大河ドラマ「西郷どん」第26話のあらすじ【ネタバレ注意】
さあ「西郷どん」第26話目をお伝えしたいと思います!
この記事をご覧になったあとさらにドラマを観ていただければ、かなり理解が深まること間違いないです!
前回の振り返り
雪峰や土持達のおかげで死の淵から復活した吉之助は、世話になったお礼に島の子供たちに手習いを
教えることにしました。
その頃、本土では、生麦事件そして薩英戦争が起ころうとしていました。
そしてついに薩摩に戻ることが決まりました。
帰りに喜界島によって村田新八を乗せ、そして愛加那に永遠の最後のお別れをするのでした。
この後は、ズッポリと本土の嵐に飲み込まれていく吉之助でした。
前回のあらすじ・ネタバレはこちら→大河ドラマ「西郷どん」第25話のあらすじ【ネタバレ注意】「生かされた命」
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大河ドラマ「西郷どん」基本情報
★名称:2018年大河ドラマ「西郷どん」第26回
★放送日:2018年7月15日(日)20時~20時45分
★NHKBSプレミアム:18時~18時45分
★第25回再放送:2018年7月7日(土)13時5分から
大河ドラマ「西郷どん」第26話のあらすじ
(簡単なあらすじのみを載せております。)
沖永良部島から帰ってきた吉之助は、政治の環境は日に日に変わっていました。
薩摩と長州の仲が悪くなり、久光と慶喜の関係も改善しないままでした。
久光と慶喜の仲を取り持つ吉之助でしたが、その行方はどうなっていくのでしょうか?
微妙な思惑が複雑に絡み合い、時代の流れと共に各自思い思いの方向へ進んでいきます。
そして桂小五郎がこそっと登場します。
と楽しみですね!乞うご期待です!
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薩摩言葉については→薩摩言葉を標準語に変換!西郷どんをより分りやすく迫どんビデオも!
以下はネタバレも含みますので視聴にはご注意ください。
第26話【ネタバレ】
薩摩に帰還!
元治元(1864)年、2月。
徳之島、沖永良部島に流されて1年半、吉之助は薩摩に戻りました。
早速、藩主の島津茂久に拝謁します。
「すぐに西郷をよこしてほしい」
との知らせがあり、吉之助は京に上るよう命じられます。
西郷家は相変わらず貧しく、とうとう家を売って隣町の上之園に小さな家を借りて暮らしていました。
市来家に嫁いだ琴が今日も手伝いに来ていて、妹の鷹も安も嫁いていました。
参照:西郷隆盛の弟・妹は何人?わかりやすく図・年表でご紹介!
そこへ、海江田、大山達が吉之助の帰還祝いにやってきて、久しぶりに酒を皆で酌み交わしました。
信吾は吉之助が京に上ることになったと知って
「長州の者どもが、薩摩を悪く言いふらしちょいもす」
と京の現状を説明します。
いわゆる「八月十八日の政変」で長州は薩摩や会津によって京都を追われ、
そのことで薩摩を恨んでいるのでした。
その夜、吉之助は斉彬から賜った短刀と、
「CANGOXINA]と書かれた紙片を取り出し、
「殿、帰ってきもした。まだ、生きちょいもす。
おいはこれから、生かされた天命に従いもす。
民が皆、腹いっぱい飯を食える国にすっため働きもす。
殿、見守ってたもんせ。」
と国のために働くことを誓うのでした。
吉之助、京へ!
数日後、吉之助と新八は京に向けて出立しました。
甲突川の橋にさしかかると、小走りにやってくる女性とすれ違いました。
糸でした。
糸も先を急いでいて二言三言、言葉を交わすと、足早に去っていきました。
その表情が少し暗いことに吉之助は気づきませんでした。
京に入った吉之助と新八は定宿の鍵屋で「薩賊」「薩賊討つべし」と書かれた紙の束を見つけてしまいます。
薩摩が長州から嫌がらせを受けているという話は本当でした。
一蔵が繁の家に行っていると知り、吉之助達は店へ急ぎます。
一蔵は一橋家の平岡円四郎や土佐(高知)の後藤象二郎、越前(福井)の中根雪江ら雄藩の実力者の側近たちと座
敷で盛り上がっていました。
生真面目な一蔵が畳回しの芸を披露してまで、彼らを接待するのには理由がありました。
実は八月十八日の政変後、朝廷と幕府、そして雄藩が力を合わせて政を行う、
新しい体制が築かれる事になりました。
それは一橋慶喜、越前の松平春嶽、会津の松平容保、宇和島の伊達宗城、土佐の山内容堂、
薩摩の島津久光による参預会議で、かつて斉彬が目指していた政治体制でした。
しかし、酔った慶喜が攘夷といったり、開国といったりとコロコロ考えを変えるので、皆は困惑するばかりでした。
さらに久光のことを「芋!!」呼ばわりしてからかっていました。
たまりかねて久光が意見すると、
「無礼者!誰に口をきいてやがる!俺は将軍家名代として付き合ってやってるんだ!
家臣の分際で、訳知り顔をするな!」
誰も慶喜にものが言える雰囲気ではありませんでした。
慶喜の暴走に振り回されているのは、参預の側近たちも同じで、
後藤達は平岡に、慶喜の真意を訊ねますが、
平岡は、
「慶喜様こそ正しいのであって、異を唱えているのはそちらの方々であろう!」
と素っ気ありません。
このままでは、新しい政など、実現できそうもないと懸念した一蔵は、せめて
側近たちの心を繋ぎ止めようと必死に接待したのでした。
一蔵は久光と慶喜の関係に頭を悩まし、胃の痛む毎日を送っていました。
久光と慶喜の仲
翌日、吉之助は久光に拝謁するために京の薩摩藩邸にいました。
一蔵は吉之助と久光のそりが合わないことを心配していましたが、
吉之助は
「もう一蔵どんを困らせるようなことはせん」
と一蔵を安心させます。
そこへ久光が現れ、上座に座ると煙管に火をつけます。
平伏した吉之助が
「畏れながら、国父様。
この度のご赦免、まっこて、、、」
と挨拶するのを遮って、
久光は
「黙れ!おいは許しちょらん!大久保が、勝手に茂久に願い出おったとじゃ!
よう聞け、西郷。おいは、一橋様も好かんが、わいはもっと好かん!」
と煙管を投げつけます。
久光は吉之助が慶喜と近しいことを知っていて、吉之助を疎ましく思う気持ちが以前にも増して
強くなっていました。
久光に「下がれ!」と命じられ、吉之助は出ていきました。
部屋に残った一蔵は、久光に日本の新しい政のために、今一度、慶喜と話し合って欲しいと
懇願します。
一蔵が吉之助を京に呼んだのは、久光と慶喜を結びつけるためでした。
一方、慶喜は御所で孝明天皇に拝謁していました。
天子様に
「朕の考えを改めたほうが良いのか。
朕が異国を忌み嫌うばっかりに、そなたらを惑わしているのではないか」
と問われ、慶喜は
「この一橋慶喜、一身に代えて、すめらみことの御憂いを晴らし奉りまする」
と、攘夷の決意を口にします。
天子様から「慶喜、頼むぞぉ」といわれ、慶喜は感激に打ち震えるのでした。
吉之助は、慶喜に会うために、若州屋敷を訊ねますが、平岡から
「殿は、西郷吉之助という者など知らぬと」
と門前払いを食らってしまいます。
解せないまま鍵屋に戻った吉之助を高貴な女性が待っていました。
ふきでした。
ふきは慶喜に身請けされたと言い、慶喜からの書付けを手渡します。
そこには繁の家で待っていると書いてありました。
繁の家に行くと、「ヒー様」姿の慶喜がいました。
屋敷で会わなかったのは、見張られているからだと言います。
吉之助から「誰に?」と問われ
「さて、勤皇だか、佐幕だか、わからん。今の俺には、誰が敵で、誰が味方なのかすら、わからねえんだ」
とうんざり顔で答えます。
吉之助は、久光と会ってほしいと頭を下げますが、
慶喜は「あいつはしつこい。やれ軍備を整えろ、開国しろだのって。
一人前に日本国を憂いているようで、頭ん中は己のことしか考えてねえ。
だから、芋だってんだよ」と拒否します。
さらに、「何故、悪付はこんなに弱くなった?
西郷、俺はこの頃思うことがある。あれほどまでに憎んだ、井伊掃部頭っってのはすげえ男なんじゃねえか。
あの男は、良く幕府を守り抜いていたんじゃねえたってな」と続けます。
しかし、吉之助は
「それは違います!」と断言します。
橋本左内をはじめ、安政の大獄で犠牲になった志士たちを思うと、
井伊を許せない気持ちは今も変わらなのでした。
参照:安政の大獄を執行した井伊直弼の本当の理由とは?幕府愛!
吉之助
「一橋様は、井伊様とは違います。
幕府が守らねばならぬのは、幕府ではありません。
守るべきは、民でございます。誰よりもまず、か弱き民でございます」
慶喜
「お前は変わらんな」
吉之助
「德川も、薩摩も長州もない!今こそ、手を取り合う時だ!
そう天下に号令をかけられるのは、ここにおられる将軍後見職、一橋慶喜様だけだと、
おいは信じております。」
慶喜
「西郷。なんだか、似てきやがっったな。斉彬殿に。
分かった。芋に会ってやる」
吉之助の橋渡しで慶喜と久光の会見が実現するかと思われましたが、
突然久光が
「わしは帰る。薩摩に帰る。つらつら考えてみたが、あのお人と何を話しても無駄じゃ。
それがわかったのじゃ」
と慶喜とは会わないと言い出します。
そして、吉之助に軍賦役兼諸藩応接係、という新しい役目を申し付け、
京に残るように命じました。
平岡身代わりに、、、
数日後、若州屋敷の前で慶喜らし高貴な身なりをした男が駕籠に乗り込むと、
数人の浪人達が駕籠を取り囲みました
そして、「一橋慶喜、天誅!」の叫び声とともに刃を駕籠に突き刺しました。
手応えを確信した浪人たちが散り散りに消えます。
駕籠から転がり出てきたのは平岡で、すでに息はありませんでした。
その一部始終をみすぼらしい物乞いの男(桂小五郎)が見ていました。
平岡が自分の身代わりになって殺されたと知って、慶喜は
「平岡じゃねえ。斬られたのは俺だ。やりやがった。誰だか知らねえが、やりやがったな。
今こそ手を取り合う時だと?ふざけるな!」
と恐怖と怒りで身を震わせます。
吉之助が久光との会見が不成立になった詫びをいうために若州屋敷を訪ねると、
慶喜は笑顔を浮かべて
「謝りたい。国父様に。数々のご無礼、本心ではないと伝えてくれ。」
と意外なことを言い出します。
そして吉之助が、平岡が殺されたことのお悔やみを口にすると、
「分かっておる。このような時だからこそ、心と心で付き合いたい強き者がおる。
西郷、お前だよ」と吉之助の手を取ります。
慶喜
「お前の熱い心を俺にくれ。薩摩は私と共にある。西郷、信じておるぞ。」
吉之助
「はは!」
感激した吉之助が深々と頭を下げます。
それを見る慶喜の表情は何故か氷のように冷ややかでした。
吉之助が妙な気配を感じてそっと見上げると、一瞬見合った慶喜の目の奥に、不気味なものを感じるのでした。
大河ドラマ「西郷どん」7月15日第26話の見どころ!
慶喜と久光をどうしても仲直りをさせたい吉之助ですが、思うようには行きません。
この三人のやり取りが、それぞれの思惑が見え隠れし、そして自分の思うべく方向へ進み、
不穏な空気とともに、微妙な関係が見るものに想像を掻き立てます。
言葉と心は裏腹です。どこへ向かうのか?
それぞれの演技をじっくり見ると面白いと思います!
大河ドラマ「西郷どん」7月15日第26話の感想!
7月15日の放映を見終わったら書きたいと思います!
スペシャル番組を経て、久しぶりって感じですね!
早速3人の男たちがちらっと登場してきました。もうワクワクしかありません。
もうひとり(桂小五郎)ももしかしたら一橋慶喜の屋敷の前にいた?
オープニングが新しくなったのは新鮮でした。
キレイな海の青がふんだんに使われ、心あらわれるような気持ちになります。
早速本編ですが、吉之助の島流しが終わり、いよいよ本当の明治維新へ向けた革命が
始まろうとしています。
慶喜と吉之助の久しぶりのやり取りに懐かしさを感じながらも
今回は島津久光の演技が結構印象的でした。
参預会議、吉之助との対面、大久保との対面と常にイライラしていて、その姿が
人間らしくて可笑しくなっちゃいます。
特に参預会議で開国攘夷と変心する慶喜に対して「コロコロコロコロ・・・・・」ってセリフ、思わず噴き出しました笑。
また、今回は、男たちを影で支える女達もなかなかの見所です。
吉之助を慕うお虎の演技も毎度のことながら、何故か見るとホッとするのです。
一途に吉之助を想う心が引き起こす言動。それが本当に素直で良い!!「ふふふっ」微笑んじゃいますう。
糸どんも久しぶりに登場!今後の行方が気になります!
また、一蔵とおゆうの関係もただならぬ模様。新八どん、しっかり見抜きましたね!
ふきもちゃっかり慶喜の側室になって、更に美しくなっていました。
農民の娘が、将軍後見人の妻になるなんて、成り上がりましたねえ。
自分の身一つで勝負したふきを称賛したいです!
と、今回は周りを固める方たちの演技、存在が印象的でしたねえ。それもドラマに厚みを
もたらしてくれる大きな要因なのではないでしょうか?
来週はいよいよ、乱れた京の都にいよいよ血が流れます。
最後は戦わねばならないのでしょう。そこででてくる人間ドラマ!
あの慶喜がちらっとみせた不気味な口元の表情の正体は?
乞うご期待です!
大河ドラマ「西郷どん」7月15日第26話の視聴率は?
リアルタイム視聴率は水曜か木曜に更新致します。
★リアルタイム視聴率:12.2%
★タイムシフト視聴率:
★総合視聴率:
全話の視聴率をご覧になりたい方はこちらを!⬇
2018大河ドラマ「西郷どん」全話視聴率掲載!超えろ「篤姫」!
大河ドラマ「西郷どん」の原作との比較
原作と比較されたい場合はこちらもチェックしてみてくださいね⬇