大河ドラマ「西郷どん」第39話のあらすじ【ネタバレ注意】

さあ「西郷どん第39話目をお伝えしたいと思います!

この記事をご覧になったあとさらにドラマを観ていただければ、かなり理解が深まること間違いないです!

★他に色々と西郷どん関連の情報も随時更新していきますので良かったらこちらもご覧ください。

より西郷どんの事が詳しくなること請け合いですよ。

大河ドラマ・西郷どん(せごどん)のネタバレまとめ!西郷隆盛は~

大河ドラマ「西郷どん」の記事全一覧!まとめ・まるごと!

前回の振り返り

前回は泣けましたね。

吉之助の弟吉二郎(渡部豪太)長岡での北越戦争に参加。その傷がもとで亡くなるのですが、

参加するにあたる経緯と、負傷して亡くなり、そして、吉二郎がつけていた帳簿を見るまでの一連の流れに関わる吉之助(鈴木亮平)の演技がまた秀逸でした。

最近はブスッとした表情?が多かったイメージですが、色んな表情を見れて良かったです。

時代の流れは、戊辰戦争のさなか、明治維新がスタート。しかし、吉之助は政治の舞台から降りて薩摩に帰ってしまうというところです。

様々な思いが、人間西郷吉之助に起きているのでしょうね。

さあ、どのような展開になるのか、目が離せませんね!

前回のあらすじ・ネタバレはこちら→大河ドラマ「西郷どん」第38話のあらすじ【ネタバレ注意】「傷だらけの維新」

見逃した方や、もっと何度もみたいなって思う方にはこちら

 

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大河ドラマ「西郷どん」基本情報

名称:2018年大河ドラマ「西郷どん」第39回

★放送日:2018年10月21日(日)20時~20時45分

NHKBSプレミアム:18時~18時45分

第38回再放送:2018年10月20日(土)13時5分から

大河ドラマ「西郷どん」第39話のあらすじ

簡単なあらすじのみを載せております。

西郷吉之助が西郷隆盛に名前が変わります。

西郷隆盛と2番目の妻愛加那の間の子、菊次郎が大人になり、その回想という構成で話が進んでいきます。これは原作の始まりと同じですね!

関連記事:西郷どん原作!林真理子小説のあらすじまとめ(上巻の一)「小吉の青春」

菊次郎は奄美大島に住んでいましたが、妻の糸と使用人の熊吉が菊次郎を迎えに行きます。

一方、新政府では、まだ新しい政治の仕組みの中、急激に変わる体制に対応できない民衆たちの不満が爆発しつつありました。

 

それに対応できるのは、西郷隆盛しかいない!と上京するように一蔵(瑛太)や岩倉(笑福亭鶴瓶)から依頼があり、それを伝えるヨーロッパから帰ってきた信吾(錦戸亮)。

悩んだ末、西郷隆盛が出した結論は?

 

隆盛の決断に反対する糸(黒木華)。それを見た菊次郎は何を言う?

 

父としての西郷隆盛が描かれている今回。なかなか楽しいです!

 

以下はネタバレも含みますので視聴にはご注意ください

第39話【ネタバレ】

新京都市長誕生

時代は進み、明治37(1904)年10月12日。

京都市役所の玄関ホールで、大勢の職員が新しい市長の到着を待っている場面です。

「西郷市長、お着きでございます」

助役の川村の声とともに、玄関の扉が開き、立派なひげを蓄えたフロックコートの紳士が入ってきました。

右足が義足のため、杖をついています。

その人は西郷隆盛と奄美大島の妻、愛加那との間に生まれた長男、西郷菊次郎でした。

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その姿は、風格と威厳があります。皆声もなく見とれ、前市長、内貴が頭を下げると皆慌てて頭を下げました。

 

内貴との引き継ぎを終えた菊次郎に川村が話しかけます。

「また西郷先生のご子息の下で働けるとは光栄です」と。

菊次郎は、「やめてください。私は父の名前をことさら出して仕事をしてきたわけではありません」と返します。

そして、「私は嫡男ではありません。その証拠に、私の名前は菊太郎ではない。菊次郎です

 

川村は気まずそうにしながらも、西郷隆盛のことを教えて欲しいようで、菊次郎にお願いします。

菊次郎は「私も、父のことをすべて知っているわけではありません。しかし、この右脚が、あのとき、確かに父とともに生きた、ということを覚えているのです」と、ぽつりぽつりと語り出すのでした。

菊次郎、鹿児島へ

桜島

時はさかのぼり、明治2(1869)年。

領地と民を帝に返上する「版籍奉還」を経て、薩摩は「鹿児島」と名を改めためました。

 

そして、政治の世界から身を引き、ふるさとに戻っていた吉之助は「西郷隆盛」と名を変え、もう民達の手助けをする毎日を過ごしていました。

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隆盛の妻、糸と使用人の熊吉が奄美大島にいる菊次郎を迎えに来たのがそんな頃でした。

死んだ隆盛の弟、吉二郎の考えもあり、菊次郎を大島から鹿児島に迎え入れようとしていたのです。

鹿児島では糸と隆盛との間に生まれた嫡男「寅太郎」が楽しみに待っていると「菊次郎」の親である愛加那が聞くと、一瞬複雑な表情を浮かべました。

が、すぐに気を取り直し、「奥様(糸)。どうか奥様ぬ力で、一人前ぬ薩摩ぬ男にしいくりしょり」と、島からは決まりで出られない愛加那は、一生懸命育ててきた「菊次郎」を、養母となる糸に託すしかありませんでした。

一方、には自分の実子「寅太郎」よりも「菊次郎」のほうが先に生まれてきている、という引け目もありました。

 

「旦那さあんはいつも言っちょいもす。名が割れた島で愛加那さあに命を救われたち。ほんのこて、お礼申し上げもす」と、素直な気持ちで糸は愛加那に感謝の言葉を伝えます。

 

すると、愛加那は「お礼などやめてくりしょり。好いた人の命ば守りゅんや、当たり前ぬくとぅ」と糸の感謝の言葉が屈辱に感じられたのでした。

 

そんな二人の母親の気持ちをまだ9歳の菊次郎は分かるはずもありませんでした。

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長年あった借金を返済した隆盛は、借家を出て、近くの武村へ引っ越しをしました。

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しかしながら家は小さく、さらに隆盛の弟の信吾が清という嫁をもらい、西郷家は再び大所帯になっていました。

菊次郎がそんな西郷家に到着し、みんなと対面すると、すっかり硬くなってしまいました。

隆盛の年が離れた弟小兵衛が寅太郎に「ほあ、寅太郎、兄さあ(菊次郎)ち呼んでみ」と突きますが、これまた恥ずかしそうにうつむいたままでいる寅太郎でした。

これが菊次郎と寅太郎の二人の隆盛の息子の初対面でした。

とはいってもそこは子供同士、庭先で飼い犬を一緒になでているうちに打ち解けて行きました。

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そんな時隆盛が帰ってきました。

菊次郎は、そんな隆盛をぽかんと見上げました。

菊次郎が最後に隆盛に会ったのは、実に2歳の時。それから7年の年月が経っています。2歳では父の顔すら覚えてはいませんね。

 

母の愛加那からは立派な武士と聞かされてはいましたが、目の前にいる隆盛は、泥で汚れた着物を着た、農民のようでした。

菊次郎、おはんの父じゃ」と隆盛が笑いながら菊次郎を抱き寄せますが、菊次郎は全く実感がわかず、体を固くするばかりでした。

 

その夜の祝宴では、先に生まれた菊次郎に長男の席に座るよう、隆盛たちは促しますが、菊次郎は母の愛加那から「西郷家の嫡男は寅太郎である」と言い聞かせられていたため、自ら寅太郎の隣の下座につくのでした。

 

次の日から、郷中の二才たちに混じり、剣術や相撲、読み書きを学んでいくこととなるのでした。

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新政府への不満

薩摩藩の事実上の最高幹部「参政」になっていた隆盛の元へ、海江田から「国父様がすぐに来い!との仰せじゃ」と息せき切ってやってきました。

早速、国父である島津久光が暮らす磯の御殿に出向きました。

 

西郷、お前はかつて、わしに薩摩の忠義と底力を天下に示せち言うたな」と不満がありそうに切り出しました。

実際は、版籍奉還(領地と民を帝(明治天皇)に返上する政策)により、新たに知藩事になった藩主は支配力を失い、戊辰戦争で戦功をあげた下級武士が力をつけてきたのです。

 

西郷、お前が責任もってこの事態をおさめろ!」と煙管をガンと打って不満を顕にします。

お気に入りでした大久保一蔵すら不信感を隠しません。

こいが、お前たちが望む御一新か?」という久光の言葉が隆盛の胸にひどく刺さりました。

 

 

一方東京の新政府では、右大臣の三条実美以下、それを補佐する大納言に就任した岩倉具視や、木戸孝允(桂小五郎)大久保利通(大久保一蔵)たちが議論を戦わせていました。

 

武士の世を終わらせ、中央に力を集めようとする大久保利通(大久保一蔵)に対し、事を急ぎすぎては争いのもとになると、反論する木戸孝允(桂小五郎)、その他土佐の後藤象二郎、肥前佐賀の江藤新平、大隈重信、長州(山口)の伊藤博文(俊輔)と、それぞれの考えがあり、話はまとまりません。

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たとえ不満の声が聞こえてきても、今ここで手を緩めるわけにはいかんのです」と主張する大久保利通に対し、「手痛いしっぺ返しを食ろうて、吠え面をかいてもしらんぞ、大久保くん」と木戸孝允が反論しました。

 

この後、木戸の言う通り、日本各地で苦しい生活を余儀なくされた民衆たちの怒りが爆発し、暴動や一揆が起きていきました。

 

明治3(1870)年夏。

隆盛は、戊辰戦争で亡くなった藩士たちの家を訪れ、その魂を弔う日々を送っていました。

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そんなある日、中村半次郎のいとこ、別府晋介と横山安武ら若い侍たちが、西郷家に隆盛を訪ねてきました。

新政府に批判的な横山が、東京に出て侍たちの憤りと民衆の苦しみを訴えると言うのです。

そこで、西郷隆盛に一緒に東京に行ってほしいというお願いでした。

そうすれば、日本中の新政府を憂う者が東京に集まるという狙いでした。

隆盛は「いかん、そいはできん。東京には一蔵どんがおる。一蔵どんが新しか国をつくっちょっとじゃ。いずれ侍の世は終わる、それが新しい日本の姿かもしれん」と横山にいいました。

 

若い横山は「先生は、政府の犬になられたとでごわすな」と悔しそうに吐き捨てるのでした。

 

そんな父隆盛を見ていた菊次郎は少し失望するのでした。

 

しかし、隆盛は、横山のように血気にはやる者を出さないために、自ら動かなかった事を知ります。若い侍たちの命を守ることが自分の役目だと考えていたということを後で菊次郎は知ることになるのでしたが・・・。

その横山。一人東京へ建白書を携え向かい、集議院(今で言う衆議院)の門前で割腹自殺してしまいます。この出来事は隆盛に深い悲しみを与え、鹿児島の士族たちに大きな警鐘を鳴らす出来事となっていくのでした。

 

隆盛、東京へ!

それからしばらくして、ヨーロッパに兵制の視察に行っていた信吾が帰国しました。

洋装した信吾は名前を「従道」と変え、軍政をつかさどる兵部権大丞(現在の防衛庁の幹部)に任じられたというのです。

従道が語る異国の土産話に西郷家の子供達は夢中で聞き入っています。ことにフランスで見た鉄道の話は、控えめな菊次郎も興味深く生き生きと目を輝かせていました。

 

夜、隆盛のもとに酒を飲もうとやってきた従道でしたが、隆盛は吉二郎が亡くなってからは一切酒を飲まなくなっていました。

そんな隆盛に従道は「フランスでみた町の治安を守るポリスのような組織を鹿児島にも作りたい」と言い、「そうすれば、士族たちに仕事と生きがいを与えられる」と話します。

 

更に「兄さあ、おいと一緒に東京へ来てくいやい」と切り出します。

日本は今、新政府に対する民の不満が爆発寸前のところまで来ていました。

その対応に隆盛の力が必要だと、岩倉具視や大久保利通(大久保一蔵)が言っているのでした。

 

隆盛も分かっていましたが、戦でたくさんの人を死なせてしまった自分に政治をする資格はないとの思いが根底にありました。

 

従道は「おいも戦はもう見たくなか。じゃっどん、戦わずして勝つほどの強か軍がなくてはならんのじゃ!」と従道は兄の隆盛に力を貸して欲しい!と懇願します。

 

吉二郎の死。まだ幼い息子たち。様々な事を悩み抜いた末に隆盛は出した結論は?

隆盛は家族に言いました。「東京へ行こうと思っちょ」と。

糸は真っ先に反対しました。大島から引き取ったばかりの菊次郎を置いていくなどありえないし、愛加那に対して申し訳が立たないと涙目で訴えます。

 

すると突然菊次郎が立ち上がりました。「東京へ行ってくいやんせ!父上。おいもいつか父上のようになりたか。民のために働きとうございもす」と言い切ります。

さらに糸に対して「母上。父上の東京行き、許してたもんせ」と言うではありませんか!

菊次郎はこの時、父の隆盛のことを少しだけ理解できた気がしたのでした。

 

大河ドラマ「西郷どん」 10月21日第39話の感想!

 10月21日の放映を見終わったら書きたいと思います!

遂に最終章が始まりましたあ!(前回泣き腫らした目も復活です!)

オープニングも一新されて、いよいよ西郷隆盛の最後の人生が描かれていくんだなってちょっと緊張しました笑。

 

最後の47回まで、残り8回となります。寂しいですが、しっかりと見ていきたいと思います!

 

冒頭、ナレーターを務めていた西田敏行さんが演じる菊次郎が登場です!良い演出です。

「私が~」ってナレーションが入るのがちょいちょい気になってしまうのはご愛嬌ですね。

この場面は、原作の始まりの場面と同じだってちょっと喜んじゃいました。

ここで出てきたか!って感じです。

 

前市長で時代考察の磯田さんが出演なされていたのには驚きです!いいぞっ。

 

菊次郎を薩摩に迎えに行った糸と愛加那との対面。これはその時代ならではな人間模様ですね。

二人の心の中を察すると、本音と建前の間を行ったり来たりしていたんじゃないかなってひしひしと伝わってきました。この辺りの描写はさすが脚本家の中園さんの本領発揮だなって思いました。

 

そしていっつもふふふと笑わせてくれるのは、島津久光と西郷との対面です。

久光はいい味を出していると感じます、

海江田に同意を求める久光と、微妙な返事をする海江田の空気感が笑えましたあ笑笑

笑えるといえば、川口雪篷の髪型!ナポレオンか?!

 

一転、横山の叫びは悲痛でしたね。命を投げうってでも訴えるその決意の凄まじさ。画面を通じて伝わってきました。こんな男たちが多い薩摩隼人を抑えられるのか?西郷隆盛!

従道の東京への誘いもあり、悩む隆盛でしたが、菊次郎の一言!あれは強力でしたねえ。

父、西郷隆盛は、自分の息子の力強い意志を強く感じたことでしょう。

私も父ですが、こんな事言われたら泣いちゃいそうです。

そして、隆盛が子供を見つめる目。桜島のように大きく見守る目って言うんでしょうか?すっごく良い表情だと思います。

次回以降、政治がまた大きく動いて行きます。

みる側も心して、かつ楽しみにしていていきたいです!

大河ドラマ「西郷どん」 10月21日第39話の視聴率は?

リアルタイム視聴率は水曜か木曜に更新致します。

アルタイム視聴率:12.3%

★タイムシフト視聴率

★総合視聴率

全話の視聴率をご覧になりたい方はこちらを!⬇

2018大河ドラマ「西郷どん」全話視聴率掲載!超えろ「篤姫」!

 

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