!
6月3日の放映を見終わったら書きたいと思います!
あまりに辛いです、、、。
こんなに別れるまでの流れを描いてくれると、うおーーーー!凹みます。
愛加那の表情や仕草を見ていると、見ているのが辛くなっちゃうのですよ。
新しい命が授かったことさえ言えない状況の愛加那。
海で抱き合い、力ない声で吉之助の決めたことを受け止める愛加那。
そして、涙ながらに唄をうたう二人。
最後の別れの直前、見つめ合う二人。送り出す別れ唄。
切なすぎます涙涙涙
でもでも、力強く生きていく愛加那を見て安心しました。
おぶられている菊次郎もはじめ泣いていましたが、気合を入れる愛加那を見て機嫌が良くなっていました。
母の気持ちが伝わったのでしょう。
今回は、大半が胸締め付けられる内容でした。
最低2回は見直すのですが、2回目以降見るのがここまで辛いのは、吉之助の父母祖父が亡くなった回以来です。
それほど、愛加那を演じる二階堂ふみさんのリアルな演技が光っていたのかなって思います。
西田さんのナレーションも、今回ばかりは愛加那へ向けて、やさしく「気張れ!チェスト!」でした笑。
大河ドラマ「西郷どん」6月3日第21話の視聴率は?
リアルタイム視聴率は水曜か木曜に更新致します。
★リアルタイム視聴率:12%
★タイムシフト視聴率:5.3%
★総合視聴率:16.9%
全話の視聴率をご覧になりたい方はこちらを!⬇
2018大河ドラマ「西郷どん」全話視聴率掲載!超えろ「篤姫」!
大河ドラマ「西郷どん」の原作との比較
原作と比較されたい場合はこちらもチェックしてみてくださいね⬇