大河ドラマ「西郷どん」第38話のあらすじ【ネタバレ注意】
さあ「西郷どん」第38話目をお伝えしたいと思います!
この記事をご覧になったあとさらにドラマを観ていただければ、かなり理解が深まること間違いないです!
前回の振り返り
吉之助と天璋院篤姫との12年ぶり再会しました。
徳川を残したい天璋院と、徳川を潰したい吉之助。二人の間には溝が出来てしまいました・・・。
あくまで江戸城を攻撃を突き進める吉之助は山岡鉄舟との約束に従って、勝海舟と会談をします。
勝の言葉を噛み締め、遂にあれほど頑なに慶喜の首を狙っていた吉之助も考えを変えるに至りました。
その後、慶喜と会った吉之助は、そこで初めて本当の慶喜の考えを知ります。
日本の為にフランスからも、吉之助からも逃げたんだと告白します。
吉之助が慶喜に描いていた売国奴のイメージが無くなった瞬間でした。
江戸城無血開城は粛々とつつがなく行われました。
江戸は戦火から逃れることが出来ました。
と思ったのもつかの間、上野や東北、旧幕府軍の海軍などは徹底抗戦の構えを見せていました。
手をこまねいていた吉之助たち新政府軍に、長州から稀代の戦略家、大村益次郎が送り込まれました。
勝と吉之助で避けられた江戸総攻撃でしたが、上野での戦争は避けられない事態となっていくのです。
前回のあらすじ・ネタバレはこちら→大河ドラマ「西郷どん」第37話のあらすじ【ネタバレ注意】「江戸無血開城」
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大河ドラマ「西郷どん」基本情報
★名称:2018年大河ドラマ「西郷どん」第38回
★放送日:2018年10月14日(日)20時~20時45分
★NHKBSプレミアム:18時~18時45分
★第37回再放送:2018年10月13日(土)13時5分から
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以下はネタバレも含みますので視聴にはご注意ください。
第38話【ネタバレ】
上野戦争
慶応4年5月15日早朝。
降りしきる雨の中、新政府軍は上野の寛永寺に立てこもる彰義隊に攻撃を開始しました。
薩摩軍が銃砲を浴びせ、佐賀藩のアームストロング砲が火をふきます!
すると寛永寺付近は火事となり、彰義隊は大混乱。そして散り散りに逃げていきました。
大村益次郎は、予告どおり、半日で彰義隊を壊滅的に負かしてしまったのでした。
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一方、会津の松平容保をはじめ東北各地、北越でも諸藩が同盟を結び、必死の抵抗をはじめていました。
新政府軍にはお金が無くて、このままでは勝てないと大村益次郎が言います。
そこで、吉之助に兵隊とお金の工面を指示し、吉之助も「この戦、最後の最後まで戦いつくさねば終わりません。引き受けましょう」と話がまとまります。
吉二郎出陣!
6月、吉之助は信吾と小兵衛と共に薩摩に帰って来ました。
糸との間に生まれた吉之助の子供も3歳になり、吉二郎にも2人の子供がいました。
その夜はささやかな夕餉を家族で囲みました。
小兵衛の戦の話になり、幼い子どもたちは恐ろしそうに聞いています。
信吾は戦については否定的で、醜くて酷いものと言い切ります。
そんな信吾の言葉を聞き、吉之助は、野ざらしにされた無残な屍を思い出さずにはいられないのでした。
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一方、吉之助の名前は全国に知れ渡り、西郷家には、お金を無心をしに見たこともないような友人、親戚がやってきます。
そんな無心を無視せずに、吉二郎はお金の工面をしてあげていました。
吉之助の名前に傷が残らないようにと!
また、糸も吉之助の2人目の嫁、愛加那達を気遣い、大島に米などを送っていました。
そして8歳になる吉二郎の長男、菊次郎のために書物を用意してくれていたと言います。
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吉之助はその後久光に会い、薩摩軍の援軍要請を伝えます。
あっさりと了承を得て、吉之助は長岡への隊を編成し、「チェスト!行け!」と送り出しました。
その夕刻に家に戻ると妹の琴がイライラしていました。
内容は、こんなに我慢して西郷家をまもっている吉二郎に対し、感謝の気持ちを形で表さない吉之助に対してイライラしていたのでした。
吉之助は、「吉二郎、欲しかもんを言ってくれ」と尋ねると、吉二郎は「戦働きがしたか!」と想定外の答えを発しました。
信吾も小兵衛も反対しましたが、吉二郎は断固として曲げません。
妻の園にも許しを得、夫婦二人で涙を流しながら吉之助に頭を下げます。
決意が固いことを受けて、吉之助も承諾せざるを得ませんでした。
そして、吉二郎、信吾、小兵衛の3人は、越後の長岡へ向けて出立していきました。
越後の長岡藩では、家老の河井継之助が、ガトリング砲という最新式の武器と精兵を操って、新政府軍を翻弄していました。
ここで苦戦していたら、東北の諸藩が勢いづいてしまいます。
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それは良くない!
吉之助は村田新八を伴って春日丸で急ぎ、越後へ向かいました。
越後に着き、軍議の最中でした。
吉二郎が撃たれ、柏崎の寺で治療を受けているとの情報がもたらさえました。
吉之助は今回も信吾のときと同様、「行ってやりたい!が、立場上、行けない!」という選択肢を選びました。
長岡藩本拠地の長岡城は陥落し、河井継之助は会津へ逃げる途中で命を落としました。
北陸戦争に勝利した後、吉之助は、瀕死の吉二郎に会うことが出来ました。
「兄さあ、侍らしか働きが出来て、嬉しかった、あいがとさげもした・・・」と吉之助を待っていたかのように息を引き取りました。
その後、東北の戦争も新政府軍が勝利をし、東北の戦乱は収束しました。
明治になり、吉之助、薩摩へ帰る
元号が明治へ変わり、天皇の住む場所も京都から東京城(江戸城)に移りました。
現在の皇居ですね。
天皇を東京へ移動させたのは、一蔵の力技で、公家から天皇を離すためでした。
そんな東京城の一室で吉之助と一蔵が話しています。
吉之助が「薩摩に帰らせてもらいたい」と一蔵に頼みます。
一蔵は驚嘆します。
言い出しっぺは吉之助だろう!というのが本音です。
でも、新しい国を作るために多くの物を破壊し、多くの人を死なせてしまいました。
その責を負わなければならない、というのが吉之助の考え。
「勝手なこつを言うな」と一蔵はかなり怒り!です。
でも吉之助の考えはいつものように頑固で、そのまま薩摩に帰ってしまいました。
吉二郎の死を知った西郷家は、悲しみに包まれました・・・。
しかし吉之助だけは泣くことも出来ずにいました。
悲しみが深すぎたのでしょう。
それでも吉二郎が床下のカメの中に沢山の銭を貯めていて、帳簿もきっちりとつけているのを知り、堰を切ったように涙が溢れ出しました。
今まで立場の為に我慢していた涙が、とめどなく流れていきました。
吉之助は吉二郎の死を悼み、その夜、脇差で髷を切り落としました。
大河ドラマ「西郷どん」 10月14日第38話の感想!
10月14日の放映を見終わったら書きたいと思います!
今回は、久々に泣きました!!
家族な亡くなる回は、本当に涙なくして見れません。
吉之助の母が亡くなるときも、相当泣きましたが、今回はそれ以上の涙が必要でした・・。
今回、吉之助の弟、吉二郎がメインの物語と言えましょう。
まず、琴が切り出して、吉二郎の想いが声として世に出ました!!!
吉二郎の覚悟の願い、そして、園のともに願う姿。美しすぎます!
そして、吉二郎の目!キラキラ輝いています!
最期の吉二郎の言葉。最後まで感謝の気持ち、そして兄を思いやる心。
涙がとめどなく流れました。自分のヒクヒクする声で、まともに画面が見えないほどでした。
あああ、やるせない気持ちでいっぱい過ぎます!
戦争はこんな大事な命を簡単に奪っていき、悲しみに突き落としてしまうのですね。
様々な戦による厳しい現実を見せつけられた続けた責任とは相当な物があったのでしょう。吉之助が政治から離れたくなる気持ちも分からなくもありません。もう疲れたのですね。個人的には、その死んでいった思いも背負って生きて行かなければならないとは思いますが・・。とにかくおヤットさんです!
もちろん、一蔵どんの気持ちも痛いくらいわかります。今まで何のために吉之助の無茶振りに付き合ってきたのか!吉二郎がはじめたことを自分勝手に放り出してなんなんだ!という無念の思いが、あの笑い、そして拳だったのですね。辛い・・。
そして、最後に、また泣けるポイントが待ち構えていました。
吉二郎が亡くなった後、吉之助が吉二郎の帳簿を見た後の場面です。
泣き崩れる吉之助がもう見ていられませんでした・・・・・。
私は吉之助と一緒に泣き崩れました。声が聞こえないように窓を閉めました。
(そのいい場面で野球の速報が流れてちょっとタイミング悪すぎました・・・。)
西郷どん!これからどうする?
最後、西郷どん紀行、歌が竹原ピストルさんに変わっていました。「よーそこの若いの」が好きでしたので、これから最後竹原さんの歌が聞けて嬉しいです。
と、次回予告で、菊次郎をナレーターを務められている、西田敏行さんが演じられていましたね!これまたいい!
大河ドラマ「西郷どん」 10月14日第38話の視聴率は?
リアルタイム視聴率は水曜か木曜に更新致します。
★リアルタイム視聴率:10.2%
★タイムシフト視聴率:
★総合視聴率:
全話の視聴率をご覧になりたい方はこちらを!⬇
2018大河ドラマ「西郷どん」全話視聴率掲載!超えろ「篤姫」!
大河ドラマ「西郷どん」の原作との比較
原作と比較されたい場合はこちらもチェックしてみてくださいね⬇